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「ジュラシック・パークⅢ」★★★ [映画日記]

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恐竜見たい。


ザウルス見たい!


こないだ観た「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に脳が刺激されてしまいました。


脳がやられたんですよ!


2001年の旧作を再生してみたところ。

やっぱり、恐竜映画にサム・ニールが出てくると落ち着きますな~。


恐竜ジジイ万歳ですよ!


サム・ニール演じるグラント博士は、眼力がものっすごく鋭いですファッションはダッサダサだけども!!


シリーズ1作目を手がけたスティーヴン・スピルバーグ監督らしいキャラクター・デザインだな~、と改めて思いました。

スピルバーグって、ダサいキャラを生み出すのが上手ですからな。


ダサさの天才ですから!(←ホメ言葉)


今回のシリーズ3作目は、マイケル・クライトンの原作からも、スティーヴン・スピルバーグ監督の演出からも、初めて離れたジュラシック・シリーズ。

だから、恐竜に食われるのは悪人じゃないし、恐竜再生を通しての社会風刺も薄いです。


「ジュラシック・パークⅠ」の中から、甘めな娯楽要素だけを抽出した感じでしょうか。


甘い蜜だけ吸ったんですよ!


怖いけれど、どこか、のどかで楽しい、コワ・楽しい恐竜映画に仕上がりました。


上映時間も94分と短いし~、公開当時は物足りなく感じた作品ですけも。

今、改めて観ると、名場面は多いし、コレはコレで気軽でいいかも~。


サクッと観れる恐竜映画なんですよね~。


忙しい朝に便利な恐竜映画なんですよ!


恐竜の怖さを熟知している役のサム・ニールとは対象的に、恐竜をナメた人間役としてウィリアム・H・メイシーが登場~。

正反対のキャラクター2名が作品にコントラストを与えてます。


クラクラすんよ、オッサン・コントラストで!



ウィリアム・H・メイシーの元妻で、恐竜に襲われてキャーキャー言う役は、ショートヘアが似合っているティア・レオーニですけども。

このように、基本的にワイワイガヤガヤ騒ぎながら恐竜から逃げまわる中心人物はオッサン&オバハン。


こんなんじゃ、恐竜に嗅ぎつけられちゃうかもよ加齢臭!


後に「ジュラシック・ワールド」シリーズとしてリブートされる際、映画会社の人が「キャスティングを若返らせたい」と思う気持ちが少し分かりました。


いろんな旧作を観直すと、出演者の中に売れてない頃のスターを見つけることがあり、お宝映像を発見したかのような楽しみもありますけども。

今回、売れてない頃のスターは見当たらず。


脇役で若手俳優も出演してましたけども、彼らはブレイクしないまま現在にいたる!


生き残るのは大変だと思いました、恐竜が住む島芸能界も~。



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「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談」★★★☆ [映画日記]

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暑いでんな毎日毎日毎日毎日~!


「こんな時はホラー映画でも観て涼んだろ。ひんやりしたろ」と、軽い気持ちで劇場入りしたのですが。


ニヤニヤしながら券をもぎられたのですが!


上映が始まると、そんなボクちゃんの表情は凍ついた。


凍てついたわい!


この映画こわい!!


あんまり怖いから、本編の3分の2くらいはスクリーンから目をそらしていたのですが、どうしてもオバケ映像が視界の隅に飛び込んでくる。


食い込んでくんのバケモンが!


ゾッとしすぎて、誰もいないはずの隣の席にも何かいるような気がしてきました。


ボクちゃん、もうお家に帰りたい!


たまらん!!


西洋のホラー映画なんて、日本文化との隔たりもあり、馴染みが薄いから怖くないものですが。

今回の英国作品は、日本人でも怖いと思えるシンプルなシチュエーションの連続で良い感じに怖かったです。


物語は、「アンチ超常現象」の学者さんが、3件のオカルト事例を検証する、というもの。


3種類も恐怖が味わえんの、おトク!


1件目は「廃墟の夜警編」、2件目は「闇の山道ドライブ編」、3件目は「深夜の子ども部屋編」という、充実のラインナップ。


物語のキーになる時間帯は午前3時45分なんですよね~。

日本のオカルト・アワーは丑三つ時(午前2時くらい)だから、今回の恐怖時間って遅い、というか、朝寸前なんですよね~。


朝っぱから大変ですよ、エゲレスは!


一番怖かったのは、1件目の「廃墟の夜警編」でした。


1件目からボクちゃん、恐怖のどん底に突き落とされたんですよ早速!


2件目の「闇の山道ドライブ編」も怖いと思っていたけれど、後になって思い返してみれば、ちょっとファンタジーっぽかったし、そうでもなかったのかな。

しかし、恐怖演出は冴えていたと思います。


3件目「深夜の子ども部屋編」で中心人物を演じたのはマーティン・フリーマンですよ、スター様!


マーティン・フリーマンってポップな存在だし「きっとリアルな恐怖なんて表現できやすまい」と思っていたのですが。


ナメててすまん、怖かった!


深夜の子ども部屋から物音がする場面だけで、ボクちゃんお漏らし寸前。


もう、いつ管がゆるんでもおかしくない状態~!


「深夜の子ども部屋編」の舞台は自宅内なので、親近感のある恐怖感なのでした。


この作品の原作は、本国でヒットした舞台劇だそうで。

そう言われてみれば、舞台っぽい構成だったと思います。


「人は見たいものを見てしまうのではないか」という現実的な仮説が、冒頭からラストシーンまで息づいています。


それでいて、幻惑的な悪夢感もバッチリで、リアルと非リアルの境目をボカした凝った内容だったと思います。


舞台の作家が、今回の映画化でも監督・主演しているということで。


アンタも一発当てて化けたわな、オバケ作品だけに!


自宅に帰宅後、夜中に尿意をもよおし目覚めたボクちゃん。

お便所に行く途中、怖くて時計が見られませんでした。


もしも時計が午前3時45分を指していたら、どうしよう。


恐怖のあまり、お便所にたどり着く前に放尿してしまうでしょうな!




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「グッバイ・ゴダール!」★★★ [映画日記]

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ジャン=リュック・ゴダール監督のことを、よく知らないのですが。


手がけた作品も観たことナーイ!


そんなボクちゃんでも楽しめるのか心配しましたが問題ナーイ!!


ゴダール監督の結婚生活を軽快に再現した作品です。


チュッチュチュッチュしたりする話!


ゴダールの嫁って19歳だったんですね~。


幼な妻ですよ!


まずは嫁の若さにビックリしました。


物語の中盤までは、ゴダールの政治的な思想やデモの様子が描かれていて、なんとなく退屈~。

デモの描写なんて、大勢のエキストラを使った大規模ロケ。


ガヤガヤしてんの!


・・・にもかかわらず観ながら退屈になる、って逆にスゴイです。


だんだん夫妻の心がすれ違い始める中盤以降は、ゴダールが思いっきりイヤな奴に。

肉体的な暴力はふるいませんが、言葉の暴力がひどいわな。


手に余るわな、お口が達者な殿方は!


数々の暴言に嫁もア然としてました。


ドン引きですよ!


だんだん険悪な仲になってくると、退屈さは消えて目が冴えました。


ボクちゃん大好物なんで、痴話げんか!


原作はゴダール監督の嫁アンヌ・ヴィアゼムスキーが書いた自伝的小説ということで、物語も完全に嫁目線。

個性的な鬼才を傍観する普通っぽい女子、という構図が面白いのだと思います。


序盤の「ガヤガヤしているのに退屈な空気感」って、もしかして嫁の気持ちを表現していたのかな~、と思ってしまいました。


一応、裸を使ったギャグ(らしきもの)も取り入れたコメディ調の場面もあるのですが。


裸ネタですよ!


出演者たち、まー見事に上から下までスッポンポン。


そのまま真正面で気をつけ〜っ!


「よくやってるな~」と感心しましたけども。

大体のギャグが笑えない。


笑えたとしても苦笑い。


スベりまくり!


ものっすごい脱ぎ損でした!!


監督は「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウスですけども。


アンタ、笑いのセンスはゼロかもよ!


絶対売れない、芸人ならば!!(←監督として大成功しているので大丈夫ですか)


嫁役を演じたステイシー・マーティンは魅力全開。

ミニスカートもよく似合ってました。


彼女が過去に出演した性大作「ニンフォマニアック」シリーズに引き続きセクシーな役どころ。

ここまで体当たりの演技を、この若さでやれる女優は世界中で彼女くらいだと思う〜。


そして、年がいってるのに10代に見える女優は、アンタ安達祐実くらいですから~!



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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」続編も製作中。主演2人の「太りやすい体質」は心配〜。 [映画写真日記]

いや〜恐竜映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」な〜。
楽しかったですけども。
 
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すでに、2021年に公開予定の続編が製作開始〜。
 
今回、出番がちょっとしかなかったジェフ・ゴールドブラムも、続編では活躍するかな?
こちらのお写真は今回のジェフ・ゴールドブラム出演場面。
なんだか胡散臭いおじさんになりましたな〜。↓
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お屋敷の家政婦役で出てきた女性はジェラルディン・チャップリン。
チャーリー・チャップリンの娘さんなんですね!
こちらのお写真、左がジェラルディン。
そう言われてみればお父さん似かも〜。
虫柄のシャツが似合ってんよ!
お写真の右はチャーリー・チャップリンのお孫さんで、女優のドロレス・チャップリンです。↓
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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」での劇中では、ヴェロキラプトルのブルーがアイドル化。
まるでかわいいペットですよ!
個人的には、恐竜は恐怖の対象でいてほしいんだけどな〜。↓
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あんまり恐竜が人に懐くと、だんだんこんなふうになってきそう〜。↓
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ヒロイン役のブライス・ダラス・ハワードは、近年、激太りしているらしいですね。
こちらのお写真では、よりによってドレスの色に「豚色」をチョイス。↓
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こちらのお写真は、最も太っていた頃。
原型がなくてショック〜。↓
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主演のクリス・プラットも離婚後に太ってきて心配〜。
女性絡みの話題では、なんとアーノルド・シュワルツェネッガーの娘、キャサリン・シュワルツェネッガーとピクニック・デートをしたという。
なんとも微笑ましいカップル〜。
クリス・プラットがアーノルド・シュワルツェネッガーの義理の息子になるとしたら…。
ネタとしては最高にオモローイ。↓
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ちなみに、こちらのお写真がアーノルド・シュワルツェネッガー一家。
みんなキレイ〜。
シルベスター・スタローンの家族も全員キレイなんだよね〜。
アクション・スターは美女を抱くから、できた子も美しいのかも。↓
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ブライス・ダラス・ハワードもクリス・プラットも、太りやすい体質だから、続編までには体重を整えてほしいところです。
こちらのお写真のブライス・ダラス・ハワードは、ドレスの柄を、よりによって「横しま<ワイド>」をチョイス。↓
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2人が太ったまま続編に出演することになったら、タイトルは「ジュラシック・ワールド/太りやすい王国」になっちゃうかもよ!
 
最後は、デブタレント時代のクリス・プラットのお写真です。
それでは〜!↓

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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」★★★ [映画日記]

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夏にピッタリ、そうめん、恐竜、アブラゼミ!


恐竜映画シリーズの新作ですけども。

ちょっぴり怖い場面が良い感じ。


ひんやりすんよ!


後半以降、恐竜が悪人を退治する場面がたまらん。


悪役=食われ役!


食われシーンで気分スッキリ~。


今回も名・食われの連続〜!


恐竜の食いっぷりも良かったです、豚丼をかき込むラグビー部員みたいで!!


全体的な出来はまあまあでした。

旧「ジュラシック・パーク」シリーズへのオマージュが満載だったところは楽しかったです。


かつて旧シリーズで観たことのある場面が、最新の映像技術でアップデートされた感じでした。


そして、旧シリーズを仕切っていたスティーヴン・スピルバーグってスゴイ人だったことを再認識。

恐竜の出現場面やスリラー場面など、臨場感のある演出はスピルバーグの方が上~。


やっぱりアンタが大将 by海援隊〜!・・・と思いました。


恐竜も今風にメカっぽく進化しすぎちゃって、太古のロマン風味いっぱいのテーマ曲が浮き気味に。


ダンス・バージョンにアレンジした方が合うかもよ、「ダンシング・ヒーロー」みたいなやつに!


他作品では愉快な演技をするクリス・プラットが、まるで別人のような二枚目路線で活躍するのも特徴のシリーズですけども。

今回は、やや愉快なテイストを入れてきたかな。


カドが取れたわな、煮すぎた豆腐みたいに!


ヒロイン扱いのブライス・ダラス・ハワードと共に、キャラクター性は弱めでした。


前作では、キャラクターをワイルドに見せるためか、クリス・プラットがバイクの修理をする場面がありましたけども。


男っぷりを上げたんですよ、機械油で!


今回のクリス・プラットは、自分で丸太から板を作り、家屋を組み立てながら登場してきて笑ってしまいました。


DIYですよ、母屋から!


西洋の男性キャラが野性味を出したときは、だいたい車両か丸太を使って演出するんですよね~、分かりやすいです。


とくに必要性のないキャラクターとして女児も登場しましたけども。


お子さま客の食いつき要員ですよ、エサ要員!


女児がお家の中で怖い相手から逃げるときには、「床に這いつくばり」!


四つんばいですよ、「ジュラシック」シリーズお約束の!!


大人キャラは、お家の中で怖い相手から逃げるときには、こそこそと物に隠れての「かくれんぼ」スタイル。


そんな「這いつくばり」「かくれんぼ」場面を観て、「あ~、今ジュラシック映画を観てるんだな~」という満足感に浸りました。


ひとりぼっちになった女児がクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードと出会ったとき、何の躊躇もなくクリス・プラットの方に抱きついたときも笑ってしまいました。


男を選んだわい、あの子!


そのまま女児はブライス・ダラス・ハワードには懐かないまま終了~!!


あの女児には明確なオチがありませんでしたけども。


この先の人生もうまくやって行くような気がします。



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「ジーサンズ はじめての強盗」★★☆ [映画日記]

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2017年の作品ですけども。

素晴らしい邦題。


邦題頼りの映画~!


メインキャストは、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンですよ。


世界の3大翁!(←「世界の3大珍味」調で)


細々ではあるものの老後を楽しんでいる3人に、金銭トラブルが発生して始まる物語。

なんと企業の都合で年金が消失することに。


年金がパー!


これは悪夢ですよ。

もし老後の自分が同じ目に遭ったとしたら・・・と思うと怖いわい。


そんなことになったなら、ボクちゃんもう舌を噛んで死ぬしかないもん!(←江戸時代かい)


たまり場になっている食堂で、金欠のために食べたいパイを我慢する3人。


ケチるしかないんですよ、焼き菓子も!


しかし3人は「パイくらい食べる人生を送りたい」みたいな気持ちになり、銀行強盗で一攫千金を狙うことにする、という豪快な展開に。

老人版クライム・サスペンスという趣向が楽しいのですがね~。


邦題は若々しくも結局は老人映画〜!


老人キャラに危機感がなくてユルいです。


「水戸黄門」みたいな安全感ですよ!


3人を追うFBI捜査官も、たるんどる。

アンタら、爺さん3人くらいパパッと捕まえなよ~!


なんだかFBIが「やっぱり爺さんには、かなわない。年の功だ」みたいな、負け犬みたいな空気になってるんですけど~?!

爺さん相手に成果を上げられないFBI捜査官にイライラしてしまいました。


そんな、牧歌的なサスペンス作品でしたけども。

映画と老人の相性ってバッチリだわな。


顔のシワから出てます、スゴイ味!


3人の佇まいは、流石の存在感。


いるだけで絵になる存在・・・それがジジババなんですよ!


モーガン・フリーマンは、離れて暮らす孫娘とスカイプするだけで涙目に。

孫に対する見守り感も自然と出ています。


観ながら、「爺さん、もっと孫と話ができるといいね。もっと孫を抱けるといいね」と同情していまいました。


感動シーンも簡単なんですよ、ジジババなら!


あと、3人が一緒にテレビを観ながらおしゃべりしたり、手料理を食べたあと、そのままお泊りしたり。

仲良し場面にほっこりしました。


癒やされたわい、爺さんに!


最初は「いつか老人になったら、こんな退屈な生活をすることになるのかな。いやだな」と思ってましたけど。

仲良し場面を観ると「こんな老後もいいかもしれない。もうこれでいい」と思い直してしまいました。


あきらめに近い気持ちですよ!


老後に夢なんてナーイ!!


3人のうち、主役はマイケル・ケインなんですよね~。

マイケル・ケインのおなかがデップリと出ていて、なんかショックでした。て

っきり、おかなはスッと平たいのかと思っていたので。


「はらたいら」なイメージですよ!


そして、ずっと前に観た「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」と同様、マイケル・ケインが頭までお水に入る場面があってビックリ。


そんな場面は無くてもいいのに、なぜだ?!


どういうわけか映画のスタッフが、マイケル・ケインをお水に入れたがる傾向。


しかも脳天まで!


あの年で冷水は毒なのにねぇ。



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「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」★★★ [映画日記]

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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観たかった。
 
恐竜さんに会いたかったけど今はダメーーーッ!
 
どうしてもTOHOシネマズに「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」を観に行かねばならぬ。
さすれば劇場の入場口で、スマホゲーム「ポケモンGO」の「ひじょうに珍しいポケモンがもらえるキャンペーン参加券」がもらえるから。
 
券が欲しいんですよ、あの紙が!
 
のどから手が出るほどに欲しいんです、あのビラ!!
 
ボクちゃん、ポケモンの大ファン。
 
頭の中の90%はポケモンのことを考えてますから!(←もっと恥じて)
 
だから「ひじょうに珍しいポケモンがもらえるキャンペーン参加券」は重要書類。
 
最高機密文書ですよ!(←ペンタゴン・ペーパーズかい)
 
大体のポケモンファンは「ひじょうに珍しいポケモン」という言葉に弱いわな。
 
「ひじょうに珍しい」という部分がたまらん!
 
「ひじょうに珍しいポケモン」のためなら何でもするんですよ、ワテらみたいなポケモン・バカは!!
 
しかしボクちゃん、ゲームのポケモンは大好きですけども、アニメのポケモンには興味ゼロ。
だってそんなのゲームの宣伝じゃん。
 
ゲームのプロモーション・ビデオじゃん所詮!
 
…と思いながらも、映画の鑑賞料金は払ったし~、仕方なく、人生で初めてのアニメ映画版ポケモンを観ることにしたのですが。
 
観てみたら結構楽しい~。
 
確かに、この映画はゲームのプロモーション・ビデオであることに違いない。
違いないけども、これは最高のプロモーション・ビデオですよ。
 
観終わるとウキウキして、またポケモンのゲームで遊びたくなる。
 
一層のポケモン・バカになれるんですよ!(←洗脳ビデオかい)
 
劇中では、大人も子供もポケモンが大好き。
その世界では、数多くの種類ポケモンが生き生きと暮らしているんですよ、キャッキャ、キャッキャ、キャッキャ、キャッキャ!
 
そのポケモンの動き、仕草、鳴き声…。
 
全てが愛おしい!
 
劇中の女子キャラが、大人の男性に携帯画面を見せて「この珍しいポケモンを探してます。(いますか?)」と尋ねると。
劇中の大人の男性は「なんだ、普通のイーブイじゃないか」と即答。
大人がポケモン用語を熟知しているという、ステキな世界観に感動~。
 
涙出たわい!
 
ああ、ボクちゃんもその世界に住みたい…。
どうせ今の日本なんて、将来は、もらえる年金だけじゃ暮らしていけやすまい。
 
ボクちゃんもポケモンの世界に行って、肩の上にピカチュウを乗っけて暮らしたい。
 
そしてもう日本には帰ってきたくナーーイ!…そんなふうに思いました。(←もっと恥じて)
 
ポケモン・ワールドでの主人公は、男児サトシですけども。
ボクちゃん、アニメ版サトシを今回初めて観たのですが。
 
古臭いファッションで、いちいち「ポケモンパワーだぜ!」「友達になろうぜ!」とか叫んでいて暑苦しい~!
 
猛暑日には合わぬ子~!!
 
こういう子はボランティア活動をさせるとよく働くと思いました。
 
よく拾い集めてきそうな子でした、缶ゴミを!
 


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「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」★★★☆ [映画日記]

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昔の感覚って恥(シェイム)だわな。


顔が赤くなんよ!


1973年に行われた、テニスの男女対決試合が描かれている作品ですけども。

昔の感覚が、こんなにも現代と違うとは。


昔は男性の「男性優位」意識があからさま。


あけっぴろげですよ、おっぴろげ!


劇中、テニス協会のお偉い男性が、女子選手に面と向かって「女子テニスの大会なんて、賞金は格安でいいっしょ」みたいなことを言ってますよ。

「男子テニスの方がオモロイし」みたいな。


平気で言えてんの、おすまし顔で!


まるでコメディみたいな有様でした。


そんな報酬格差が発端になった物語。

女性をバカにした男性社会にキレた女子選手ビリー・ジーン・キングが主人公。


キレた芸が光る子ですよ、キレ芸人みたいに!


まずは「ビリー・ジーン・キング」という名前がカッコいいです。


まるで響きが「メリー・ジェン」byつのだひろですよ!


既婚のビリー・ジーンなのですが、徐々に同性愛に目覚めていく過程も映画的。


内なる「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」ですよ!


まるで映画化されるべく生まれてきたようなお方でした。


女性の愛人ができたビリー・ジーン。

ビリー・ジーンの夫が、嫁の浮気を一瞬で悟る、という察しの良さにビックリ。


察しが良いというか~、ビリー・ジーンが泊まっているホテルの部屋に入ったら、玄関先にブラジャーが落ちていていたから浮気に気付くのですが。


まー誰でもピンとくるか~、玄関先にブラが落ちてたら!


というか・・・ビリー・ジーンさん、アンタもブラくらいタンスの中にしまっときなよ!!・・・とも思いましたけども。


嫁の浮気を知った後の旦那も、包容力を全開にして嫁をサポート。

その落ち着いた態度が素晴らしかったです。


取り乱さないんですよ!


あの旦那は良くできた旦那だと思いました一見バカそうだけども!!


男性優位主義の代表みたいな男子テニス選手ボビー・リッグスに、果し合いのような男女対決試合を申し込むビリー・ジーン。

そのテニス試合の映像クオリティが最高~。

本物の試合みたいにハラハラ・ドキドキ。


劇場内のお客さんの中には、試合に夢中になりすぎて思わず「パン」と手を打つ人もいましたよ。


興奮してなすっていたわい!


ボビー・リッグス役はスティーヴ・カレル、ビリー・ジーン・キング役はエマ・ストーンが演じておりますけども。

今回はエマ・ストーンの器用さが際立っていたと思います。

レズビアンのテニス選手という難易度の高い役を、それっぽく見せていて感心~。


キマってましたし、玉打ちも!


玉を打ったり返したりしたあとのリアクション、コート内での佇まい、全てに何の違和感もありません。

それがエマ・ストーンだということを忘れてしまう見事な仕事ぶりでした。


作品のメイン・テーマは「男女の戦い」でしたけども。

裏テーマとして「男×女」「女×女」「(ついでに)男×男」の愛も描かれているんですよね~。


性の戦いを性愛が支えているという皮肉。


性問題とは、なんともひねくれたものですね。




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「エヴァ」★★☆ [映画日記]

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「エル ELLE」で怪演したイザベル・ユペールが出演している、っていうので期待していた作品なのですが。


「エル」の次が「エヴァ」なんですよ、ゴロも良い!


しかし期待しすぎました。


はしゃぎすぎたわい!


若い男性作家が、妖艶な女性の虜になってしまうという物語。

まあまあ普通の、ミステリアスな作品に仕上がっておりました。


妖艶な女性エヴァを演じているのがイザベル・ユペールなのですが。


なんと設定が娼婦~!


「アタイを抱きたきゃ早くしな。酒付きで3万円だよ」みたいなことを言うキャラクター。


アンタ、この人65歳ですよ!


アラセブでのセクシー路線にビックリ仰天。


まるでヨコハマメリーですよ!


イザベル・ユペールには入浴シーン、湯上りシーンも多かったです、さすがにボインは出しておらず刺激はありませんが。


エヴァって40代くらいの設定なのかな~。

演じるユペールの化粧が盛り盛りで若作り。


寝ている場面でも化粧バッチリ。


頭からお水につかっても化粧バッチリ、くずれナーイ!


通常の場面でも、いくらか光は多めに当ててもらっている感じですよ岩下志麻みたいに!!


肌感に関しては一切のスキがありませんでした。


態度も堂々とした娼婦っぷりで、感じは出ておりましたけども。

別にエヴァ役は、わざわざイザベル・ユペール様が演じなくていい気も。


他に40代の女優さんで、エヴァ役がやれる人材はゴロゴロいる気もいたしました。


もはやイザベル・ユペールの挑戦企画みたいになってるのかな~?


ギネス認定への挑戦ですよ「何歳まで抱かれ役をやれるか」っていう!


性記録だわな!!


若い男性作家ベルトラン役を演じているのはウリ坊ですけども。(←ギャスパー・ウリエル)


今回のウリ坊はイケメン・オーラが全開。

見た目がものっすっごい男前で、抱いてるガールフレンドも美人でカワイイ~。

だけど中身が無い男役なんですよね~。


中が空なんですよ、ピーマンみたいに!


そんなイケメン作家役のウリ坊がイザベル・ユペールを抱きたがるという絵づらが、なんかスゴイというか~。

まるで母子みたいで変な感じ~。


妙な2人~!


劇中でウリ坊がイザベル・ユペールを抱きたがるたびに、「ちょいとウリ坊、よく考えな。相手の年齢は65だよ!・・・と忠告したい気分になりました。


耳打ちしたい気分ですよ、あの人の実年齢!


しかし冷静に考えてみたら、ウリ坊の方がマニアだったんだよね~。


ウリ坊が老け専だった、っていう話!


ウリ坊とイザベル・ユペールの顔合わせは豪華な感じで日本ウケしそう。


名前だけで客が取れるんですよ、世界で!


広くて浅い客層にアピールできる、ライトなエロチック作品でした。



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「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」★★★ [映画日記]

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舞台は、米国に実在するウィンチェスター・ミステリー・ハウスですよ。


幽霊屋敷ですよ、ホントにオバケが出るんだってさギャーーッ!


「霊もの」は苦手なボクちゃん。


霊だけはイヤーーーッ!


そんな映画を観てしまうと、夜眠れなくなりますので。


夜尿も心配ですので!


しかし今回の作品にはオスカー女優のヘレ美が出演しているというので観てみることにしました。(←ヘレン・ミレン)

ヘレ美がホラー作品に主演するのは初めてだそうですよ。


お初ですよ、長い人生で!


ヘレ美は、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの主人役。


屋敷のオババですよ!


物語の冒頭では、まだ姿を現さぬヘレ美。

しばらく待っていると、黒いベールをすっぽりかぶったヘレ美が出てくるも、そのお顔は見せませぬ。


さらにしばらく待っていると、ベールをめくってヘレ美が出たーーっ!


ジラして出てきたわい、「ジュラシック・パーク」のティラノザウルスみたいに!!


顔を出した後は、たま~に霊と交信するヘレ美。


新鮮でした、イタコ演技!


近年に出演した映画の中では、安めの演技をするヘレ美。

一体誰に頼まれて、こんな映画に出なすったのかは知りませんが。


役のモデルになった実在の女主人て、なんとなく見た目がヘレ美と似てるんですよね~。

最適な配役であることには違いありません。


そしてヘレ美のおかげで作品レベルは上がってる。

ホラー映画を観ているはずだけど、なんだかもっと、まともな人間ドラマ作品でも観ているかのような気分になりました。


ヘレ美効果ですよ、オババ効果!


こんな作品ですが、ヘレ美だけは最高なのでした。


この役を日本人が演じるとしたら、美輪さんでいいんじゃないかな~。


ヘレ美の名前に釣られて出演を承諾したのか、ジェイソン・クラークも出ていますけども。

屋敷に滞在して、ときどき出てくる幽霊にビックリする役のジェイソン。


もはや、おどかされ屋!


ジェイソンは幽霊を目撃するたびに、気持ちよく飛び上がってましたカエルさんみたいに!!


ボクちゃんは、幽霊が出そうな場面になると下を向いていたので、さほど驚くこともありませんでした。


今回のホラー映画はあまり怖くなかったな~。(←そりゃそうだ、下を向いてたんだから)


作品中の、どこまでが実話なのかは分かりませんが。

古い屋敷を24時間休みなく増築し続けている、という設定がクレイジー。


エンドレス・リフォームですよ!


増築の結果、迷路と化した屋敷内。

不気味と言えば不気味だけど、子どもが探検して遊びたくなりそうな楽しい間取りでした。


だけど木造だし、建てつけは悪そう~。


も怖いけど、地震での被害も怖そうでした。




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