「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」★★★☆ [映画日記]
*ネタバレはありません。
まさか、こんな日が来ようとは。
「スター・ウォーズ」シリーズの人気キャラクター、ハン・ソロを主人公にしたスピンオフ作品が完成~。
長生きはしとくもんじゃな!
飲んどくもんじゃな、皇潤!!
世界観は確かに「スター・ウォーズ」ですけども。
テンションは明るくて慌しい感じ。
宇宙のドタバタですよ!
作品コンセプトは「宇宙のウエスタン」だそうですが、言われてみれば、確かにそんなノリ。
「スター・ウォーズ」シリーズにありがちな「暗い要素」も少なめでした。
「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクターがサプライズ出演するのかな、と思ってましたけど。
「来るのかな?本家の人」と思っていたのですが!
小さなサプライズは、ちょこっとありました。
もうちょっと、大きなサプライズがあっても良かったかもよ。
劇中のハン・ソロは20代。
青二才!
抱いてたガールフレンドと生き別れ、もういっぺん再会して幸せを掴もうとするお話。
もういっぺん抱きたがるお話!
宇宙抱きですよ!!
展開にはスピード感がありました。
さすがお若いわい!
「スター・ウォーズ」の小ネタも散りばめられてます。
バラまかれてんの!
ハン・ソロの相棒チューバッカや、悪友ランド・カルリジアン、愛機ファルコン号との出会いなど、なれそめが充実しまくり~。
トリビアの宝庫~!
スピンオフ作品として「よく出来た感」がスゴイです。
クライマックスあたり、劇中で唯一「スター・ウォーズ」のテーマ曲が流れる場面があるのですが、曲の挿入タイミングがバッチリすぎて涙が出たわい。
スタッフの人、素晴らしいタイミングで「再生ボタン」を押してくだすった!(←カセットかい)
もういっぺん観たいくらい楽しい作品だったので、本国での興行失敗が意外~。
一体、何が不満なのさメリケンさんは?!
ハン・ソロ役のオールデン・エアエンライクが素晴らしいです。
演技が上手いし、顔もいい。
本家ハン・ソロ役のハリソン・フォードと並べると似てないのですが、それが気にならない。
顔の系統は同じ、というか~。
臭いの元は同じというか~!
「オールデンのハン・ソロはこれでいい」という説得力がありました。
オールデンは「洗練味の無さ」も魅力。
垢抜けてないんですよ!(←ホメ言葉)
そのダサさが「スター・ウォーズ」の世界に合っていたと思います。
ハン・ソロが世話になるチームのリーダ役が、最近、他作品でも活躍しているウディ・ハレルソンでした。
どんなジャンルでも、どんな若手の中でもスッと馴染んでしまえるウディ・ハレルソン。
ときにはハゲのまま、ときにはズラをかぶって馴染んでしまえるんですよ!
どんなおかずに乗っけてもおいしい、万能ネギのようなお方でした。