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「ターミネーター:ニュー・フェイト」★★★ [映画日記]

TerminatorDarkFate.gif


冒頭、「ターミネーター2」(1991年)劇中の、サラ・コナーがイラついている映像が流れるのですが。


「近い未来に戦争が始まんだよ。アンタたちも死んじまうんだからね!」みたいなことを言う場面ですよ。


たった数十秒でしたが、見入ってしまいました。


魅了されたわい、女のイラつきに!


そんな名作の続編が、今回の「ターミネーター:ニュー・フェイト」。

これまでも、「ターミネーター2」の続編を作っては失敗しておりましたけども。


またしても新たな続編を作ったんですよ、性懲りもなく!


なんてしぶとい。


あきらめを知らぬご商売!


叩いても叩いても動き回る、ゴキちゃんみたいなシリーズですけども!!


今作は、なかなか良いところまでいってます。

アクションは、まあまあ壮絶だし、敵もしつこくて、いかにも「ターミネーター」らしい、それっぽい場面のオンパレードでした。


「ターミネーター」のお味がたっぷり。


エキスが出てんよ!


新味として、ターミネーターと互角に戦える強化人間が登場〜。


メカ女ですよ!


演じているのは、マッケンジー・デイヴィスですけども。

ブロンドのショートヘアに、白いTシャツが似合っていて、動きもシャープでカッコいい〜。


レズビアン界を征服できる魅力〜!


ボクちゃんの中の「抱かれたい女優ランキング」の上位にも食い込んできたわい!!


そしてリンダ・ハミルトンがサラ・コナー役として復帰。


これは大復活ですよ、ゴジラモスラがリブートされたみたいな!


仕方ないけど、ハミルトンの老けっぷりには衝撃。


老婆じゃん!


声もガラガラで、めちゃめちゃ低音。


このまま「エクスペンダブルズ」に入っても遜色ないオッサンぶりでした!


ハミルトンと旧型ターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガーが横並びで銃撃している場面を観たときは「ああ、こんな日が来るなんて」と感無量になりました。


そんなサラ・コナーですがね〜。


まーね、別にいなくても影響のないお話でしたな〜。(←扱いは主役です)


鑑賞中は、アクションが盛りだくさんで楽しいな〜、と思っていたのですが。


帰宅して、冷静に思い返してみれば。

続編と言いながら、筋書きから、キャラクター設定、アクション、ギミック演出など、最初から最後まで大体が「ターミネーター2」のままじゃん。


基本的に同じ展開じゃん!


ああ、その先の話が観たいのに〜!!


ただ「ターミネーター2」とは見た目は違う。


キャラクターの人種と性別を変えただけ!…っていう。


主要人物が女性になって、まさかの「おんな映画」として蘇ったわい!


多様化が求められているエンターテインメント界。

人種や性別を重視されては、作品の感想も悪く言えんわい。


上手な口封じですよ!


「ターミネーター2」の続編というよりは、時代に合わせたアップデート版という感じでした。



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「ウィッチ」★★★ [映画日記]

TheWitch.gif


2015年のホラー作品です。


主人公の名前はトマシンですよ、トマシン。


イソジンじゃありませんから!


トマシン役を演じているのは、M・ナイト・シャマラン監督作「スプリット」でヒロイン役だった美少女アニヤ・テイラー=ジョイちゃんですよ。


切れ長の目をした、あの子!


ホラーやスリラーに合う子なのでしょう。


日本名は恐子でいいと思う〜!


今回の作品は低予算で製作されてますが、格調高い作風で、ジワジサ怖くて、すごく良い感じ。


CG製クリーチャーなんて一匹も出てこないのに、しっかりと感じたわいオバケ!


澄んでいながらも、しっかりとしたうま味が出ている京都のお出汁みたいなもんですよ!!


監督は、元々、衣装などのデザイナーだったそうで。

そう言われてみれば、絵的なものに美術センスがあふれています。


登場人物の衣装も、なんかオシャレ。


物語を回すのは、一組の貧乏家族なのですが衣装はオシャレなんですよ!


ブラウスの首元に細いひもがついていたり、男児のコートの縫い目が凝っていたり。

細部へのこだわりを感じるデザインが目を引きました。


オシャレは誰でも楽しめるものなんですよ貧乏家族でも!


時代は1630年代、主な舞台はアメリカの荒野の一軒家。


ボロ家ですよ、うちの実家みたいな!


枯れたスタイリッシュ感あふれる映像の中、敬けんなキリスト教信者である家族が、「うちの娘トマシンは魔女なんじゃないか」と疑いはじめるという、イヤなお話。


宗教色を強めに配合しているところがミソなのだと思います。

一層の非現実感を味わうことができました。


トマシンには弟や妹が何人もいて、中には赤ちゃんもいるのですが。

そんなお子さまたちが、次々と見えない魔女の餌食に。


容赦ないんですよ、ガキンチョに!


トマシンも「もしかして、弟や妹が魔女なのかも」と疑い始めたあたりから、子役たちが怪演。


魔物に憑依されたお子さまの様子が、ヘタウマ演技と相まって、なんとも不気味なお味に。


本格派「子どもホラー」という感じの出来映えでした。


今回の場合、宗教の中での魔女(ウィッチ)って、悪女(ビッチ)と同じような意味合いで描かれています。


たぶらかすんですよ、メンズを!


7〜8歳の男児が、アダルトな魔女の元にフラフラと吸い寄せられていく様子も淫靡。

妖艶な魅力にあらがえないんですよ!


男児は、恐怖のあまり号泣したまま魔女の元に。


まるでドM!


「あの魔女、スナックでも開けばマニア客を呼べそう」と思いました。



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「永遠の門 ゴッホの見た未来」★★★ [映画日記]

AtEternitysGate.gif


画家フィンセント・ファン・ゴッホの日常と死を、独自の解釈で描いた伝記作品ですけども。


ゴッホさんがお気の毒すぎる〜!


なんともご立派な不幸ムービーでした!!


せっせと描く絵が評価されないまま、細々と生活しているゴッホさん。


貧乏ヒマなし!


しかもゴッホさんは、周囲の人々からイジメられてるんですよね〜、大人から子どもまで幅広く!


小学生くらいの子どもなんて、ゴッホさんに石を投げてましたから「やーい、やーい」と!!


そのうち、精神病の治療施設に入ったゴッホさん。

マッツ・ミケルセン演じる牧師に「アンタの絵は不愉快。こんな絵はダメ」と言われてる始末。


ああマッツ、見る目が無いのはアンタの方!


ああマッツ、その絵は今、おいくら万円するのかご存知か?


家が買えんだよマッツ!…と思いました。


世に天才がつぶされた、みたいな構図。

個性が毛嫌いされる古い感覚と、理解力のない未成熟な民への批判を感じる内容でした。


ゴッホさん本人も「生まれてきた時代を間違えた」と言ってましたが、本当にその通りだと思いました。


現代ならば、インターネットを使って、いくらでも絵を見てもらえて、多様化も進み、個性的な人が受け入れられる時代ですしね。


才能があるのにツイてナーイ!


見たことないです、こんな残念な人!!


きっと本当のゴッホさんは、もうちょっと、とっつきにくい人だったと思うのですが。

そういう角が立った場面はほとんどありませんでした。


トゲトゲしていないんですよ!


純粋に絵が好きなおじさん、としてのゴッホ像で、彼に対する優しさと同情を感じるキャラクター設定でした。


ゴッホ役を演じたのはウィレム・デフォーですけども。

実際のゴッホさんの年齢は37歳で、ウィレム・デフォーは60代。


えっらく老け込んだゴッホになりましたけども。


きっと「老けて見える人」という設定なのでしょう、苦労してっから!


時々デフォーが、本当にゴッホさんに見えることがあって、その点は、さすがの演技力という感じでした。


気になりませんでしたしね、シャクレたアゴも!


ゴッホさんには心が通じている弟さんがいたんですね。

弟役を演じていたのは、キーラ・ナイトレイの元カレとしても有名なルパート・フレンドだったと知ってビックリ。


化けたもんだわな、あの子も!


監督は、画家ジュリアン・シュナーベルということで。

全体的にゆったりとした眠くなる作風なのですが。


まるで映画版・子守歌!


しかし美意識はものすごいです。

主な舞台であるアルルの風景など、空の青から、木々の緑まで、色彩がゴッホの絵画風で美しい〜。


絵画の制作風景も、姿勢や筆使い、息使いまでディティールがしっかりしていて説得力が満点。


どういうふうに絵具を塗っていたり、キャンバス上に盛っているかなどの説明もありました。


また、有名絵画のモデルが誰だったか、などの小ネタもたっぷり。


ぬかりなかったです、マニア向けの仕込みも! 



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「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」★★★☆ [映画日記]

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ホラー大作の第2弾にして、完結編ですけども。


突発的にやってくる数々の脅かし場面を観て、なんべんも飛び上がったわい、ピョンピョンピョンピョンかわいらしく!


他のお客さんたちもピョンピョン飛び上がっていて、笑ってしまいました。


みんな活きが良いよ!(←とれとれピチピチのお魚かい)


近年まれにみる、飛び上げ上手な作品でした!!


脅かし場面での演出は、暗闇を効果的に利用。

しばらく真っ暗な状態が続いて、突然オバケがドーンと出る、みたいな。


「溜め」があるんですよ、「溜め込み」が!


監督は「闇の使い手」だな、と思いました。


シリーズ1作目でのメイン・キャラクターはガキンチョのグループでしたけども。

2作目のお話は、あれから27年後が経過。


月日の経つのは早いものです、男子も女子も中年化!


彼らが久々に地元で同窓会を開いて始まる物語ですけども。


ときどき、子ども時代がフラッシュバック。


ただでさえキャラ数が多いのに、中年時代と子ども時代の場面があるから、人数2倍の倍々ゲーム!


もう、名前も覚えられないし、どれが誰やら判別不能〜。


そんな客の混乱を回避するためでしょうか、途中で少しキャラが減らされてました。


口減らしですよ!


それでも、まだ人数は多くて、さらに1人1人がそれぞれ恐怖の体験をするので、尺がスゴイことに。


本編時間は約2時間50分まで膨れ上がって、大長編化。


「アバター」かい!…と思いました。


そんな感じなので、完成度としては1作目の方が、よくまとまっていたと思うのですが、2作目もなかなか楽しかったです。


1作目の恐怖場面は、ほとんどがピエロのペニーワースが担当してましたけども。


2作目は、いろんなオバケ出てきてバラエティ。


しかもオバケのサイズがデカイ〜。

映画版「お化け屋敷」というフレコミのシリーズですが、今回はダイナミックにバージョンアップ。


「お化けアトラクション」「お化けUSJ」かという感じに!


ペニーワースの正体も明らかになって、ネタが盛りだくさんでした。


ホラー作品でありながら、ラストはしっとり、キレイにまとめ上げているろころがニクいです。


まるで文芸作品でも観たかのような後味でした、錯覚ですが!


中年グループが、幼馴染みとの絆を深める、っていうところが良いんですよね〜。

幼馴染みとの絆って特別ですもんね。


ノスタルジー要素が入っているところが、大人客としてグッときました。


原作のスティーヴン・キングが、アンティークショップの店員としてゲスト出演。


「まるでマーベル映画においてのスタン・リーだわな」と思いながら観てましたけども。


結構なセリフ量だし、ちゃんと演技していてビックリ。


オバケ役でも通用するかもよ。(←失礼)


冒頭で殺されるゲイ役を演じていたのが、まさかまさかのグザヴィエ・ドランで、出番は少ないけど大熱演。


圧巻のヤラレっぷりでしたボコボコにされるわ、お水にもまれるわ、食われるわで!



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「ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-」★★☆ [映画日記]

TheLaundromat.gif


Netflix製の映画です。


「ペリカン文書」「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」に続く文書ものですよ!


今度の文書は、あすこの文書です、パナマだかパロマだかの方!(←パナマが正解です)


実際に起こった、文書流出事件がモチーフになっています。

文書は、パナマにある胡散臭い法律事務所から流出した、とのこと。


やらかしたんですよ、変な事務所が!


文書の内容は「合法という名目で行われた脱税事例の数々」ですよ。


ズルしてカネ儲けしている者たちの行為が明らかになりました。


暴かれたわい、闇の錬金術!


スティーヴン・ソダーバーグ監督らしいユーモアを織り交ぜつつ、事例を事細かく解説した作風。


まるでセミナー映像ですよ!


やさしく丁寧に、違法行為について教えてくださるのですが…。


それでも、なんとなく分からんかった〜。


あ〜あ、コーラ飲みながらポテチでも食べたーい。(←勉強のできない中学生かい)


法の目をかいくぐった事例なので、シンプルじゃなくて、ややこしいんですよね〜。

「米国の法律は穴だらけ。けしからん」という風刺は、よく伝わりました。


事務所の経営者コンビ役がゲイリー・オールドマンとアントニオ・バンデラスですよ。

2人の演技は、カメラ目線で我々観客に話しかけてくる、というスタイル。


W司会ですよ!


くだけた演技をゲイリー・オールドマンが見せてきた、というところは新鮮でした。


保険金が支払われないという被害者女性を演じているのはメリル・ストリープですよ。


スティーヴン・ソダーバーグ監督作に出演するのは初めてのメリルですが、ごく普通のおばさん役での登場〜。


「もっとハジけたメリルも見たい」と思っていたら、なんと別の派手な女性役もメリル・ストリープが二役で演じていたことが判明。

地味ながら使いたおされているメリル。


しゃぶり尽くされてんじゃん!


メリルの娘役はドラマ「ビッグバン★セオリー」でバーナデット役を演じているメリッサ・ラウシュで、メリルの夫役はジェームズ・クロムウェル。

その他の出演者はジェフリー・ライトとか、シャロン・ストーンとか、あまりの豪華キャストに驚愕…。


さすがNetflix様。


さすが動画配信サービスの覇者ですよ!


本編は、豪華キャストがメインのパートと、無名俳優がメインのパートがございます。


なにげに格差が存在!


別れているんですよタイタニック号の上の部屋と、下の部屋みたいに!


豪華キャストのパートの方が面白いと感じました。


高級な方が良かったです。(←高いものに目がない貧乏人)



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「ボーダー 二つの世界」★★★☆ [映画日記]

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原作者は「ぼくエリ」と同じ人〜。(←「ぼくのエリ 200歳の少女」)


そう言われて観たところ、なるほど、「ぼくエリ」に感触が似ています。


絶妙な共通感ですよ、まぐろの刺身アボカドの食感が似ているみたいな!


北欧を舞台に、人間以外の種族が、人間社会に紛れて生活している、という設定。

簡単に言えばモンスター映画なのですが。


バケモン映画なのですが!


北欧独自の牧歌的な風景と質素な生活感、寒々とした空気感がたまりません。


「ぼくエリ」と同じく、モンスターという要素に性描写を絡めています。


「抱けるのか、抱けないのか」という問題ですよ!


また今回の場合は、モンスターの生態が特殊でビックリ仰天。


肉体が秘宝館!


難易度は低めですが、犯罪ミステリー要素まで交えていて娯楽感も抜群でした。


結果的に、隠れ生きるモンスターの孤独感が切ない後味。

こういう話は、寒い北欧の人にしか思いつかないわな、と思いました。


「演歌の舞台は東北が一番だわな、津軽とか」と思うのと同じですよ!


税関で働いているティーナという名の中年女性が主人公なのですが。

まず、そのお顔にインパクト大。


「特殊メイクでもしてるんですか?別肉を張り付けてるんですか?」というような、ちょっとファンタジックな顔つき。


見た目から勝負してるんですよ!


美女というわけではないけれど、性格も良いし、仕事も有能〜。

なんと、ティーナは、強力な嗅覚で、犯罪者を嗅ぎつけてましたから。


お鼻が利く子なんですよ!


少しツンときただけで、お鼻がピクピク、クンクンクンクン、クンクンクンクン!!


まるで麻薬犬のような女なのでした。


その嗅覚は便利に使えそう〜。


食堂のテーブルに置かれた「醤油さし」の中身が、果たして醤油なのかソースなのか、すぐに判別が付くでしょうし!


あと、ティーナを「松茸狩り」に連れていきたいです。


あの嗅覚を使えば、いくらでも採れるでしょうな国産の松茸が!


夢の「段ボールに松茸ギュウギュウ」が叶うかも〜!!


そんなティーナが税関で、自分に似たものを感じる人物ヴォーレと出会って、物語が進展しますけども。


なんとヴォーレの好物は虫さん!


ニョロニョロした虫さんを美味しそうに召し上がります、まるでベビースターラーメンを美味しそうにつまんで食べる中学生みたいに!!


そんな食事場面を目の当たりにしたティーナがモジモジ、ウズウズ。


「アタイも…アタイもその虫、食べてみたい…。たまらん!食いてー!!みたいな。


結局、ガマンできずに虫さんを食べてしまうティーナ。

火を通さずに食べちゃいました。


完食ですよ生虫!


虫食で気持ちを通じ合わせる2人。


グルメ2人の運命の出会いでした。



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「ジェミニマン」★★★ [映画日記]

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ウィル・スミスといえば、実写「アラジン」で、ランプから出てくる魔人役を演じたりしてましたけども。


全身青塗りで、はしゃいでましたけども!


近年、出演作に迷走感が漂っていたウィル・スミスですが。


いつまでもバカやってらんない、いい年ぶっこいて!


今回、主演した作品は王道感のあるガン・アクション大作になっておりました。


まともな路線への軌道修正ですよ!


この感じ。

日本人に例えれば、ジョン・ウー監督作「マンハント」の主演でバカをしでかした福山雅治さんが、慌ててロマンチック作「マチネの終わりに」と「ラストレター」に出演して軌道修正したようなもんでしょうか?!


もがいてんね、どこの50代男性も!


今回のお話で、ウィル・スミスが戦う相手は、なんと若かりし頃のご自分。


遺伝子で作ったクローンですよ、コピー!


引退目前の年増スナイパー役のウィル・スミスが、同じ能力を持った若い相手と戦って勝てるのか?…というところが見どころなのですが。


ビジュアル的には、若いウィル・スミスがCGキャラで、その映像クオリティに注目〜。

確かによ〜く見たらCGなのですが。


コンピューター人間なのですが!


パッと見は実写、っていう高クオリティ。


「最近の技術はスゴイわな。なんでもスマート、スマートだわな」と思いました。


50代のウィル・スミスが、青年のウィル・スミスに人生のアドバイスをしたり、敵でありながら交流するところも面白かったです。


50代が青年に「おまえ、チェリーボーイやろ?女を抱いたことないやろ?」みたいな。


ズバリ言い当てるんですよ、性問題!


結局〜、敵が自分のコピーだと、説得もしやすいものですね。

すぐに理解し合えて話が早っ!


交渉がトントン拍子!!


「敵にするなら自分に限る」と思いました。


劇中は銃撃戦が多いのですが、結果的に良い話としてまとめてました。


「ウィル・スミスはケンカも強いし、子どもに優しい」という好感度を植え付けてくるあたりは、他の出演作と同じでした。


共演は、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォンという面子。


若いウィル・スミスのCGキャラ製作とスタッフにカネをつぎ込んだせいか、共演者は安く上げておりました。


共演者で値引いてるんですよ、見積もり!


プロデュースはジェリー・ブラッカイマー。

脚本はドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターで、監督は、なんと巨匠のアン・リーなんですよね〜。


そう言われてみれば、合成しまくり映像や、鏡やガラスを多用した演出など、凝った作りだったと思いますけども。


スタッフ陣のセンスは、ウィル・スミスの圧倒的な存在感に消された感。

 

スタッフの才能が目立ってないのでした、目立たない絆創膏みたいに!



Gemini Man: The Official Movie Novelizationfuer

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「フッド:ザ・ビギニング」★★★ [映画日記]

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ロビン・フッドが主人公のアクション大作ですけども。


ケビン・コスナー主演「ロビン・フッド」(1991年)のリメイクじゃありませんから〜!


売れっ子若手男優タロン・エガートンを主演として、ヒーローとしてのロビン・フッドが誕生するまでを描いております。


古い題材を若返らせてんの!


舞台は中世のイングランドのはずですが、「歴史もの」感は、気持ちいいほど排除されています。

古臭さを消し去っているのです。


キレイさっぱりバイキンを拭き去った、赤ちゃんのお尻みたいに無菌!


登場人物の髪型が、普通に今風〜。


普通にセットしてもらっている状態ですよ、カリスマ美容師に!(←古いですか)


男性キャラの髪型は、普通にサラリーマン。


女性キャラの髪型は普通にOLですよ、普通にゆるく巻いてるし!


衣服も、普通に長袖Tシャツとかですよ、ユニクロGUで売っているような!!


弓矢を中心としたアクション・シーンも今風。


「矢のマシンガン」みたいなやつで、バババババ!


「矢シンガン」ですよ!!


何もかも斬新。


アクションの量も多くて、「これは、明らかに現代のヤング客に向けての作風だね。ウケたがってるね」と思いました。


人物の見た目に歴史感が無く、セットと小道具だけが中世だと、なんだかSF映画でも観ている感覚になるもんですね「スター・ウォーズ」っぽいというか。

不思議な世界でした。


1人の青年が正義に目覚めるまでを描いたドラマはアメコミ感覚で、結末も続編を意識。


プロデューサーのレオナルド・ディカプリオが仕掛けた「クラシック・ヒーローのユニバース化計画」みたいな、ご商売を感じさせる出来映えでした。


ロビン・フッドの相棒役がジェイミー・フォックスなのですが。

虐げられている状態で登場のジェイミー。


「白人が憎くてたまらん!」みたいな表情がハマってる〜。


活躍シーンも多いし、とっても良い役でした。


敵役を演じているのは、ハリウッド大作で多くの悪役を演じ続けているベン・メンデルソーンですよ。


もはやハリウッド悪役商会の人ですよ!


ベン・メンデルソーンがジェイミー・フォックスをイジメる場面が、鉄板すぎて笑いました。


イジメ役が似合う人と、イジメられ役が似合う人の対決ですよ!


2人が対峙して憎まれ口をたたき合うたびに「よっ、メンデル!」「よっ、フォックス!」と、掛け声をかけたくなりました、歌舞伎の客みたいに!!


ロビン・フッドの恋敵役は、「フィフティ・シェイズ」シリーズのジェイミー・ドーナンですよ。


セクシー男優として天下を取った、セクシー殿下ですけども!


天下を取ったお方にしては、役が小さいと思っていたのですが。

最後まで観ると、なぜジェイミー・ドーナンがこんな役を引き受けたのかが分かる仕組み。

さほど小さい役でもない、という。


ジェイミー・ドーナン、あなどれない。


アクション大作でも「色気」を出したがっておりました。



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「イエスタデイ」★★★☆ [映画日記]

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「もしも」の世界を描いております。


舞台は「ビートルズが存在しない世界」ですよ。


ずうとるびが存在しない世界」じゃありませんから!


売れないシンガーソングライター、ジャックが交通事故に遭い、病院で目覚めるとビートルズという存在が消えていた、という設定。

やがてジャックは、自分しか知らないビートルズの曲を、まるで自作曲かのように発表して人気を博すが…という大筋は、まあまあありがちな「盗作もの」という味わいですけども。


ネタは「並」ですけども!


冒頭からラストまで、一気にたたみかける演出は「さすがダニー・ボイル様」という巨匠のタッチ。


主人公を取り巻く家族・友人たちの庶民感覚、バラエティ感で魅せるあたりは、「さすがリチャード・カーティス様の脚本力。さすがの賑やかし」と思わせてくれて、相当の満足感が得られました。


一流シェフが作ったものは、冷蔵庫の余りものを使った焼き飯でも旨いんですよ!


ラブストーリーが仕込まれているところもニクいです。


お客さんも大喜びですよ、若いカップル、年増カップル問わず!


脚本のリチャード・カーティスって、そんなにビートルズが大好きなのかな〜。

劇中はビートルズ愛が炸裂する場面ばかり。


ビートルズ褒め殺し状態!


「ビートルズと、彼らの曲って世界での最高峰」っていう話でしたしね。


たてまつられてんの!


あがめられているんですよ!!


確かに、鑑賞中は「ビートルズがいなかったとしたら」という仮定の元、改めてビートルズ楽曲を聴くことになるのですが。

「う〜ん、良い曲〜」と、うっとりしました。


初めて聴いた感覚ですよ、錯覚!


そんな仮想現実感も面白かったです。


本人役エド・シーランの登場場面が多い〜。

本格的に演技をしてますよ。


「現代においてビートルズ並みの才能を持つミュージシャン」という役割だったから、本人も気分が良かったんじゃないかな。


あえて、この作品の惜しいところを挙げるとしたら。

主人公を演じたヒメーシュ・パテルという若手男優。

歌、演奏、演技も出来る多才なお方ですけども。


見た目にピンとこず。


顔にピンとこず!(←失礼)


ついでに宣伝ポスターも、いまひとつキャッチが弱いかな、と思う〜。


タイトルも、ややインパクトに欠けるかな。


邦題を「俺がビートルズ」にすればガツンとくると思う〜。



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「マレフィセント2」★★★ [映画日記]

MaleficentMistressofEvil.gif


元ネタは「眠れる森の美女」ですけども。


シリーズ2作目は「眠れる森のジジイ」というお話に!


大きく舵を切ったんですよ、美女からジジイに!!


で。

ジジイを目覚めさせるのはババアなのか?…と思ったらババアじゃない!…という展開になるのでした。


ディズニー製の女性客向け実写ファンタジー作品にしては、戦闘場面が多かったです。

表現も割とハードでしたし。

なんとなく、「ドラマのゲーム・オブ・スローンズとかを意識してんのかな」と思いました。


多くの戦死者が出た合戦の日と同日、同じ場所で結婚式を挙げている場面があってビックリしました。


大騒ぎしてんのキャッキャ、キャッキャ!


さすが妖精がいる世界。


感覚がおかしい!!


「アンタ、そこでやるのは結婚式じゃなくて葬式だわな…と思いました。



そんな作風の中、オーロラ姫役のエル・ファニングな〜。

今のエルに、水色やピンクのお姫様ドレスがバッチリとハマっていて、かわいすぎる〜。


今のエルにそんなドレスは卑怯〜。


今のエル最高、と思いました。


そんなオーロラ姫がフィリップ王子に求婚されて始まる物語。


なんと、求婚された3日後に挙式をするというスピード婚!


「アンタ、そんな無謀なスケジュール組んで。準備する方は大変なんだよ、下働きは!」…と思いました。


挙式までの3日間で、オーロラ姫は姑から用意された衣装を渋々着たりするのですが。

「私、こんなしきたりだらけの場所にいたくない。もうイヤよ!」と、わがまま。


「アンタ、たった1〜2日、姑と過ごしただけで!早っ!!」と、嫁の先が思いやられました。


あんな調子じゃ、将来的に姑の介護なんてやらなそう〜。


おしめなんて替えてくれなさそう〜!


そんな婿のお宅から「晩飯、食いに来たら?」と招待を受けるオーロラ姫 with 養母マレ子。(←マレフィセント)


すぐさまマレ子が拒否反応。

「ウチは行きたくない。あんな家の晩飯なんて食えるか!」みたいな。


ディズニー映画の中で「婿の家vs.嫁の家」の冷戦が勃発し、新郎新婦が頭を抱えたわい!


婿の親、嫁の親、あっちを立てれば、こっちが立たず…そんなところは、現実世界もファンタジー世界も同じだな、と思いました。


オーロラ姫の姑役を演じたのは、近年のハリウッド映画界で、美しいババア役ひとり占め状態のミシェル・ファイファーなのですが、思った以上の悪い役。



ディズニー製ファンタジー作品でありながら大量虐殺を計画し、軍隊まで指揮してましたから。


まるで女ヒトラーでしたけども!


最後にギャフンと言わされるミシェル・ファイファーは、とってもかわいかった〜。


まるで生娘のようでした!



Maleficent Mistress of Evil Coloring Book: Maléfica Maestra del Mal Libro para Colorear

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