「エヴァ」★★☆ [映画日記]
「エル ELLE」で怪演したイザベル・ユペールが出演している、っていうので期待していた作品なのですが。
「エル」の次が「エヴァ」なんですよ、ゴロも良い!
しかし期待しすぎました。
はしゃぎすぎたわい!
若い男性作家が、妖艶な女性の虜になってしまうという物語。
まあまあ普通の、ミステリアスな作品に仕上がっておりました。
妖艶な女性エヴァを演じているのがイザベル・ユペールなのですが。
なんと設定が娼婦~!
「アタイを抱きたきゃ早くしな。酒付きで3万円だよ」みたいなことを言うキャラクター。
アンタ、この人65歳ですよ!
アラセブでのセクシー路線にビックリ仰天。
まるでヨコハマメリーですよ!
イザベル・ユペールには入浴シーン、湯上りシーンも多かったです、さすがにボインは出しておらず刺激はありませんが。
エヴァって40代くらいの設定なのかな~。
演じるユペールの化粧が盛り盛りで若作り。
寝ている場面でも化粧バッチリ。
頭からお水につかっても化粧バッチリ、くずれナーイ!
通常の場面でも、いくらか光は多めに当ててもらっている感じですよ岩下志麻みたいに!!
肌感に関しては一切のスキがありませんでした。
態度も堂々とした娼婦っぷりで、感じは出ておりましたけども。
別にエヴァ役は、わざわざイザベル・ユペール様が演じなくていい気も。
他に40代の女優さんで、エヴァ役がやれる人材はゴロゴロいる気もいたしました。
もはやイザベル・ユペールの挑戦企画みたいになってるのかな~?
ギネス認定への挑戦ですよ「何歳まで抱かれ役をやれるか」っていう!
性記録だわな!!
若い男性作家ベルトラン役を演じているのはウリ坊ですけども。(←ギャスパー・ウリエル)
今回のウリ坊はイケメン・オーラが全開。
見た目がものっすっごい男前で、抱いてるガールフレンドも美人でカワイイ~。
だけど中身が無い男役なんですよね~。
中が空なんですよ、ピーマンみたいに!
そんなイケメン作家役のウリ坊がイザベル・ユペールを抱きたがるという絵づらが、なんかスゴイというか~。
まるで母子みたいで変な感じ~。
妙な2人~!
劇中でウリ坊がイザベル・ユペールを抱きたがるたびに、「ちょいとウリ坊、よく考えな。相手の年齢は65だよ!」・・・と忠告したい気分になりました。
耳打ちしたい気分ですよ、あの人の実年齢!
しかし冷静に考えてみたら、ウリ坊の方がマニアだったんだよね~。
ウリ坊が老け専だった、っていう話!
ウリ坊とイザベル・ユペールの顔合わせは豪華な感じで日本ウケしそう。
名前だけで客が取れるんですよ、世界で!
広くて浅い客層にアピールできる、ライトなエロチック作品でした。