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「アド・アストラ」★★★ [映画日記]

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世界で最もジーパンが似合うあのお方が…。


アメカジ殿下のブラッド・ピット様が〜っ!


ついに着込んだ宇宙服。


袖を通してくだすった!


そんなブラピがロケットの操縦桿を握ったと思ったら…。


なんと宇宙船を操って、銀河の端まで飛んでったーっ!


これまでありそうで無かった、ブラピ主演の近未来SF作品なのでした。

やはり、ブラピとSFの相性は、そんなに良くはありませんでしたが、新鮮味はありました。


今回ブラピが演じる宇宙飛行士は、どんな危機に陥っても脈拍が正常値、というお方。


落ち着いた殿方ですよ!


脈だけでなく、血糖値も正常なら最高だよね、その年齢だと!!…と思いました。


それでも脈拍が上がってしまったブラピは、リラックス部屋でくつろぐのですが。


のんびりなさるんですよ!


しかし、そこは、壁全体に花や蜂が超巨大に拡大されて上映されているという特別なお部屋…。


リラックスできんわ、逆に!…と思いました。


そんなブラピが、行方不明になった父を宇宙まで探しに行く、という冒険物語なのですが。

なんとエンターテインメント路線じゃありません。


アートSFというか〜、ゆったりした空気が流れる、渋くてクールな作風に愕然。


劇中に流れるBGMとか湿ったムードが全開で、嫌いじゃありません、こういうの。

体調が良ければハマったかも〜。


生憎、今回は話の途中で何度か寝たけども!


時代設定が近未来、というところがミソで、宇宙空間や宇宙船内が舞台でありながら、科学的な要素の一部は想像で描いている。


割と雑〜!


「ゼロ・グラビティ」等と似たジャンルですが、リアリティはありませんでした。


そのかわりフィーチャーされている要素が家族愛ですよ。


ブラピの父役はトミー・リー・ジョーンズが演じていて、なるほど、父子に見えなくもありません。


「猿系の顔の血筋だよね」と思いました。


結局〜「家族や、身の回りにいる人って大事だよね」っていうテーマが、あまりにもシンプルでした。


「そんなの、わざわざ宇宙の端まで行かずとも、千葉や群馬あたりで済ませた方が安上がりだわなと思いました。


しかし、シンプルだからこそ多くの人にメッセージは伝わりやすい、とも思いました。


日本のライトな客層に、ブラピとトミー・リーの認知は高い。


日本人は、みんな大好きアンタらを!


そんな日本のライト客を満足させる作品だったか、というと、残念ながら、そこまでじゃないお話だったと思います。


ブラピとトミー・リー自体の魅力で、どうにか間が持ちました。


とくに、ブラピの顔アップが効いておりました。


顔面力ですよ、猿系の!



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