「ジュラシック・パークⅢ」★★★ [映画日記]
恐竜見たい。
ザウルス見たい!
こないだ観た「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に脳が刺激されてしまいました。
脳がやられたんですよ!
2001年の旧作を再生してみたところ。
やっぱり、恐竜映画にサム・ニールが出てくると落ち着きますな~。
恐竜ジジイ万歳ですよ!
サム・ニール演じるグラント博士は、眼力がものっすごく鋭いですファッションはダッサダサだけども!!
シリーズ1作目を手がけたスティーヴン・スピルバーグ監督らしいキャラクター・デザインだな~、と改めて思いました。
スピルバーグって、ダサいキャラを生み出すのが上手ですからな。
ダサさの天才ですから!(←ホメ言葉)
今回のシリーズ3作目は、マイケル・クライトンの原作からも、スティーヴン・スピルバーグ監督の演出からも、初めて離れたジュラシック・シリーズ。
だから、恐竜に食われるのは悪人じゃないし、恐竜再生を通しての社会風刺も薄いです。
「ジュラシック・パークⅠ」の中から、甘めな娯楽要素だけを抽出した感じでしょうか。
甘い蜜だけ吸ったんですよ!
怖いけれど、どこか、のどかで楽しい、コワ・楽しい恐竜映画に仕上がりました。
上映時間も94分と短いし~、公開当時は物足りなく感じた作品ですけも。
今、改めて観ると、名場面は多いし、コレはコレで気軽でいいかも~。
サクッと観れる恐竜映画なんですよね~。
忙しい朝に便利な恐竜映画なんですよ!
恐竜の怖さを熟知している役のサム・ニールとは対象的に、恐竜をナメた人間役としてウィリアム・H・メイシーが登場~。
正反対のキャラクター2名が作品にコントラストを与えてます。
クラクラすんよ、オッサン・コントラストで!
ウィリアム・H・メイシーの元妻で、恐竜に襲われてキャーキャー言う役は、ショートヘアが似合っているティア・レオーニですけども。
このように、基本的にワイワイガヤガヤ騒ぎながら恐竜から逃げまわる中心人物はオッサン&オバハン。
こんなんじゃ、恐竜に嗅ぎつけられちゃうかもよ加齢臭!
後に「ジュラシック・ワールド」シリーズとしてリブートされる際、映画会社の人が「キャスティングを若返らせたい」と思う気持ちが少し分かりました。
いろんな旧作を観直すと、出演者の中に売れてない頃のスターを見つけることがあり、お宝映像を発見したかのような楽しみもありますけども。
今回、売れてない頃のスターは見当たらず。
脇役で若手俳優も出演してましたけども、彼らはブレイクしないまま現在にいたる!
生き残るのは大変だと思いました、恐竜が住む島も芸能界も~。