「グッバイ・ゴダール!」★★★ [映画日記]
ジャン=リュック・ゴダール監督のことを、よく知らないのですが。
手がけた作品も観たことナーイ!
そんなボクちゃんでも楽しめるのか心配しましたが問題ナーイ!!
ゴダール監督の結婚生活を軽快に再現した作品です。
チュッチュチュッチュしたりする話!
ゴダールの嫁って19歳だったんですね~。
幼な妻ですよ!
まずは嫁の若さにビックリしました。
物語の中盤までは、ゴダールの政治的な思想やデモの様子が描かれていて、なんとなく退屈~。
デモの描写なんて、大勢のエキストラを使った大規模ロケ。
ガヤガヤしてんの!
・・・にもかかわらず観ながら退屈になる、って逆にスゴイです。
だんだん夫妻の心がすれ違い始める中盤以降は、ゴダールが思いっきりイヤな奴に。
肉体的な暴力はふるいませんが、言葉の暴力がひどいわな。
手に余るわな、お口が達者な殿方は!
数々の暴言に嫁もア然としてました。
ドン引きですよ!
だんだん険悪な仲になってくると、退屈さは消えて目が冴えました。
ボクちゃん大好物なんで、痴話げんか!
原作はゴダール監督の嫁アンヌ・ヴィアゼムスキーが書いた自伝的小説ということで、物語も完全に嫁目線。
個性的な鬼才を傍観する普通っぽい女子、という構図が面白いのだと思います。
序盤の「ガヤガヤしているのに退屈な空気感」って、もしかして嫁の気持ちを表現していたのかな~、と思ってしまいました。
一応、裸を使ったギャグ(らしきもの)も取り入れたコメディ調の場面もあるのですが。
裸ネタですよ!
出演者たち、まー見事に上から下までスッポンポン。
そのまま真正面で気をつけ〜っ!
「よくやってるな~」と感心しましたけども。
大体のギャグが笑えない。
笑えたとしても苦笑い。
スベりまくり!
ものっすごい脱ぎ損でした!!
監督は「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウスですけども。
アンタ、笑いのセンスはゼロかもよ!
絶対売れない、芸人ならば!!(←監督として大成功しているので大丈夫ですか)
嫁役を演じたステイシー・マーティンは魅力全開。
ミニスカートもよく似合ってました。
彼女が過去に出演した性大作「ニンフォマニアック」シリーズに引き続きセクシーな役どころ。
ここまで体当たりの演技を、この若さでやれる女優は世界中で彼女くらいだと思う〜。
そして、年がいってるのに10代に見える女優は、アンタか安達祐実くらいですから~!
裸ネタでスベる…(笑)
私もゴダールって多分観たことないですが、格調の高そうなイメージ。フランス人のイコール(=)の入る名前も謎です。
バトル・オブ・ザ・セクシーズも観たいんですがなかなかタイミングが合いません~☆
by M (2018-07-26 00:30)
Mさん。
ホント、名前の途中にある「=」って不思議な存在ですよね〜!「・」じゃダメなのかな。タイミングが合わずに映画が観れないときって、ありますよね〜。とくに近年では公開後1〜2週間で上映スケジュールが深夜に回されたりして大変です。
by のむら (2018-07-26 22:12)