「ロードハウス 孤独の街」★★★ [映画日記]
みなさんご存知の映画かと思います、パトリック・スウェイジ主演の「ロードハウス 孤独の街」(ビデオ題:「ロードハウス 誓いのカクテル」)(1989年製)。
有名な映画ですよね。(←知りませんか)
当時セクシー男優だったパトリック・スウェイジの根強いファンにより、カルト的人気を持続していた作品ですけども。(←多分)
なんとリメイク作が、2024年3月よりamazonプライム・ビデオのオリジナル映画として配信~!(←「なんだ配信か」と言うなかれ)
もしかして、映画会社の人たちは「トップガンの続編がヒットしたんだから、ロードハウスも大丈夫だろう。続編じゃなくてリメイクだけど大差ないだろう」と思ったのでしょうか?!
雑なプランのような気がしますが、見切り発車でやっちゃった感じが豪快ですね。
アメリカっぽくて良いと思う~。
今回の主演はジェイク・ギレンホールというのが、我々視聴者の興味をそそって、また良いです。
わたくしも、主演がジェイク・ギレンホールだから再生ボタンを押しました。
ジェイク・ギレンホールという名の取っ掛かりですよ。
それは我々に撒かれたエサですよ!(←失礼)
物語は、フロリダキーズにある小島にて、居酒屋「ロードハウス」の用心棒として雇われた「ワケあり」男性が、次から次へとチンピラに襲われる、というもの。
居酒屋「ロードハウス」には、毎晩、バイクに乗ったチンピラが多数訪れて、店内をメチャメチャに壊して帰るんですよ!
チンピラ人口高め、って、一体そこは、どんな島?
そんだけ毎日ヤラれながらも経営できてる「ロードハウス」ってどんな店!?
しかも、雇われた用心棒の週給が高額でビックリ。
そんだけ払って店の採算は取れてる、っていうのもスゴイです。
奇跡の居酒屋ですよ!
総合的に作品の世界観は、理屈が無くて最高です。
主人公もチンピラも、いい大人なのに取っ組み合いのケンカばかりしていて笑ちゃう~。
1980年代映画の荒唐無稽な面白さ、熱いエッセンスは引き継いでいると感じました。
劇中、ジェイク・ギレンホールには複数のB級女優演じるキャラが接触するのですが。
ラブシーンは皆無、っていう点が「今どき」すぎて残念~。
無駄なお色気は時代に合わせて排除されてました。
「キレたら怖い」というダークヒーロー的キャラクターのジェイク・ギレンホールには、格闘シーンが多いです。
どんなアクションも上手にこなしていて、さすがジェイク・ギレンホールだと思いましたけども。
編集も見事にキマっていて、「監督はどちら様ですかな?」と思ったら。
なんと、監督は「ボーン・アイデンティティー」等のダグ・リーマンだったんですね!
ジェイク・ギレンホールと共に「ロードハウス落ち」した感がありますけども。
「ロードハウス心中」ですよ!
個人的には続編も作ってほしいです。
バカなマジ映画って、本当に楽しいものですね。