「アメリカン・アサシン」★★★ [映画日記]
スパイ・アクション作品ですけども。
主演はディラン・オブライエンですよ。
迷路映画「メイズ・ランナー」シリーズ3作で迷い続けていたあの子ですよ、エンタメ界の迷い子!
そんなディラオブが「メイズ・ランナー」シリーズ卒業を見越し、新たな演技路線を模索すべく製作された(であろう)今作。
探し回ってるんですよ、新しい稼ぎ口!
ヤング向けだった「メイズ・ランナー」に比べると、「アメリカン・アサシン」は大人のお味でした。
大人のベロに合う、がめ煮のお味ですよ!
物語も、ディラオブが美女にプロポーズする場面から始まりましたから。
すでに女性に恋する時代は済んでるんです、抱き終えてんですよ!
その場面でのディラオブは水着姿でしたけども。
海パン穿いて出てきたんですよ!
どうやらディラオブの髪質は剛毛。
ヘソ毛がスゴかったです!
あまりにヘソ回りが黒々としているから、腹に焼き海苔でも貼りつけてんのかと思いました。
韓国海苔ですよ!
監督は、社会派サスペンス・ドラマ「HOMELAND」を手がけた人ということで、確かにそんな感じの空気感。
テロリストをCIAエージェントが追う、っていうシチュエーションも「HOMELAND」っぽかったです。
アクションシーンは「ボーン」シリーズみたいに硬派で、ディラオブが大人のアクション・スターへの道を歩き出したことを実感〜。
劇中で、走っている車にわざとぶつかって痛がり、その車を乗っ取る、という、ずる賢い演技も披露したディラオブ。
コスい演技もお上手!
ズバ抜けてました、当たり屋としての能力も!!
ディラオブの指導者役はマイケル・キートンですよ。
師匠役ですよ、JACでいえば千葉真一!
しかしキートンがあんまり強そうに見えなかったのが少し残念でした。
ちょっぴり動きがノロく見えました。
ノロマ先生でした!
この役はキビキビ動くジェイソン・ステイサム等が演じた方が様になるのでしょうけども、それだと仕上がりがB級っぽくなりますしね~。
ディラオブが追うテロリスト役を演じたのがテイラー・キッチュですけども。
ディラオブとキッチュの顔面系統が同じなんですけど~。
印象が似てる2人なのですが、おすぎとピーコみたいに!
これは、ディラオブの役にとっては、もう1人の自分と戦っている、という意味合いだったのかな。
もしくは、未来の自分と戦っている、という意味合いとか。
そう思えば、奥深さを感じる配役でした。
彫りも深けりゃ、意味まで深い面でした。