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「俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー」★★★ [映画日記]

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「グリーンブック」のピーター・ファレリー監督 × ザック・エフロン主演 というおもろい2人が放つ!
 
茶の間にお届け!!
 
amazonプライム・ビデオのオリジナル映画として、2024年3月に配信されたコメディ作品です。
 
2人のコラボは、「史上最高のカンパイ! 戦地にビールを届けた男」(2022年・appleTV+で配信)以来ですね。
 
これからはチョイチョイ組むのかもしれません。
 
思惑一致のビジネス・パートナーですよ!
 
ザック・エフロン側としては、得意のコメディ路線で評価される可能性がありますしね。
 
あの子に期待できるんですよ、賞レースへの食い込み!
 
ザック演じる主人公を含む、幼馴染みの仲良し男性グループは、幼少の頃から「リッキー・スタニッキー」という架空の人物を作り上げ、社会人となった現在も、物事の言い訳として使っている、という基本設定。
 
悪いことは「リッキー・スタニッキーのせい。全部あの子の仕業」って言うんですよ。
 
そんな生活を送っていたある日、彼らの妻やパートナーたちが「リッキー・スタニッキーは実在するのか」と疑問を持ち始める、という展開。
 
外野がうるさくなってくんの!
 
役者を雇い、公の場で彼を「リッキー・スタニッキー」として立ち振る舞わせるのですが。
 
「リッキー・スタニッキー」役を演じているジョン・シナさんが怪演~。
 
オハコのボケ演技が炸裂~。
 
本当にバカが似合う〜!(←ホメ言葉)
 
金欠ゆえに、ゴミ袋がバッグ代わり、アル中でブルブル震え、小便を漏らしながら話をする変人役がハマってる~。
 
しかし、公の場では、完璧に「リッキー・スタニッキー」を演じてみせる切り返しも鮮やかで楽しい~。
 
今回のジョン・シナさんは、ザック・エフロンを食ってますね!
 
エフロン殺しですよ!!
 
今回ザックが演じた主人公は「トラブル巻き込まれ型」で、演技も受け身だったため、ジョン・シナさんの後ろに隠れてしまいましたね~若干。
 
コメディ要素も申し分なく、時にダーク、時に切ないテイストで、コメディなのに「妙な深み」がありました。
 
ただのバカじゃないんですよ!
 
幼少時代から架空の親友をでっち上げて生きている、っていう設定自体スリラーですしね。
 
下品なネタも盛り込むし、話が横道にそれたらそれたで、しばらく横道にそれたまま物語が進むところにも余裕を感じました。
 
コメディ界の巨匠となったピーター・ファレリーさんらしい作品でしたけども。
 
今にして思えば、同監督作「グリーンブック」(2018年)に、出演者としてヴィゴ・モーテンセンやマハーシャラ・アリさんが集結し、作品の評価も高かった、って奇跡ですね。
 
ザック・エフロンも「数打ちゃ当たる」と思って、がんばってほしいです。
 
 


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