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2024年の注目作、NetflixのSFドラマ「三体」。まあまあ面白いけど、話途中で終わっちゃった。 [海外ドラマ日記]

「なんだか面白そうだよね」と思いながら、完成を待っていたNetflixのSFドラマが「三体」ですけども。

 

ついに2024年3月、シーズン1(全8話)が配信開始~。

 

地球人が、宇宙の未知なる知的生命体と接触する、というようなお話。

 

トンデモ系ですよ、米国ドラマにありがちな!

 

ぶっ飛び~!by宮沢りえ ですよ!!(←死語)

 

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しかしながら「三体」の原作は、中国人の作家さんが書いたベストセラー小説とのこと。

 

原作本の愛読者には、マーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマ、ジェームズ・キャメロン等、著名人も多く、米国での人気も伺えます。

 

三体 (ハヤカワ文庫SF)

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  • 発売日: 2024/02/21
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ドラマ自体は米国製ではあるものの、「物理とかコンピューターに、相当詳しい人が考えた話だよね」と思いながら鑑賞しました。

トンデモ系でありながら、これまで観てきた「ありがちな(安っぽい)米国製SFドラマ」とは一線を画す、やや知的なアプローチの、大人っぽいドラマかと思います。

 

まあまあ楽しみながらドラマを鑑賞しましたけども、最終話(8話)とか、とくに盛り上がらず。

というか、話途中で終わってますけど?!

 

どうやら、シーズン1は壮大なイントロだったようです。

 

シーズン2の製作を期待するしかありませんね。

 

ちなみに、中国製のドラマも存在する、とのこと。

それはU-NEXT等で配信されているようなので、そちらも合わせてチェックしてもいいかもしれません。

 

中国発のドラマということで。

NetflixのSFドラマ「三体」は、出演者もアジア系が目立っていました。

 

こちらはアジア系ではありませんが、メイン・キャラクターで、ナノテクノロジー界の大物役を演じているエイザ・ゴンザレスです。

セクシー系のイメージから脱却してますよ、本作ではインテリ中のインテリ!

 

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こちらは、エイザ・ゴンザレスを含む、その他のメイン・キャラクターを演じているみなさんですけども。

 

スタッフは、ヒットしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けた人、ということもあり、「ゲーム・オブ・スローンズ」出演者もチラッと出ているんですよね。

ドラマ鑑賞中は、「ゲーム・オブ・スローンズ役者探し」をしてしまいました。

 

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今後も、エンターテインメント界の重要キーワードとして引用されるであろう「三体」。

続編も注目したいと思います。

 

 

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海外ドラマ「SHOGUN 将軍」が「異世界もの」的な魅力。主演の真田広之さん、米の賞レースに食い込めるか!? [海外ドラマ日記]

何の気なしに。

 

2024年2月から「Disney+」で随時配信され始めた、米製・日本が舞台の時代劇「SHOGUN 将軍」を第2話まで観てみたところ。

 

空気はダークで、映像はスケール感があるし、高級な壮大感。

 

登場人物像も腹黒くて、重量感たっぷり。

 

何もかも、日本製の時代劇とはひと味違っていますね。

 

まず日本製の時代劇では、役者さんのカツラと地肌の「継ぎ目」がどうしても気になるのですが。

 

「ああ、ヅラかぶってんのね」と、ピンとくる雑念ですよ!

 

そういう、没入感を削ぐ要素が一切ないのも助かります。



原作小説は西洋人が書いている、ということで、お話が「外人目線」なのが、また新鮮です。

 

時代設定は17世紀、「関ヶ原の戦い」のちょっと前。

 

日本に漂着してしまったイングランド人男性が、侍文化の洗礼を受ける、というような場面から始まるのですが。

 

当時の侍たちにイングランド人男性が裸にされ、犬だのバカだの罵られ、小便までかけられるという悪夢感がたまりません。

 

このドラマを西洋人が観た場合「昔の日本なんて、死んでも行きたくない!」って思うだろうな~。

 

「最悪の異世界に転生してしまった西洋人」でも眺めているような、日本を「異世界」のように捉えた演出が最高でした。

 

何かと、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を引き合いに出されるのですが。

 

それも納得。

 

このドラマを西洋人が観ると、「もしかしたらダーク・ファンタジーに見えるかも」と思ってしまいました。

 

作品テンションも「ゲーム・オブ・スローンズ」っぽいですしね。

 

実話を元に描かれている、っていう点も、物語に説得力を与えていますね。

 

このドラマを西洋人が観ると、「昔の日本に漂着した西洋人が、本当にいたんだな」と、衝撃を受けるのではないでしょうか。

 

こちらがコスモ・ジャーヴィスさん演じるイングランド人男性。↓

 

純朴で優しそうな「いい人」キャラなのに、えらい目に。

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なんと言っても製作・主演の真田広之さんによる、とことん「米国製でありながら(できる限り)日本らしさを貫く」という姿勢が頼もしいです。

 

ほとんどのセリフが日本語で「これが米製とは。海外ドラマも変わったよね」と思ってしまいました。

 

主人公で、徳川家康をモデルとしたキャラクターを演じている真田広之さんは、存在感満点。

 

これは、作品も演技も、米国の賞レースに食い込めるのではないでしょうか。

 

そのうち、真田広之さんが米国で賞を取る姿が見れるかもよ!

 

天下を取る日も近いですよ「元・JAC」が!!(←禁句)




劇中では、細川ガラシャをモデルとしたキャラクターを演じているのは、ハリウッドで活躍しているアンナ・サワイさんですけども。

 

侍の娘でありながらキリシタンで、英語ペラペラすぎて日本と西洋の板挟みになる、という難役を颯爽と演じていてステキです。

 

着物での振る舞いもキマっているし、アンナ・サワイさんを見直しました。

 

ドラマ鑑賞中は「アンナさんスゴイ。たいしたもん」と、思わず口に出して言ってます。

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今作は、良い役者さんにも恵まれたと思います。

 

米国でも今作は好評とのこと。

 

この調子で、また別の、日本を舞台にしたドラマが製作されていくといいな。

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amazonドラマ「エクスパッツ」ニコール・キッドマンを抱く役が「シカゴ・メッド」の先生だ! [海外ドラマ日記]

amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ「エクスパッツ ~異国でのリアルな日常~」

(全6話)が随時配信中~。(2024年2月時点)

  

ニコール・キッドマンが製作・主演、クリエイターは映画「フェアウェル」のルル・ワンさん、という珍コンビがタッグを組んだドラマです。

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まずは「ニコール・キッドマン meets 香港」という絵面が新鮮~。

キッ子さん、ロケ地でふるまわれるアジア料理が、お口に合いましたでしょうかね?!

気に入ってもらえたかな、アジアなロケ弁!

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キッ子の夫役が、なんと、医療ドラマ「シカゴ・メッド」で何年間もチョイ先生役を演じていたブライアン・ティーっていうのが驚き~。

シカゴ・ドラマから大出世ですよ、「世界のキッ子」を抱く役なのだから!

 

しかも、精神的に追い詰められていくキッ子を受け止めるという重要な役で、演技力も必要。

このドラマはチョイ先生にとって勝負作ですよ!

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ドラマは、ジャニス・Y・K・リーさんが書いたベストセラー小説を原作とし、舞台は2014年の香港。

主要なキャラクターは、キッ子演じるマーガレットの他、人種、年齢が様々なアメリカ人女性3人。

香港で暮らす彼女たちが、ある事件に関わって始まる人間模様が描かれています。

 

ただいま3話まで観たところですが、ピリリと辛い「おんなドラマ」が良い感じ。

悲壮な芝居もキッ子がサラッとこなしていて、頼もしい~。

香港の空気感がリアルに伝わるロケ映像と共に、ダラダラ観れて楽しんでいます。

 

こちらの写真はメインキャスト2人と監督。↓

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キッ子は、以前出演したドラマ「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」劇中でもアジア人男性に抱かれていましたけども。(←また抱かれる話に戻りました)

 

最近のキッ子はアジア人男性も「抱かれる候補」に入れてくれているようで、うれしいです!

 

いつか日本を舞台にしたドラマにも出てほしいですよね。

 

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えっ、実話じゃないの?!朝ドラ風ヒロイン・ドラマ「レッスン in ケミストリー」はフィクションでした。 [海外ドラマ日記]

女優ブリー・ラーソン主演のアメコミ映画「ミズ・マーベル」公開時期に合わせまして。

 

同じくブリー・ラーソン主演のドラマ「レッスン in ケミストリー」(全8話)が、「apple TV+」で配信中〜。

 

映画もテレビも、何でもやるんですよ、「何でもござれ」!

 

映画「ミズ・マーベル」と同じく、日本語版の声優を務めているのが水樹奈々さんというのもうれしい〜。

 

ドラマ「レッスン in ケミストリー」は、時代設定を1950~1960年代として、1人の女性化学者エリザベス・ゾットの数奇な半生を描いたフェミニズム作品。

 

少女期から母親までブリー・ラーソンが演じているし、どこかNHKの朝ドラ感覚で、ついつい先のエピソードが気になるお話です。

 

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基本「変わり者」キャラクターの主人公。

 

美貌を持ちながらも、人間関係は苦手の「ガリ勉」女!

 

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女性の有職者が認めらづらく成熟していない時代で、白人男性社会で揉まれながらも、自分らしさを貫き、常に女性や人権の価値向上を訴え続けるエリザベス・ゾットの姿が、かなり熱いです。

  

とくに、あるきっかけでテレビ番組のMCを任されたエリザベス・ゾットが、テレビ局の上役やスポンサーの小言に屈しようとしない場面は共感ポイント。

  

やりたくないこと、事実じゃないことは発信したくない、という信条なんですよね。

  

当時を生きた女性としては、かなり強い心の持ち主だと思いました。

  

肝っ玉が据わってんの!

 

「ああ、こんなすごい女性がアメリカに実在していたなんてねぇ。すごいよねぇ」なんて思っていたのですが。

 

調べてみたら、実話じゃありませんでした。

 

原作はフィクション小説ですよ、全部空想!

 

エリザベス・ゾットが創作キャラクターだと知ってビックリしました。

 

視聴している時は「完全に実話」というリアルな感触でしたので。

 

フィクションを実話と思わせるのも、結構なテクニックだと思います。

 

よく出来た物語とキャラクターなのでしょうね。

  

エリザベス・ゾットが抱かれる相手で、化学者カルビン役を演じているのはルイス・プルマンですよ。

 

映画「トップガン マーヴェリック」(2022年)にも出演していたルイス・プルマンが、早くもオスカー女優ブリー・ラーソンを抱く役にまで大出世~!

 

アメリカ人男性でありながら、線の細い感じが「ガリ勉」役にピッタンコ~。

 




 

ちなみに「プルマン」という苗字からもお察しの通り、実生活ではビル・プルマンの息子さんですから。

 

映画「トップガン マーヴェリック」に出演していた若手たち(通称:マーヴェリック・チルドレン)が、続々とハリウッド作品で大役を得ていてうれしいな。

 

稚魚を放って数年後、川を上って帰ってきた成魚を釣りあげて喜ぶ、釣り人の気分ナリ~。

 

こちらの写真は、同じくマーヴェリック・チルドレンのグレン・パウエルとのツーショット。↓



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ゴジラ系・初の海外実写ドラマ「モナーク」に日米・二世タレント集結~。 [海外ドラマ日記]

2023年の秋に大ヒット中の日本映画が「ゴジラ-1.0」。

 

「ゴジラ-1.0」は12月1日(金)からの北米公開も控えているし、世界的にゴジラが熱い!…という状況ですね。

 

このタイミングで、ゴジラ・シリーズ初の海外実写ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」が、「apple TV+」で(随時)配信中~。

 

商機は逃さないんですよ!


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早速、ドラマ「モナーク」で配信中の第1~3話を再生してみましたところ。

 

日本人キャストが多いし、なんと一部のロケ地も日本ですよ。

 

新宿の繁華街で撮影していてビックリ。

 

いつ来なすった、海外スタッフ!?

 

日本人キャストは童顔の優しげで上品なタイプが多く、「米国人が抱く日本人のイメージって、今こんな感じなのかな」と思いました。

昔だと、映画やドラマの中に出てくる日本人はキツネ目か、メガネをかけてるか出っ歯でしたので!

 

そして、映画「キングコング:髑髏島の巨神」から、ジョン・グッドマンが同じ役で出たーっ。

このドラマは、ハリウッドのゴジラ・フランチャイズ「モンスター・バース」中の、正式なスピンオフ作品となっているようです。

 

というわけで、このドラマからは、いろいろとスタッフの本気を感じました。

 

ドラマの内容は、常に巨大怪獣が出ている感じではなく、巨大怪獣の謎を追う「ミステリー・アドベンチャー・ロマン」という感じ。

今のところは、毎話、何かしら巨大怪獣がチラッと出てきて、楽しいです。

引き続き、順次配信される第4話以降を観ていこうと思います。

 

米国キャストでは、カート・ラッセルと、実の息子ワイアット・ラッセルが、まさかの大共演~!

ワイアットの実母はゴールディ・ホーンですよ!


こちらの写真は普段の親子3人、まあまあ食べ散らかしている状況ですね。↓

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共演とは言っても、ラッセル父子は、米国軍人の老年期と青年期をそれぞれ演じているから、同じ画面でのツーショットは(第3話時点では)見れなくて残念~。


カート・ラッセルの役は、自称「(90歳過ぎてるけど)若見えする」とのこと。

まーね、70歳を超えると、70も80も90も見た目は同じようなものですしね!

 

日本人キャストで、重要な役の1人が澤井杏奈さんですよ。

澤井杏奈さんといえば、2024年2月に「Disney+」で独占配信予定の、真田広之さん主演、浅野忠信さん等共演の米ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演していることでも話題の子。

上り調子の子ですよ!

若い日本人女優で、英語ペラペラなのは杏奈さんくらいなのかもしれません。

 

澤井杏奈さんの異母姉弟役は渡部蓮くんですよ。

RIKACOさんと渡部篤郎さんの次男様が、こんなに大きくなって海外ドラマにご出演しとります!

 

こちらの写真、センターが杏奈さんで、右端の青年が蓮くん。↓

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その他の出演者は平岳大さんですよ。

実生活では、佐久間良子さんと平幹二朗さんのお子様ですよ!

 

怪獣ドラマとしても、日米・二世タレント共演ドラマとしても見応えのある作品でした。



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「ジョン・ウィック」ワールドをドラマでも。amazonドラマ「ザ・コンチネンタル」はメル・ギブソンも出てる。 [海外ドラマ日記]

amazonプライム・ビデオで配信中のドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」。
 
「世界の車窓から」みたいな邦題が付いてますけども!
 
アクション映画「ジョン・ウィック」シリーズ劇中で、舞台の1つになっている「コンチネンタル・ホテル」をフィーチャーしたドラマ・シリーズです。
1エピソードが約90分で全3話、という構成になっています。
 
観てみたのですが、映画「ジョン・ウィック」みたいな、バリバリの活劇ではございません。
たまにあるアクション場面はよく出来ていて楽しいのですが、アクションが主体ではございません。
ほとんどが静かな場面でした。
 
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しかしながら、ドラマは、時代設定を1970年代としたニューヨークの街並みを再現し、「ダークな犯罪都市」というような冷淡で危険な香りを放つ世界観は、完璧に構築されていますね。
「カネも時間もかかってるよね」と思わせる、高級感と雰囲気のあるドラマになっています。
ああ、これでもっとお話が面白ければねぇ。
 
話題としてはメル・ギブソン出演~!
なんでメルギブ、こんなのに出ている?!
メルギブは、1970年代のコンチネンタル・ホテル支配人役でした。
支配者役ですよ、あなたらしい!
たいして出番もございませんが、暴君キャラなので出演場面は派手で印象を残しています。↓
 
 
映画「ジョン・ウィック」シリーズでコンチネンタル・ホテル支配人だった人物ウィンストン・スコットが、若かりし頃の姿で登場。
この人がドラマの主人公らしいです。↓
 
映画「ジョン・ウィック」シリーズで、コンチネンタル・ホテルのコンシェルジュだった人物シャロンも、若かりし姿の姿で登場~。
 
ウィンストン・スコットとシャロンの関係が、どんなふうに始まるのかという、映画の前日譚という内容なのですが。
ウィンストン・スコットとシャロンという人物に、さほど興味に持てない点が残念です。
 
どうせならジョン・ウィックの若かりし姿を見てみたかったな~、「ディズニープラス」のドラマなら映像技術でやってのけそう~。
 
しかしながら、このドラマを観ておくと、確かに映画「ジョン・ウィック」シリーズが、奥深く感じられる気はします。
 
脇役の1人で、ドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」等でおなじみのテレビ女優ケイティ・マクグラスが登場~。
なんと、あのメル・ギブソンを脅す役ですよ!
今、メル・ギブを脅せる人物なんて、この人くらい。
これは大役、でかしたよ!↓
 
ドラマを観た感じだと、シーズン更新はなさそうな気が。
しかも映画「ジョン・ウィック」シリーズの宣伝にもなっていない気がします。
 
映画を原点としながらも、我が道を行ってしまった不思議なドラマでした。

 

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Netflixドラマで「初めまして」の「ONE PIECE」、楽しいです!ルフィ役の子が好印象。 [海外ドラマ日記]

原作漫画も読んだことない、アニメ版も観たことないわたくしが。
 
いきなり観ました、Netflixの実写ドラマ版「ONE PIECE」。
 
Netflixの実写ドラマで「初めましてワンピース」ですよ!
 
 
全8話のうち、第3話まで観たところですが、とっても楽しいです。
 
「ワンピースの物語って、海賊がいる空想世界でのアドベンチャーなんだね」と、今さらながら理解いたしました。(←遅い)
 
ドラマ本編の第一印象は、西洋の児童文学を実写ドラマ化したような空気感で、キッズ感もありますが、安っぽさはなく、大人の視聴者も満足させるものだと思いました。
 
外人キャストが多いし、「原作が日本発って感じがしない。すごく洋風で、ハリーポッターとかのジャンルに近い気がする」とも思いました。
 
人物の描写や絡み方、展開もほど良いです。
これよりダメな海外ドラマは、たくさんありますよ。
 
ドラマ「ONE PIECE」を第3話まで観た感じだと、シーズン4くらいまでは更新されそうなクオリティでした。
 
 
なんといっても、主人公モンキー・D・ルフィ役を演じるイニャキ・ゴドイくんの存在感がお見事です。
 
イニャキくんですよ、イニャキくん。
 
猪木くんじゃありませんから!
 
海外ドラマの主役なんて、当たり障りなく、記憶にも残りづらいキレイなだけの白人男女が選ばれがちですが。
 
イニャキくんは、顔イキイキ!
 
整っているけど、どこか変、それでいてチャーミング、という、良いバランスの顔だと思いました。
 
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こちらは、メイン・キャラクターの横並び。
 
イニャキくん、赤の「ちゃんちゃんこ」(?)めちゃめちゃ似合ってます。
 
ナミ役女優エミリー・ラッドが実年齢30歳ってことに驚き。
「若見え」しますね。↓
 
 
普段のイニャキくんも、良い子っぽい。
このまま、ハリウッドで不良にならないまま成長してほしい〜。
 
こちらの動画は、イニャキくんと、アニメ版声優の田中真弓さんとのご対面場面。↓
 
製作発表時に不安視されていたものの、本編の配信開始と共に、視聴者や評論家からも好意的に受け止められて、成功作となった「ONE PIECE」。
 
Netflixには、似た製作物として、日本のアニメを実写ドラマ化した「カウボーイビバップ」がありますが、あれは失敗作という扱いになってますね。
  
ドラマ「カウボーイビバップ」も、クオリティは「ONE PIECE」に負けていなかったので、なんか残念です。
 
 
実写化、とくにハリウッド化となりますと、映像クリエイターの独自解釈が入り、原作とは何か違う味になって、ファンの反発を買うものですが。
 
「カウボーイビバップ」も「ONE PIECE」も、いろいろと解釈は入っていますが、「ONE PIECE」の方は反発は薄めですね。
 
 
ドラマ「ONE PIECE」は、製作発表から配信時にいたるまで、原作者であり、ドラマの製作もしている尾田栄一郎さんが全面バックアップ。
 
出版社と一緒になって、ドラマを全肯定しているのもヒットの理由なのかな、と思います。
 
みんなで「ワンピース祭り」にして、盛り上げてるんですよ!
 
原作者の「お墨付き」があるなら、ドラマも認めるしかありませんしね。
 
 
映像化されるものは、映像クリエイターの解釈が入って当然だと思います。
 
「ルパン3世」の宮崎駿さん、「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン、ティム・バートン、ピーター・ジャクソンなど、巨匠は原作に解釈を入れるもの。
 
とにく西洋では「原作がある映像作品は、映像クリエイターの解釈が入ったほうが良い」という認識が強いと思います。
 
 
解釈なく、原作の絵をただ忠実に、そのまんま立体にする、という作業では、映像作品にならないと思います。
 
原作の絵をただ忠実に、そのまんま立体にする、という作業で作り出されるものは、単なる「コスプレショー」です。
 
 
ドラマ「ONE PIECE」のヒットにより、日本原作マンガを実写ドラマにするプロジェクトが増えるかもしれませんね。
 
日本でも「原作がある映像作品は、映像クリエイターの解釈が入ったほうが良い」という認識が高まると良いな。

 

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海外ドラマ「フライト・アテンダント」ケイリー・クオコの魅力で持たせる!いちいちオシャレでステキ。 [海外ドラマ日記]

U-NEXTは解約したのですが。
 
「解約者対象、もういっぺん1カ月無料で見れるキャンペーン」があったので、再度契約しました1カ月だけ。
 
こういうキャンペーン助かるネ、ワテら貧乏人には〜!
 
もっともっとやってほしい、3カ月無料とか、半年無料とかのキャンペーン!!(←絶対ないです)
 
 
そんな「一時加入」のU-NEXTにて、海外ドラマ「フライト・アテンダント」をシーズン2まで鑑賞いたしました。
 
「ビッグバン・セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」のペニー役でおなじみ、実生活ではヘンリー・カヴィルの元カノとしてもおなじみのクオ子が単独主演。(←ケイリー・クオコ)
 
クオ子演じる航空会社の客室乗務員が、殺人事件に巻き込まれ、容疑にかけられながらも真犯人を追う、というサスペンス・ミステリーです。
 
セクシーな場面もあって、まあまあスパイシーな「大人女子ドラマ」。
楽しかったです。
シーズン2は、「ガヤつき」が増していて、やや雑な印象でしたが、それでも楽しかったです。
 
クオ子は、これまでのイメージである「主人公の隣に住むかわい子ちゃん」路線を脱却。
 
番組を牽引する、立派な大人の主演女優っぷりに、ビックリ。
 
まずは、客室乗務員の制服とか、似合いすぎててステキです。↓
 
作品やスタッフ、出演俳優はゴールデン・グローブ賞やエミー賞など、数多くの賞にノミネート。
 
とくにクオ子は、単独主演作で主演女優賞にノミネートされたのは快挙〜。
 
劇中にて、クオ子の役は事件に巻き込まれるだけでなく、アルコール依存症で悩んでいたり、家族や仲間との人間関係がうまくいかない嫌われ者だったりと、ダークな一面も。
 
おおむね「男ウケ抜群、女ウケ最悪」っていう女性像。
 
そのあたりの人間描写が評価されたような気がします。
この「キャラクター設定のサジ加減」、うまいことやったと思います。
 
アル中すぎて、幻覚を見ることもしばしば。↓
 
クオ子の兄役は、昔「グレイズ・アナトミー」に出ていたT・R・ナイトでした。
久しぶりに顔を見ましたが、全然変わってなーい。↓
 
シリアスな内容でも、クオ子が出てくると、持ち前のポップな風味で、どこか明るく楽しい雰囲気になるんですよね〜。
これは才能ですね、芸人の!(←芸人ではありませんが)
 
そして、髪型から衣装まで、いちいちオシャレです。
クオ子って、キメキメのゴージャス衣装も似合うけど、なんといってもカジュアル衣装の着こなしが完璧〜。
 
こちらの写真は、あんまりカジュアルって感じでもありませんがステキです。↓
 
海外ドラマって、出演者が、かわいい、オシャレ、セクシー、かっこいい、の、どれかに該当していれば、ずっと観ていられるんですよね〜。
 
海外ドラマは何時間も観るものだから、ストーリーより、出演者の見た目が大事だと思っています。
 
その点、クオ子は合格ですね。
ドラマ界で人気があるのも納得できました。
 
そして、クオ子って、実年齢アラフォーなんですね!
全然見えない、年齢不詳〜。
 
「奇跡のタヌキ顔」ですね!↓

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ドラマ「舞妓さんちのまかないさん」良かった。世界に届け「ゆるドラマ」! [海外ドラマ日記]

舞妓さんがフィーチャーされた作品ですが、「舞妓Haaaan!!!」じゃありませんから〜!
 
是枝裕和さんが総合演出を務めたNetflixオリジナル・ドラマで、2023年1月に配信された「舞妓さんちのまかないさん」(全9話)を観終わりました。
 
舞妓さんの文化と日常を、ユルく描いた作品。
 
テレビ東京の深夜に放送されているような、ユルいドラマが大好物のわたくし。
今作もユルさが最高で、楽しめました!
 
是枝さんは、全9話のうち1、2、5話は監督もしているようですね。
1話から、青森の一般家屋、京都の屋形(舞妓さんたちが共同で生活している住居)の散らかり具合が是枝さん演出っぽくて酔いしれました。
 
本当に、是枝さんは散らかし上手~!
ちなみに、美術監督は種田陽平さんです。
 
青森から京都に出てきた少女で、「まかないさん」となるキヨと、舞妓さんを目指す、すみれによるWヒロイン構成。
とくに事件も起こらず、悪人も出てこない平和なドラマで、キヨが作る「ふつうの食事」が美味しそうに見えるのが魅力のドラマです。
 
キヨ役の森七菜ちゃんと、すみれ役の出口夏希ちゃんは、ヘタウマ・ギリギリのナチュラル演技がかわいいです。↓
 
ベテランの花形舞妓さん役は橋本愛ちゃんが演じていましたけども、本当にキレイ~。
趣味は「ゾンビ映画鑑賞」というギャップもたまりません。↓
 
「The Makanai:Cooking for the Maiko House」という英題も付いているから(←Konmari調?!)、きっと世界配信なのでしょう。
 
京都や舞妓さん、料理のビジュアルも目を引くので、きっと世界中の視聴者が楽しんでいるとは思うのですが。
文化に説明がないし、日本人にしか分からないギャグも入っているから、「世界の視聴者のみなさん、ついて行けてるかな」と、ちょっと心配にもなりました。
 
マンガが原作の「舞妓さんちのまかないさん」は、過去にEテレでアニメ・シリーズにもなっていたんですよね~。
 
アニメ版と違って、今回のドラマ版は、大人キャラクターの出番が大幅アップ、オリジナルの大人キャラクターも追加され、大人の視聴者も十分に楽しめる世界観になっていました。
 
原作から存在している女将さん役は常盤貴子さんが演じてますけども、ボケキャラとして機能して「大人がわいい」女将さん像に。
 
常盤貴子さんの相手役は井浦新さんが演じていました。
是枝作品との相性バッチリでした、芝居の路線がヘタウマですしね。(←ホメ言葉)
 
新キャラのトラブルメーカー「出戻り舞妓さん」役は松岡茉優さんが演じていますけども、出てきた瞬間「このキレイなおばさん誰?!」と思ってしまいました。
普段の松岡茉優さんとは別人~。↓
 
その他、キャラクターが集まるバーの店長役がリリー・フランキーさん、出番わずかの客役が古舘寛治さんや尾美としのりさん、っていう配役もマニアックだし、舞妓さんたちとのコントラストも効いています。
少女メインのドラマですが、なぜか「見守るおじさん枠」があるんですよね〜。↓
 
そんな「少女ドラマと大人ドラマが合体した、ユルくて楽しい、日本カルチャー・ドラマ」が「舞妓さんちのまかないさん」。
 
もっと先のお話も見たいから、シーズン2も製作してほしいけど、どうかな~?!
微妙かな〜?!
 
「まかないさん、おかわりください!」と言いたいです。

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ドラマ「ウェンズデー」シーズン1が、「ショムニ」みたいで痛快〜!(←死語) [海外ドラマ日記]

2022年11月に配信されたNetflixオリジナル・ドラマ「ウェンズデー」シーズン1(全8話)を、遅ればせながら鑑賞終了いたしました。

 

かなり楽しみました、これは良い!

 

ドラマは、「アダムス・ファミリー」内キャラクターの1人、ウェンズデー・アダムスを主人公としたホラー・コメディ。

 

まずは、ウェンズデー役を演じたジェナ・オルテガちゃんが、ハマりすぎ~。

本人の年齢は20歳ですが、役の年齢16歳に、ちゃんと見えているという奇跡。

今作の演技で、ゴールデングローブ賞にノミネートされたことも納得です。

 

相棒の「ハンド」も、見た目はグロテスクですが、動きと性格が、かわいかった~。

こちらがハンドとウェンズデー。↓

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ウェンズデーのお母さん役は、まさかのキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じてますけども。

ジェナ・オルテガちゃんの存在感は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズを食う勢いだと思います。↓

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ウェンズデーは無口な一匹狼、感情が薄く毒舌ですが、頭脳明晰なキレ者。

ウェンズデーが、周りの大人たちを論破していく様が、痛快だしカッコいい~。

この「気持ちよさ」を「かつて、どっかで味わったことがある」と思ったら。

 

それはドラマ「ショムニ」の「江角マキコ節」だと、ハッとしました。(←死語)

 

ウェンズデー、それは小ちゃい江角マキコなんですよ!

 

ウェンズデーが学園にて、「怪物による連続殺人事件」の謎を追う、ミステリー仕立ての物語。

学園の仲間たちも、みんなかわいいですけども。↓



 

とくにルームメイトのイーニッドが、ウェンズデーと正反対のキャラクターで、ドラマの中で異彩を放っていました。

ウェンズデーが、不器用ながら、恋とか友情を理解していく場面では、胸が熱くなりました。

こちらはイーニッドとウェンズデーのツーショット。↓




 

製作・監督はティム・バートンで、音楽はバートン作の常連ダニー・エルフマンですよ。

 

わたくし、海外ドラマを観るときは、飲んだり食べたりしながらの「ながら観」を実行しているのですが。

 

まさかティム・バートン作品を「ながら観」する日が来ようとは~。

贅沢じゃーっ!

 

全8話のうち、1~4話までがティム・バートンの演出で、5話以降は知らない人が演出しているのですが。

5話以降は、作品のテンションが若干下がるんですよね~。

ティム・バートンの演出力が優れていることを、改めて感じました。

ティム・バートンって、世の「はみ出し者」をキュートに、愛おしく描く天才ですね。

 

昔の映画「アダムス・ファミリー」でウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチも友情出演。

こちらは、ジェナ・オルテガちゃん、ティム・バートン、クリスティーナ・リッチという、夢のスリーショットです。↓

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そんな「ウェンズデー」は、シーズン2も製作中とのことで、仕上がりが楽しみです。

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