「ジュラシック・ワールド/炎の王国」★★★ [映画日記]
夏にピッタリ、そうめん、恐竜、アブラゼミ!
恐竜映画シリーズの新作ですけども。
ちょっぴり怖い場面が良い感じ。
ひんやりすんよ!
後半以降、恐竜が悪人を退治する場面がたまらん。
悪役=食われ役!
食われシーンで気分スッキリ~。
今回も名・食われの連続〜!
恐竜の食いっぷりも良かったです、豚丼をかき込むラグビー部員みたいで!!
全体的な出来はまあまあでした。
旧「ジュラシック・パーク」シリーズへのオマージュが満載だったところは楽しかったです。
かつて旧シリーズで観たことのある場面が、最新の映像技術でアップデートされた感じでした。
そして、旧シリーズを仕切っていたスティーヴン・スピルバーグってスゴイ人だったことを再認識。
恐竜の出現場面やスリラー場面など、臨場感のある演出はスピルバーグの方が上~。
やっぱりアンタが大将 by海援隊〜!・・・と思いました。
恐竜も今風にメカっぽく進化しすぎちゃって、太古のロマン風味いっぱいのテーマ曲が浮き気味に。
ダンス・バージョンにアレンジした方が合うかもよ、「ダンシング・ヒーロー」みたいなやつに!
他作品では愉快な演技をするクリス・プラットが、まるで別人のような二枚目路線で活躍するのも特徴のシリーズですけども。
今回は、やや愉快なテイストを入れてきたかな。
カドが取れたわな、煮すぎた豆腐みたいに!
ヒロイン扱いのブライス・ダラス・ハワードと共に、キャラクター性は弱めでした。
前作では、キャラクターをワイルドに見せるためか、クリス・プラットがバイクの修理をする場面がありましたけども。
男っぷりを上げたんですよ、機械油で!
今回のクリス・プラットは、自分で丸太から板を作り、家屋を組み立てながら登場してきて笑ってしまいました。
DIYですよ、母屋から!
西洋の男性キャラが野性味を出したときは、だいたい車両か丸太を使って演出するんですよね~、分かりやすいです。
とくに必要性のないキャラクターとして女児も登場しましたけども。
お子さま客の食いつき要員ですよ、エサ要員!
女児がお家の中で怖い相手から逃げるときには、「床に這いつくばり」!
四つんばいですよ、「ジュラシック」シリーズお約束の!!
大人キャラは、お家の中で怖い相手から逃げるときには、こそこそと物に隠れての「かくれんぼ」スタイル。
そんな「這いつくばり」と「かくれんぼ」場面を観て、「あ~、今ジュラシック映画を観てるんだな~」という満足感に浸りました。
ひとりぼっちになった女児がクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードと出会ったとき、何の躊躇もなくクリス・プラットの方に抱きついたときも笑ってしまいました。
男を選んだわい、あの子!
そのまま女児はブライス・ダラス・ハワードには懐かないまま終了~!!
あの女児には明確なオチがありませんでしたけども。
この先の人生もうまくやって行くような気がします。