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発表!第22回(2024年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは…
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与えてみよう、とでも言うような企画です。
 
 
2024年度の結果はこちら。↓
 
 
★最優秀作品賞 「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」
 
受賞の理由: 原作はベネチアと無関係だから。欧米において「原作・魔改造」例の代表になってしまったから。原作を「世界旅情サスペンス」シリーズにしたがるプロデュース精神が、見事なほどに図太いから。
 
 
★最優秀監督賞 ウディ・アレン「サン・セバスチャンへ、ようこそ」
 
受賞の理由: MeToo運動で米国映画界から弾き出されたものの、自作のヨーロッパ映画を引っさげて復活した姿が清々しかったから。作品は「おじんの不倫劇」で相変わらずの内容だったから。助平心は永遠に不滅だったから。
 
 
★最優秀主演男優賞 マイケル・B・ジョーダン「クリード 過去の逆襲」
 
受賞の理由:主演でありながら監督も兼任し、その演出力が初監督とは思えないほど巧みだったから。「別の人に頼んで、やってもらったんじゃないんですか?」と思わざるを得なかったから。役柄も「セレブ妻を抱き、悠々と暮らす富豪でありながら、実はケンカも強いイケメン」で、やりたい放題だったから。
 
 
 
★最優秀主演女優賞 ジーナ・ガーション「サン・セバスチャンへ、ようこそ」
 
受賞の理由: 監督へのMeToo嫌悪でトップ女優たちが断った仕事を、「棚ボタ」式に引き受けたから。チャンスは掴めるうちに掴む、という心意気が、雌虎みたいでカッコいいから。
 
 
★最優秀助演男優賞 シム・リウ「バービー」

受賞の理由: 作品中の貴重なアジア枠として注目されるも、一切評価されなかったから。今思えば、マーゴット・ロビーやライアン・ゴズリングと同じ土俵で勝負したところで、目立てるわけがないから。出演する前から「負け戦」と決まっていたから。
 
 
★最優秀助演女優賞 ミシェル・ヨー「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」
 
受賞の理由:本人が、米アカデミー賞を受賞した翌年公開の今作で、どんな活躍をするのかと思ったら、霊に憑かれて発狂する珍役だったから。挙げ句の果てに、物語の途中で死んだから。たとえ名誉ある米アカデミー賞を受賞しても、持ち前の「B級臭さ」は忘れぬ気構えが男前だから。
 

 

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発表!第21回(2023年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは…
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与えるものです。
 
 
2023年度の結果はこちら。↓
 
 
★最優秀作品賞 「ブラックアダム」
 
受賞の理由: 
面白いし、評価も得ている映画にもかかわらず大赤字、という、製作のDCスタジオ側からしてみると「ありがた迷惑な大作」になってしまったから。DCスタジオさんは早速「シリーズ継続なし」とのご判断をされたから。不死身のヒーローが出てくる映画でありながら、あっさりと息の根を止められてしまったから。
 
 
★最優秀監督賞 デヴィッド・O・ラッセル「アムステルダム」
 
受賞の理由: 賞レースの常連だった頃も「今は昔」、近年に手がけた作品は「パッとしない」のが不思議だから。作品の出来も上々、主演クリスチャン・ベールの演技も最高にもかかわらず、なぜか米国では一切ウケなかったから。ハリウッドの世知辛さを感じているはずだから。
 
 
★最優秀主演男優賞 ドウェイン・ジョンソン「ブラックアダム」
 
受賞の理由:満を持してスーパーヒーロー映画を製作、主人公を演じるも、作品の公開早々、製作の上層部より「キャラ続投なし」とのお達しを受け、ヒーロー商売が暗礁に乗り上げてしまったから。商売上手として評価されていたのに、煮え湯を飲まされたから。
 
 
★最優秀主演女優賞 エイミー・アダムス「魔法にかけられて2」
 
受賞の理由: 15年ぶりに出世作の続編を、プロデュースも兼ねて出演するも、「おとぎの国の乙女」役がイマイチ、ハマらなかったから。ヒット作の続編は、とっとと製作しておくべきと、実感したはずだから。「時すでに遅し」だったから。
 
 
★最優秀助演男優賞 ニコラス・ホルト「ザ・メニュー」
受賞の理由: 共演のレイフ・ファインズとアニャ・テイラー=ジョイの演技は絶賛されるも、自身の評価だけサッパリだったから。交際していたジェニファー・ローレンスとも結ばれず、オーディションを受けた「トップガン マーヴェリック」への出演も叶わず、子役時代から現代に至るまで良いところがないまま三十路に突入してしまい、かわいそうになってきたから。
 
 
★最優秀助演女優賞 ケイト・ウィンスレット「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
 
受賞の理由:「タイタニック」以来、ジェームズ・キャメロン監督作品に出演して話題をさらうも、、演じたのは全身青塗のCGキャラというオチだったから。その容姿や演技から、自身を感じ取ることは難しかったから。シリーズ通してCGキャラを演じているゾーイ・サルダナの方が仕事に慣れていて、演技が映えまくってイキイキしていたから。

 

 

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発表!第20回(2022年度) ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞」とは…
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与えるものです。
 
 
2022年度の結果はこちら。↓
 
 
★最優秀作品賞 「マトリックス レザレクションズ」 
 
受賞の理由:確かに「マトリックス」の世界観を継承しているものの、物語は「焼き直した旧シリーズ」みたいな感じで、「温め直した弁当」みたいに新鮮味が足りなかったから。サイバー映画でありながら、50半ばの男女が突然「不倫劇」みたいなことを、おっぱじめたから。
 
 
 
★最優秀監督賞 クリント・イーストウッド「クライ・マッチョ」
 
受賞の理由:美女が抱かれたがるモテ系の主人公役に、90を超えた自分を据えてしまったから。女性とのラブシーンが「老人と介護士」に見えて仕方なかったから。
 
 
 
★最優秀主演男優賞 「ウエスト・サイド・ストーリー」アンセル・エルゴート
 
受賞の理由:歌えて踊れることをアピールできたのに、共演の女優陣にしか注目が集まらず、かわいそうに思えたから。「ポッと出」女優たちにとっての「かませ犬」になってしまったから。
 
 
  
★最優秀主演女優賞 ガル・ガドット「ナイル殺人事件」
 
受賞の理由:豪華キャストが特徴のアガサ・クリスティ原作シリーズで、主役クラスに大抜擢されたものの、いまひとつ大物感が足りなかったから。熟成途中で呼び出されてしまった、巨神兵のようだったから。
 
 
 
★最優秀助演男優賞 コリン・ファレル「THE BATMAN-ザ・バットマン-」
 
受賞の理由:顔に「付け肉」を貼りまくり名演技を披露するものの、それがコリン・ファレルだとは、誰も気づかなかったから。もはや「ガチャピンの中の人」と同等の扱いになってしまったから。
 
 
 
★最優秀助演女優賞 霧島れいか「ドライブ・マイ・カー」
 
受賞の理由:持ち味である「棒読み芝居」が世界を魅了したから。「棒読みは悪くない。味である」ことをアピールし、「棒読み女優界」の第一人者に成り上がったから。

 

 

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発表!第19回(2021年度) ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞」とは…
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与えるものです。
 
 
2021年度の結果はこちら。↓
 
 
★最優秀作品賞 「星の王子 ニューヨークへ行く2」
 
受賞の理由:続編を作ってくれたのはありがたいものの、前作は約33年も前で「星の王子」と言われても何も思い出せずに辛かったから。本編を観てみたら「ブラックパンサー」と設定がカブり気味で、次に「ブラックパンサー」を観たときに、嫌でも「星の王子」の顔を思い出しそうだから。
 
 
★最優秀監督賞 ポール・W・S・アンダーソン「モンスターハンター」
 
受賞の理由:妻で主演のミラ・ジョヴォヴィッチと共に、「バイオハザード」次ぐヒットを狙うもののコケたから。2児の養育費は当分「モンスターハンター」からの「モンスター収入」でまかなうつもりが、その皮算用も無駄になったから。
 
 
★最優秀主演男優賞 エディ・マーフィ「星の王子 ニューヨークへ行く2」
 
受賞の理由:約33年ぶりの続編に同じ役で出演するも、メイン・ストーリーは若手が回し、本人は突っ立ってるだけで、観客は寂しくなったから。本人の実年齢は60歳の「還暦王子」で、実は、ニューヨークどころか「やがて星になる王子」だったから。
 
 
★最優秀主演女優賞 ミラ・ジョヴォヴィッチ「モンスターハンター」
 
受賞の理由:TOHOシネマズ「幕あいの時間」映像でおなじみの山崎紘菜さんと共演していたのに、一切絡んでくださらなかったから。紘菜さんはハリウッド大作に出演したにも関わらず、まるで何もなかったかのように「幕あいの時間」に戻っていたから。
 
 
★最優秀助演男優賞 ペドロ・パスカル「ワンダーウーマン 1984」
 
受賞の理由:ワンダーウーマンの敵という大役を演じるも、変身するわけでもなく、こっぴどくヤラれるわけでもない半端な扱いが可哀想だったから。小粒の敵役を演じたクリステン・ウィグの方が、ドンキで買ってきたような全身タイツ姿で、客の心を鷲掴みにしていたから。
 
 
★最優秀助演女優賞 リリー・コリンズ「Mank/マンク」
 
受賞の理由:デヴィッド・フィンチャー渾身の監督作に出演するも、共演者のアマンダ・セイフライドが賞レースに食い込みまくり、本人の存在は霞んでしまったから。
一方、同年に主演したチャラ味のあるドラマ「エミリー、パリへ行く」は好評で、「自分の魅力は安さ」という事実を、痛いほど思い知ることになったから。

 

 


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発表!第18回(2020年度) ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]


本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。

 

アレじゃナーーイ!

 

*「ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞」とは…

毎年、2月か3月。

過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与える賞なのです。

 

 

2020年度の結果はこちら。↓

 

★最優秀作品賞・「メン・イン・ブラック:インターナショナル」

受賞の理由:1作目から22年も経過した後の新作で、琥珀から抽出したDNAから恐竜を蘇らせるかのような、強引なコンテンツ復活劇だったから。記憶に残らない出来映えで、魅力を出していたのは結局クリス・ヘムズワースという天然男優だけだったから。

 

 

★最優秀監督賞・アン・リー 「ジェミニマン」

受賞の理由:世界の巨匠が、「ウィル・スミスの商売映画落ち」したところが哀れだったから。「今のウィル・スミスと若いウィル・スミスを共演させる」という、ハリウッドが出題した無理難題を必死でこなしていたから。きっともう、ウィル・スミスの顔なんて見たくなさそうだから。

 

 

★最優秀主演男優賞・マット・デイモン 「フォードvsフェラーリ」

受賞の理由:共演したクリスチャン・ベールは大絶賛されるも、主人公を演じた自身は総スカンだったから。クリスチャン・ベールの役作りは入念なのに、自身は素のまま、簡単に演技を済ませていたから。劇中での姿は、コンビニに買い物に行くときのマット・デイモンと、何ら変わりなかったから。

 


 

★最優秀主演女優賞・リンダ・ハミルトン 「ターミネーター:ニュー・フェイト」

受賞の理由:「おんな映画」としてリニューアルされた作品で、見事に「アクションばばあ」として復活をとげたから。声はガラガラで、聴いているだけだと「アクションじじい」のようだったから。

 


 

★最優秀助演男優賞・アーノルド・シュワルツェネッガー 「ターミネーター:ニュー・フェイト」

受賞の理由:数年ぶりにターミネーター役を再演したものの、ロボットなのに思いっきり年をとっていて、観客をキョトンとさせたから。劇中では女性と同居していながらも、「抱いていない」と言い張っていたから。

 

 


★最優秀助演女優賞・オリヴィア・ワイルド 「リチャード・ジュエル」

受賞の理由:クリント・イーストウッド監督作への抜擢で賞レースへの食い込みが期待されるも、役は「悪女」で好感度は一切上がることはなかったから。女優としてブレイクしそうでしないまま、ついにアラフォー世代に突入したから。

 

 

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発表!第17回(2019年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは…
  
毎年、2月の終わりか、3月の初め頃。
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞なのです。
 
  
2019年度の結果はこちら。↓
 
★最優秀作品賞・「ルイスと不思議の時計」
受賞の理由:ジャック・ブラックとケイト・ブランシェットが共演するも噛み合わず、見事に価値を殺し合っていたから。ここまで相性の悪い配役は初めて見たから。3〜4カ月ほど前に観た大作なのに、誰もが存在を忘れかけているあわれな作品だから。
 
★最優秀監督賞・ブライアン・シンガー(「ボヘミアン・ラプソディ」)
受賞の理由:撮影途中でクビになり別人が監督したにもかかわらず、規定により監督としてクレジットされてしまったから。自身のゴタゴタ劇のせいで、一生に一度かもしれないアカデミー監督賞の受賞チャンスをパーにしてしまったから。
  
★最優秀主演男優賞・ヒュー・ジャックマン(「フロントランナー」)
受賞の理由:実在の人物を演じて「賞取り」を狙うも総スカンだったから。浮気男という役柄が「女性受け」しないことに全く気づいていなかったから。今後はミュージカル男優として生きるべきか、迷いを感じるから。
  
★最優秀主演女優賞・リリー・ジェームズ(「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」)
受賞の理由:若かりし頃のメリル・ストリープ役なのに美人すぎるから。メリル・ストリープとの共通点が、頭の先からつま先まで一切見当たらないから。日替わりでいろんな男に抱かれて身ごもり「誰の子か分からない」と平気でのたまうズベ公なのに、かわいいから許されてそうな役だったから。
 
★最優秀助演男優賞・ラミ・マレック以外のクイーンメンバー(「ボヘミアン・ラプソディ」)
受賞の理由:フレディ・マーキュリーに全く似ていないラミ・マレックだけが、あらゆる賞を総ナメ状態だから。役のモデルにそっくりで、楽器の演奏も特訓したにもかかわらず、結局はラミ・マレックの口パク歌唱に負けてしまう姿が、いくらなんでも気の毒だから。
 
★最優秀助演女優賞・菊池凜子(「パシフィック・リム:アップライジング」)
受賞の理由:演じた役がシリーズ前作ではヒロインだったにもかかわらず、中国が仕切ったためか、続編では早々に殺されてしまったから。大作シリーズには乗り損ねたものの、私生活では染谷将太くんに抱かれて幸せそうだから。
 
 


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発表!第16回(2018年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
 
アレじゃナーーイ!
 
*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは…
 
毎年、2月の終わりか、3月の初め頃。
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞なのです。
 
2018年度の結果はこちら。↓
 
★最優秀作品賞・「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」
受賞の理由:大作シリーズの完結編であるにもかかわらず、「1匹の猿による復讐劇」という地味すぎる内容で幕を閉じたから。日本の客数は極少だったから。結局アメリカ人は精巧な猿CGを見たかっただけ、ということが分かったから。
 
★最優秀監督賞・ケネス・ブラナー(「オリエント急行殺人事件」)
受賞の理由:突然、アガサ・クリスティの版権ビジネスに乗っかってきたから。まさに急行列車に飛び乗る勢いだったから。続編製作も決定し、「アガサ印税」で老後も安泰だから。
 
★最優秀主演男優賞・ジェラルド・バトラー(「ジオストーム」)
受賞の理由:劇中で、地球を救うために選ばれたものの、たいして役に立っていなかったから。あんな仕事ぶりでは、小豆島すら救えないから。地球人としては、もうちょっと大スターに救ってほしいから。
 
★最優秀主演女優賞・スカーレット・ヨハンソン(「ゴースト・イン・ザ・シェル」)
受賞の理由:日本原作映画に出てくれたのはうれしいが、結局「女・ロボコップ」という古いヒロイン像に収まってしまったから。劇中では変なオカッパ頭にされ、しかも脳みそは日本人のもの、という設定が気の毒だったから。
 
★最優秀助演男優賞・ハリソン・フォード(「ブレードランナー 2049」)
受賞の理由:世界は2049年の未来でありながら、まるでユニクロの古着でフラリと来たかのような姿で、役作りがユルすぎたから。オリジナル・キャストでありながらも浮きすぎて、ミス・キャストだったから。
 
★最優秀助演女優賞・ローラ・ダーン(「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」)
受賞の理由:「突撃せよ」と宇宙戦艦を指揮する姿が、宇宙で一番似合っていなかったから。本当は、「ジュラシック・パーク」出演時の、恐竜の大便を手で掴むような役が似合っているから。
 
 

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発表!第15回(2017年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞  [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。

アレじゃナーーイ!


*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは・・・
毎年、2月の終わり頃。
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「中間」の作品や者たちに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞なのです。


2017年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「聖杯たちの騎士」
受賞の理由:アート感は100点満点だけれども、観ている間は、どうにもこうにも眠いから。眠気を誘う効果は「ドリエル」以上だから。いつの間にやら、テレンス・マリック監督作品に出演することがハリウッド・スターにとっての登竜門、みたいな、おかしな風潮になっているから。


★最優秀監督賞・ジョディ・フォスター(「マネーモンスター」)
受賞の理由:来日したと思ったら、公開のタイミングでテレビに出まくり、ゲリラ的な宣伝方法でひと稼ぎする術を知ったようだから。ある意味で「マネーモンスター」化したから。


★最優秀主演男優賞・ウィル・スミス(「スーサイド・スクワッド」)
受賞の理由:悪人ばかりの集団「スーサイド・スクワッド」において、彼の役には、善人の風合いが必要以上に仕込まれていたから。こんな作品の中でも、好感度が欲しくてたまらなそうだったから。その割にハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーに食われたから。


★最優秀主演女優賞・エミリー・ブラント(「ガール・オン・ザ・トレイン」「ボーダーライン」)
受賞の理由:主演作は素晴らしいのに、どういうわけか彼女自身は評価されていないから。そうこうしているうちに、自身におけるバブル期も、そろろそ終わりを告げようとしているから。そんなところが、かわいそうだから。


★最優秀助演男優賞・フォレスト・ウィテカー(「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」)
受賞の理由:SF超大作に出演するも「その役、必要ですか?」と言われる始末だから。出演シーンは全カットしても、どうにかなりそうだったから。


★最優秀助演女優賞・オリヴィア・マン(「X-MEN:アポカリプス」)
受賞の理由:とっくに30を過ぎているのにハイレグを穿き、X-MENの、しかも若手チームの方に入り込ん来る様が図々しかったから。派手に死ぬわけでもなく、物陰から走って逃げて終わり、という退場シーンが痛々しかったから。そんな姿がかわいそすぎて、ハイレグが涙でにじんで見えなくなったから。




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発表!第14回(2016年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは・・・

毎年、2月の終わり頃。

過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない毒にも薬にもならなかった中間の作品や者どもに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞である。



2016年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
受賞の理由:シリーズ3作目と4作目を無かったことにするという、思い切った新機軸を打ち出してきたものの、案の定パッとしなかったから。続編製作も白紙になり、新起動どころか再起不能に陥ったから。


★最優秀監督賞・ジョー・ライト(「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」)
受賞の理由:文芸監督がスピルバーグ風のエンターテイメント大作に挑戦したものの、客が付かず夢がはじまらなかったから。何食わぬ顔で、文芸作品専門の監督にお戻りいただきたいから。


★最優秀主演男優賞・ジェイソン・クラーク(「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「エベレスト3D」)
受賞の理由:どういうわけかハリウッド大作の主演を張ることが多いから。オーディションの審査員から選ばれやすい体質だから。

★最優秀主演女優賞・シャイリーン・ウッドリー(「ダイバージェントNEO」)
受賞の理由:毎年毎年「ダイバージェント」シリーズを引っさげてくるものの、日本での人気はボンヤリしたまんまだから。性懲りもないから。

★最優秀助演男優賞・ジョエル・エドガートン(「ブラック・スキャンダル」)
受賞の理由:クリスチャン・ベールやジョニー・デップに対峙する役で、毎年賞レースの助演男優賞ノミネートを狙ってくるものの、ことごとく落ちるから。その落選ぶりが見事だから。

★最優秀助演女優賞・ケイト・マーラ(「オデッセイ」「ファンタスティック・フォー」)
受賞の理由:映画の中で顔は見かけるものの、活躍してるのかしていないのか、イマイチ分からないから。映画で売れなくても、出演中のドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で食いつなげるとでも思っていそうだから。




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発表!第13回(2015年度) ラヴ・ハリ・アカデミ~賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]

*「ラヴ・ハリ・アカデミ~賞」とは・・・

毎年、2月の終わり頃。

過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない毒にも薬にもならなかった中間の作品や者どもに、わざわざ栄誉と慈悲を与える仏のような賞である。



2015年度の結果はこちら。↓

★最優秀作品賞・「ダイバージェント
受賞の理由:「ハンガー・ゲーム」と見分けがつきづらかったから。全米のティーンが熱狂した作品でありながら、日本のティーンは全員そっぽを向き、同時期に公開された「好きっていいなよ。」の方に流れてしまったから。


★最優秀監督賞・リュック・ベッソン(「LUCY/ルーシー」)
受賞の理由:「脳が100%覚醒したら超人になる」という派手な話をでっち上げたものの、仕上がりは相当地味だったから。ヒロインは脳が覚醒していくたびに動かなくなり、クライマックスからは椅子に腰掛け、ボンヤリ、のんびり過ごしているだけだったから。演出仕事もラクそうだったから。


★最優秀主演男優賞・ジョニー・デップ(「トランセンデンス」「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」)
受賞の理由:アンバー・ハードを抱いてから、出演作品の質が落ちたから。さげまんに捕まったような気がしてならないから。

★最優秀主演女優賞・シャイリーン・ウッドリー(「ダイバージェント」)
受賞の理由:日本でも「ダイバージェント」と共に大ブレイクする子かと思っていたら、「ダイバージェント」と共に全く話題にならずに終わってしまった子だから。日本では「ジェニファー・ローレンス廉価版」のレッテルを貼られてしまいそうだから。

★最優秀助演男優賞・チャニング・テイタム(「フォックスキャッチャー」)
受賞の理由:過去最高の演技力を見せつけたものの、賞レースにノミネートされたのは共演のマーク・ラファロだから。あの「ハルク男優」に、おいしいところを全部持っていかれてしまったから。そんなところにも「男性ストリッパー上がり」という足かせを感じるから。今後も慰めとして、「世界一セクシーな男」だけにはランキングされ続けてほしいから。

★最優秀助演女優賞・ファムケ・ヤンセン(「96時間/レクイエム」)
受賞の理由:人気シリーズ3作にレギュラー出演するものの、3作目では予告編で既に死んでいたから。予告編で死ぬなんて、本来はチョイ役の仕事だから。



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