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「永遠に僕のもの」★★★ [映画日記]

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主人公のモデルは、1970年代のアルゼンチンに実在した美少年殺人鬼ですよ。


映画の主人公にはピッタンコな人材。


映えっからね、美少年さまは!


天使のような風貌の少年が、何の躊躇もなく人を射殺しまくる、というバイオレンス場面と、耽美なボーイズ・ラブ調の映像が交錯する、スタイリッシュ・クライム・ムービーに仕上がっておりました。


ノリとしては「ぼくのエリ」とか、あんな感じ〜。

クールな異国情緒が味わえる系〜。


舞台になっている、1970年代のブエノスアイレスのフンイキがカッコいいんですよね〜。

英語でもフランス語でもない言語が、レトロな風景と絡み合って不思議な世界〜。


挿入歌もレトロ〜。


まるで歌謡ショーですよ、ヒデキヒロミみたいな!


主人公カルリートスの髪はブロンドで、クルクルした巻き毛。


天パー男子ですよ!


カルリートスにとって、人のものは、自分のもの。


のび太のものは、俺のものですよ!


まずは手癖が悪いです。


何でもパクんの!


人殺しは、ひらめきで実行。


ピンときたら鉄砲バーン!


なかなかの性悪小僧でした。


そんなカルリートスと手を組み、犯罪の相棒になるのが、野性味のある美青年ラモンですよ。

このツーショットが絵になっています。


まるで魔夜峰央さんの漫画から出てきたかのよう〜!


アルゼンチン版「翔んで埼玉」の主役は、この2人で決まり〜!!


カルリートスもラモンも、基本的に女性を抱いているようですが。


要所で顔を近づけ合ったりしてBL要素も持ち合わせております。


男も女も何でもござれの万能選手〜!


実在した殺人鬼を描いた映画ということで観てみたのですが、思った以上にBL臭がプンプンで、相当とまどいました「こんなにもBLなのか、あすこの国の犯罪者は」と!


カルリートスがラモンを抱くのか?…と思ったら抱かない。


そろそろ抱くのか?…と思っても、まだ抱かぬ!


いよいよ抱くだろう、そろそろ抱かないと映画も終わる…と思っても抱かない。


いつまでたっても抱きゃあしない!


ハンパがなかったです、寸止め感!!


そんな点は「抱くなら、はよ抱け。ひと思いにやっとくれ!と、ちょっぴりイライラしましたけども。


「BL好きの腐った女性たちには、これくらいがいいのかな?これくらいの塩梅が効くのかな?」とも思いました。


BL評論家にでもなった気分でした。



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Netflix「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」が奥深い。全世界の全世帯に突き刺さる内容で、人気も納得。 [その他]

先日、海外ドラマ「911 LA救命最前線」シーズン2を観ていたら…。

登場人物が「これは、ときめく。これは、ときめかない」と衣類を整理している場面に出くわしましたよ。

 

突然ですよ、ある日、森の中で熊さんに出くわしたみたいに!

 

 

これは、Netflixで配信されている近藤麻理恵さん(通称:こんまりさん)の番組、「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」の影響とみた。

 

日本が誇る、お片付けの女王様の効果ですよ!

 

「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」は、2019年のテレビ界の祭典「第71回エミー賞」に2部門でノミネートされているという、人気番組。

 

夏休みに実家に帰っていた、わたくし。

シーズン1(全8話)を観てみることにしました、どヒマだったんで!

 

こちらが公式予告編。↓




 

番組を観て、まず思ったのは…。

「こんまりスゲエ。こんまり、たいしたお方!」でした。

 

番組の内容は、アメリカの一般世帯に、こんまりさんが突入〜。

 

お宅訪問ですよ「突撃!隣の晩ごはん」byヨネスケみたいに!

 

こんまりさんがお家に上がりこんだ上で、片付けの悩みを聞いたり、アドバイスをしたりして、アメリカ人のお宅をスッキリさせる、というもの。

 

番組ジャンルで言えば、リフォームをしたり、ファッションのコーディネイト指導をしたりして人々の生活を変える「ビフォー・アフターもの」ですけども。

同じくNetflixでの人気があるビフォー・アフター番組「クィア・アイ」等とは、似ているようで全く違う〜。

 

「クィア・アイ」の内容は、主に、各種生活アドバイザーがダサい人の生活をキラキラさせるために、ブランドものの洋服を着せたり、インテリアを変えたりしてあげる、というもの。

 

カネで解決するタイプ。

 

大枚をはたいて、盛って、盛って、盛りたてんの!

 

はやしたてんのさ!!

 

それはそれで面白いと思いますけども。

「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」は正反対。

そのテーマは、家の中のものを大量に捨てて、生活を変えるというもの。

 

全てが無料で行える!

 

出演している人だけでなく、視聴者もタダでやれんの!!

 

しかも片付けって、万国・全世帯共通のコンテンツ。

そこに目を付け、世界的なビジネスに変えたスタッフもスゴイな〜、と思いました。

 

 

番組に起用され、こんまりさんの指導を受けるのは、アメリカらしく、国際結婚をした夫妻、同性カップル、未亡人、妊婦など、人種バラバラで多様な人々。

 

そんな一般アメリカ人を相手に、こんまりさんが基本的に堂々と日本語で(時には通訳も付いてますが)対応している姿が頼もしすぎる〜。

 

こんまりさんの見た目は、黒髪で清楚なファッション。

小柄で丁寧な会話をし、ときには部屋に寝転がりおどけた態度も。

顔は、世界的に有名なアジア人女優チャン・ツィイーに、うっすら似ているということで。

 

好感度100点満点!

 

片付け論の説得力だけでなく、こんまりさん本人にも魅力があることを知りましたよ。

 

また、片づけを行う前には、こんまりさん自身が家屋の中央に正座して「あいさつをする」という謎の儀式(?)を、必ず行うところも面白いです。

こだわりの演出なのでしょうけども、まるで「今から東洋の神秘をお見せします」みたいなマジカルな雰囲気なんですよね〜。

そんなところも、アメリカの視聴者の心を鷲掴みにした理由の一つかもしれません。

 

アメリカの人々にも、こんまりさんの人柄が受け入れられている様子。

黒人の男の子がこんまりさんに会ったあと「あの人、すごいね」と称賛している場面などは、同じ日本人として誇らしい気分になりました。

 

そんな一般アメリカ人の中で、1人の強敵が出現するエピソードも。

大量の洋服を持つ夫人が、「自分の服は一切捨てたくはない。でも片付けたいから、こんまりさん、さあ魔法を見せて!(あなたが片付けてくれるんでしょ?メイドみたいに)」という、戦闘態勢で、こんまりさんとご対面!

 

こんまりさんも困惑していた様子でしたが、静かな調子で「魔法を見せる、というか…。片付けるのはあなたなんですよ」と、じっくりと説得していた場面が印象的でした。

こんまりさん、エライ。

品格ある。

 

もし僕が、こんまりさんだったら…。

あのわがままな夫人に会った瞬間に日本に帰るわな!…と思いました。

 

 

そんな片付け番組「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」。

番組内では、収納しやすい衣服のたたみ方、ときめかないものは捨ててしまう、など、こんまりさんの持つ片付けセオリーが披露されていきますが。

どれも難しくないですよね、基本的に捨てるだけだし。

「やってることは、割と簡単なこと」というところも、スゴイです。

 

こんまりさんの指導を受け、片付けをしているアメリカ人に共通して言えることは。

ものを片付ける際「これは、自分の未来にとって必要か」と考えていること。

 

過去を切りすてて、人生の未来を見てる!

 

片付けをすればするほど、片付けが個人の内面に向かってる!!

 

磨かれてんよ、アメリカ人の心!!

 

そうやって片付けた結果、人々は、まるで一段階成長したかのような顔になる。

これが、他のビフォー・アフター番組には見られない要素でした。

 

 

というわけで。

この番組のおかけで、片付け方と効果は心得た。

 

わたくしの実家は散らかったままだが、いつか片付けよう。

 

しかし、それは今ではない。(暑いから)

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「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」★★★ [映画日記]

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ティモシー・シャラメが主演した2017年の青春映画ですよ。

 

客席には、ご高齢のお客さんもいたけれど、ちゃんと楽しめたかな?

 

本編を観ながら、甘酸っぱい気持ちが込み上げたかな?

 

酸っぱいものが胃から込み上げてきたかな?(←それは胃炎か何か!)

 

お客さんの中には、頭からつま先まで、ティモシー・シャラメ風のファッションでキメてきた男子も。

 

そんな男子を、「キメ込んできたね、アンタも」とチラ見するボクちゃん。

 

シャラメ風の男子って、何て言うんでしょうね〜?

 

シャラい男?

 

シャラ男とか?!

 

物語の舞台は、海辺の町ケープゴッド。

時代は1991年の夏ということで、携帯電話もインターネットもない時代の懐かしい路線。

 

懐メロも流れまくりの状態ですよ、垂れ流しの汚水みたいに!

 

いろんな出来事が起こるノリノリな展開で、エンターテイメント性がございます。

 

監督のイライジャ・バイナムというお方は、今回の作品が長編デビュー作なんですね〜。

本国での興行はコケてしまったらしいけど、もっと作品が観てみたいな〜、と思いました。

 

今回シャラメが演じるダニエルは、イケてない男子高校生。

 

好感が持てます、モテない生活!

 

他作品においてシャラメが演じる男子は、大体がモテ系でしたけども。

 

抱いたり抱かれたりしてましたけども、男女問わず!

 

今回、非モテ系を演じているところが新鮮でした。

 

主人公ダニエルが、イケてる友人や女子と知り合いになって始まる物語。

 

イケてない子が、イケてるチームに入れる、っていう!

 

ひと夏の友情と恋を描いていているのですが。

主人公は、街で一番の美女と交際することになる、という、ありえない夏休み!

 

作品の特徴としては、青春映画であるにも関わらず、薬物売買という犯罪要素を入れてるところ。

 

ジャワカレー並みに辛口の夏休みですよ!

 

「秘密の恋をしてみたい。デンジャラスな友情があったらカッコいい」という、イケてない男子の妄想が具現化した、真夏の夜の夢みたいな作品。

 

非モテ系のロマン作でした!

 

ヒロインのマッケイラ役を演じたのは、売れっ子のマイカ・モンローですけども。

 

今回は、街で一番の美女役ということで、さぞ荷が重かったことでしょう。

 

いかにも「私は美女」っていう、男目線で演出された大げさな芝居が面白かったです。

 

「坊や、私に気があるんでしょ?ウフフ、でも私はあなたには抱かれない」みたいな素振りですよ。

 

まるでいい女なんですよ、女子高校生なのに!

 

山田花子ちゃんがいい女ふうに振る舞う芸、「わかったわ。さあ、私を抱きなさい」みたいな芝居でした。

 


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「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」おじさん役の1人は懐かしのジャン=ユーグ・アングラードかい! [映画写真日記]

残暑お見舞い申し上げます〜。
 
フランス製、おじさんたちの水泳スポ根映画「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」な〜。
 
上映館の新宿ピカデリーでは、アニメ水泳映画「劇場版Free!」とポスターが横並び。
ものすごいコントラストを放っております。↓
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海外のポスターは、こんな感じ〜。
おじさんの足がオシャレな風味に。↓
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「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」は、冴えないおじさんたちが、アーティスティックスイミングの世界大会に挑戦するお話。
笑いも感動もあって、とってもオモロかったですけども。
 
おじさんチームの1人で、いい年ぶっこいて、まだロックスターへの夢をあきらめきれていないシモン役を演じたお方。
「なんか、ジャン=ユーグ・アングラードに似たおじさんだな〜」と思ったら、なんと本人!↓
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この人、久々に見た〜。
1980〜1990年代にセクシー男優として世界的にブレイクして、天下を取ったお方だよね。
「ベティ・ブルー」(1986年)で見せた裸体も強烈でした。↓
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こちらのお写真が「ベティ・ブルー」での、ジャン=ユーグ・アングラードとベアトリス・ダルですけども。↓
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2015年に2人は再会しておりました。
ああ、歳月よ!↓
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このように、「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」には、一見すると冴えないおじさんが集まっているように見えますが、演じているのは名優ばかり。
その何人かをご紹介したいと思います。
 
主人公で、ひきこもり中年のベルトラン役を演じたのはマチュー・アマルリックですよ。
日本で2019年11月公開の「永遠の門 ゴッホの見た未来」では、画家ゴッホの主治医を演じているそうで、そちらも楽しみです。
「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」では、見事な「バーコード・ヘア」を見せております。↓
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プール販売会社の社長マルキュス役を演じているのはブノワ・ポールヴールドですよ。
近年の代表作は「神様メール」とか。↓
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コーチのデルフィーヌ役を演じたのはヴィルジニー・エフィラですよ。
近年の出演作は「おとなの恋の測り方」や「エル ELLE」という、上り調子のお方〜。↓
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スパルタ型のコーチ役を演じたのは、レイラ・ベクティという名の女優さんですけども。
彼女の私生活での夫は、マチュー・アマルリックも出演していた黒沢清さんの監督作「ダゲレオタイプの女」で主役だったタハール・ラヒムなんですね〜。
こちらのお写真は、普段のご夫妻。↓
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家族とうまくいっていないロラン役を演じたのはギヨーム・カネさん。
おカネさんですよ!↓
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おカネさんの元妻はダイアン・クルーガー。↓
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現在は、マリオン・コティヤールの実質・夫だという、すんごいお方〜。
2大女優を抱いたお方なんですよ!↓
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ねぇ、どんな気分?!
 
アンタ、どんな人生?!
 
おカネさんてモテるんですね〜。
生まれ変わったら誰になりたいかと聞かれたら、これからは「おカネさん」と答えたいと思います。


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「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」★★★ [映画日記]

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知らなんだ。

 

水中で舞う競技を、今は「シンクロナイズドスイミング」は呼ばぬらしい。

 

もう「シンクロの小谷実可子」とは言わぬらしいわい!

 

今は、その競技のことを「アーティスティックスイミング」と呼ぶのだそう。

 

芸術泳法ですよ!

 

今回の作品は、そんな「アーティスティックスイミング」を題材にしております。

 

お水がバシャバシャする、お水映画!…ということで。

 

夏休みにピッタリの涼し気でさわやかな映画、と言いたいところですが。

 

アーティスティックスイミングのチームは全員おじさん!

 

全員が腹プヨ!!…ということで、見た目のさわやかさは薄めの作品。

 

おじさんたちは全員、生活の中で問題を抱えております。

 

悩めるオジン!

 

そんなおじさん連中が、くじけそうになりながらも一丸となり、アーティスティックスイミングの世界大会出場を目指すという、心が熱くなる物語。

 

なんとも珍しい、おじさんたちによるスポ根ムービーなのでした。

 

「おじ根」ですよ!

 

アンタこりゃあ、テーマソングは「熱き心に」by小林旭でいいかもよ!!

 

物語の序盤では、競技のクオリティもグダグダなおじさんたち。

 

プールサイドでゴロゴロ転がる様は、動きも形もトドそのもの!

 

私生活では、家族、親戚、同僚などから嫌味を言われ放題だったおじさんたち。

 

どこにいても針のむしろですよ!

 

そんな冴えぬおじさんたちが練習を重ね、大きな舞台で成果を見せる場面では涙が出たわい。

 

水中場面では、おじさんたちが必死にお水をかいてますよ、団子になって!

 

おじさんが集団でもがいているんですよ!!

 

そんな姿はユーモラスすぎて、自然に笑いがこみ上げてきますよ。

 

「おじさん、がんばれ」と応援しながら、泣きながら笑ったわい、何なのコレ〜!

 

ああ、感動のオジン映画!!

 

スポーツ感と生活感をバランスよく配合したコメディ調の大衆映画で、ストーリーも出来すぎていたから「創作ならではの脚本だよね」なんて思っていたら。

 

なんと元は実話だという!

 

こんなおじさんたちが実在したとはビックリです。

 

今回はフランス製の作品でしたけども、過去にはイギリスでもスウェーデンでも映画化されているらしいです。

実は有名なおじさんたちだったんですね〜。

 

スターなのでした、おじさん界の! 

 


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「ライオン・キング」子供時代のシンバ役、熊谷俊輝くんの歌が上手〜い。ディズニー向き。 [映画日記]

いや〜、最近のディズニー映画な〜。
昔のアニメ作品を、最新技術で完全リメイクする時代に入ってますけども。
 
旧作を完コピするんですよ!
 
リブートを繰り返して収益を上げ続ける「ガンダム」みたいな商売になってますけどもね〜。
 
2019年の夏は、「ライオン・キング」がクオリティの高いリアルCG映像と化して大公開〜。
CG映像のはずですが、あんまりリアルだから、もはや普通の風景ですよ。↓
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ポスターもこんな感じ。
普通の動物園のポスターみたいになってます。↓
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字幕版で観たとき、子供時代のシンバ役を演じた子のお歌がお上手でした。
帰宅後に、YouTubeで日本語版のお歌も聴いてみたところ。
日本語版を担当した熊谷俊輝くん(現在:11歳)のお歌も、相当上手くてビックリ。
 
熊谷俊輝くんは、今後もディズニー映画で使えそう〜!
シンバの声にピッタリの配役でした。↓
 
こちらのお写真は、イノシシのプンバァ。
香りまで漂ってきそうな、リアルCG映像で再現されております。↓
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英語版のプンバァ役はセス・ローゲンですが。
日本語版は 佐藤二朗さんが演じているんですね!
なるほど〜、という感じの、センスを感じる配役です。↓
 
こんな感じで、YouTubeで「ライオン・キング」の楽曲を続けて聴いていると中毒化。
今では、口ずさんでますよ!
とくに、お気楽ソング「ハクナ・マタタ」は楽しいですな〜。
 
「ライオン・キング」でおなじみ、シンバを掲げる「持ち上げ役」のお猿さん。
あのお猿さんて何者なんでしょうかね〜。
謎の存在でした。
王室の顧問かな?!↓
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ヒロイン的存在のメス・ライオン、ナラ役を演じたのはビヨンセでした。
全体的に地味めのキャスティングなので、アイコン役としても最適の存在に。
今回の「ライオン・キング」の顔といっても良いでしょう。
 
こちらのお写真は、プレミア会場にやってきたビヨンセ。
ライオン色のドレスですよ!
しかも、もしやノーパンか?!
 
野生味を演出したドレスでした。↓

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「ライオン・キング」★★★ [映画日記]

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観ましたヨ、「ライオン・キング」だか「おいらん・キング」だか何だか言う映画!

 

1994年の同名ディズニーアニメを、高密度なCGで完全リメイクしております。

 

コンピューターで復活させたんですよ、令和らしく!

 

ジョン・ファヴロー監督の前作「ジャングル・ブック」に似た作風で、動物王国を表現したリアルなCG映像が圧巻。

風に吹かれるライオンの毛並みもフッサ〜と自然。

 

まるで浅野温子さんのワンレンみたいにフッサ〜ですよ!

 

メインで活躍する動物は当然ですが、チラッとしか出てこない虫とかカメレオンまで超リアルなCGで再現。

手間ヒマかけてます。

 

夜なべしてます、スタッフ!

 

鑑賞中は、まるで本物みたいな映像に釘付け状態。

これは、おカネを払って観る価値のある映像ですよ。

 

「スゴイな、最近のメカは」と思いました。

 

そんな、本物みたいな動物たちが繰り広げるドラマの随所で、ミュージカル・シーンが挿入されますよ。

 

お歌のコーナーですよ!

 

本物みたいに無表情な動物たちが突然、陽気に歌い出す…これはオリジナルのアニメ版には無かったシュールな世界観。

変な気分になりました、夢でも見てるみたいな!

 

まるでアニマル・ナイトメアでした!!


幼いライオン、シンバが悲劇を乗り越えて成長する物語。

まずは、子供時代のシンバが、姿も動きもかわいいです。

 

普通にネコ科ですから!

 

普通にネコ動画なんですよ!!

 

字幕版で観たのですが、シンバを演じた子役の歌唱力も高かったです。

 

お歌を聴きながら、「うまいねアンタ。稼げるねと思いました。

 

割と子供時代の比重が大きかったと思います。

大人になったシンバは、かわいくなくなりますからな〜。

 

動物王国でライオンの種族は、メスが多いんですね〜。

 

まるで「女だらけの水泳大会」ですよ!

 

リアルなCGは素晴らしいのですが、あんまりリアルだから、キャラの描き分けは難しそう。

ライオンのメス集団を見て、どれが女王サラビで、どれが生娘ナラなのかサッパリ…。

 

女性の年齢を感じさせない世界なんですよ!

 

額に「女王」「生娘」と書いといてほしかったです!!

 

悪役ライオンのスカーはダークで、アラン・リックマンみたいな感じ。

 

ライオン・リックマンですよ!

 

スカーの姿は、ちょっと汚れた感じで、一目で「不良」と判別がつきました。

毛ヅヤもよくありませんでしたしね。

 

「洗い流さないタイプのトリートメント剤を使ってみたら?お試しあれ!」…と思いました。

 

昔、オリジナル版のアニメを観たのですが、話はすっかり忘れておりました。

今回、改めて「ライオン・キング」の物語を楽しんだのですがね〜。

 

キャラクターも少ないし、なんかシンプル。

 

簡単な話!

 

だからこそ、お子様客にも受け入れられるのでしょうね。

 

「話は、こんなもんか〜」と思って帰宅後、YouTubeで歌唱部分の動画を再生しているうちに、心がジワジワと盛り上がってきましたよ。

 

映像、物語、歌唱、なんか全てのバランスがおかしいけれど、独自の魅力がある作品に仕上がりました。

 


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「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」★★★ [映画日記]

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観逃していた2016年の作品です。


CGアニメ映画だと思って観ていたのですが、観終わった後に調べてみたら、ストップモーション・アニメ映画だと判明してビックリ。


手間ヒマをかけたもんだわな、今どき!


何でもCG、CGのご時世に!!


米国製ですが、物語の舞台は日本。


「桃太郎」「かぐや姫」「ゲゲゲの鬼太郎」などをほうふつとするシチュエーションで構成された、西洋人による日本昔話ですよ!


これは寿司に例えたら、アボカド巻きみたいなもんでしょうか!?


劇中には日本人キャラクターしか出てきませんが、みんな英語がペラッペラ。


着物を着ながら、まさかのネイティブ!


そんで挿入歌は炭坑節!!


江戸時代か、それ以前の時代設定のようなので、炭坑節は近代的すぎるかな、とも思いましたが。

炭坑節をチョイスしただけで、たいしたもん。


日本文化を取り入れようとする西洋人の意気込みが伝わってくる選曲。

日本に対しての気合いがスゴーイ。


日本に体当たりしてくる勢いですよ!


「コララインとボタンの魔女」を手掛けたスタジオが製作したこともあり、独自の手芸風ビジュアルとも相まって、おそろしくシュールな世界観になっておりました。


主人公は少年クボ。


苗字は「オギ」でしょうか?(←フルネームで「荻窪」の完成かい)


クボの得意な楽器は三味線ですよ、お三味線!


彼が三味線を弾き語ると、折り紙が動き出すという…。


実は不気味っ子!


そんなクボが、親の仇をとるために冒険の旅に出る、という筋書き。

クボが、親の形見を腕に巻いているところなど、グッときますな〜。


「親の仇」というところや、お盆がフィーチャーされているところなど、外国人が日本を感じやすい要素がふんだんに仕込まれておりました。



結果的に、もの悲しくも、前向きな気持ちになれるお話。


夏休みにぴったりの盆映画でした!


キャラクターの声を担当しているのがシャー子マコ!!(←シャーリーズ・セロンとマシュー・マコノヒー)


あとレイフ・ファインズやルーニー・マーラという、どういうわけか超豪華なスターが集結。


あとは、忘れちゃならないジョージ・タケイさんも来た〜っ!


タケイさんは日系スターの代表として呼ばれたのかもしれないけれど、役が「村人」て!!


もうちょっと良い役をあげてほしかったです。



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「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」ワイスピの呪縛がとれた?!ノビノビした名場面。 [映画写真日記]

いや〜、「ワイルド・スピード」シリーズのスピンオフ作品「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」な〜。

とっても楽しかったですけども。

 

男前のイドリス・エルバさんな〜。

今回の作品もそうですが、ハリウッドでは悪役が多いのが残念〜。

もっと良い役をあげてほしい〜。↓

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悪役を演じたイドリス・エルバさん、今回は主役のドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを相手に大暴れ。

素だと2人に負けそうですが、今回はメカで武装しているから互角に戦っておりました。↓

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イドリス・エルバさんが乗っているバイクが、かっこよかったです。

自走するし、狭い場所には変形して走行可能。

こういう男子が好きそうな場面が多かったです。↓

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ドウェイン・ジョンソンのパートでは、なぜかサモアの民族衣装に身を包み、鈍器を持って戦う場面になってビックリ。↓

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とても「ワイルド・スピード」シリーズとは思えませんな〜。

オモロイです。↓

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ドウェイン・ジョンソンの兄役を演じた男優が、クリフ・カーティスという普通感のある人材だったところもグッときました。

奇抜な男性の兄弟は、意外と普通なものですからな。

こちらのお写真がクリフ・カーティスと、ドウェイン・ジョンソンの娘役を演じた子です。↓

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こちらのお写真は、プレミア会場やってきたドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム。

2人で共同プロデュースした作品ですからな、テンション高めで上機嫌ですな〜。↓

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「ワイルド・スピード」本編の出演者とはゴタゴタしましたからな。

今回のスピンオフは楽しく仕事が出来たのではないでしょうか。↓

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こちらは、レアなドウェイン・ジョンソンとイドリス・エルバさんのツーショット。↓

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こちらはイドリス・エルバさんと、共演のヘレン・ミレンのツーショット。

2人ともお若いよ〜。↓

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ヘレン・ミレンって大女優ですが、アクション男優とかとも、くだけた交流をするところがステキだわな〜。↓

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熱気と人数がスゴイ!2019年8月10日(土)「うっすら似」コミケ出展レポート。 [うっすら似]

うっすら似ている者たちを並べて「似てる、似てる」と言って、集まった人たちと共にニヤニヤしたイベントが「うっすら似LIVE!」。
 
その「うっすら似」を同人誌化。
2019年8月10日(土)、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で行われたコミックマーケットに出展してしまいました!
 
*出展内容・展示物の詳細は、過去記事をご覧ください。
 
 
なんと当日の会場には、当ブログを読んでくださっている方や、コメントしてくださっている方が、何人も来てくださったのです。
う、う、うれしい〜…。
猛暑の中、本当にありがとうございました〜っ!!
 
 
今回の記事では、当日のコミックマーケット(通称:コミケ)の模様をお伝えしたいと思います。
こちらのお写真は、現場で掲げた「うっすら似」ポスター。↓
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いや〜、まずは当日、朝5時30分に起きて、7時30分くらいに会場の東京ビッグサイトに着きましたけどね〜。
 
朝から快晴、気温が、ア・ツ・イ!
 
まずはその暑さに「冗談だろ?!ワシは一体こんなところで何をやっとんじゃ?!」と叫んでしまいました。
当日の最高気温は35.5度だったそう。
 
最寄り駅から東京ビッグサイトまでは、まーちょっと歩く感じで、重い荷物を持っているし、会場入りするだけで少しヘトヘトに。
出展者もお客さんも、入場券は腕に巻いております。↓
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お客さんが入る前は会場内も涼しくて、「なんだ、もっと暑いかと思った。蒸し風呂になるかと思った」と胸をなでおろしました。
こちらのお写真は、出展テーブルを飾り付けした状態。
「うっすら似」を共に作りあげてきた盟友とおるさんと奥さんが、良い仕事をしてくれました。
2人ともお疲れさまでした。↓
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10時の開場から、お客さんがだんだん増えていき、アッという間にこんな感じに。↓
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いや〜、ネット全盛の時代に、紙媒体を求めて、こんなにも人が集まるとは!
なぜだ?!
不思議すぎる〜。
当日だけで入場者数は約17万人らしいですよ。
 
お客さんが増えると、会場内の気温も急上昇。
 
人の熱が、空間の熱を上げたんですよ!
 
外が35.5度だったとしたら、会場内は33度くらいあったんじゃないかな?!
「コミケ雲」と呼ばれる、人の湯気の集合体は見ることはありませんでしたが。
もう、モバイル扇風機を回していないと辛い感じに。
微風でも何でもいいから、顔に当てたいんですよ!
 
しかし、その熱は、紙媒体への情熱なんですよね。
 
紙へのロマンですよ!
 
「映画ジャンル」の展示スペースを見てみると、売っている冊子は、作品を深掘りした研究系が多く、お客さんたちは「新刊ください!」とやってきます。
常連客は、毎年コミケに来て買ってらしゃる。
売る側も、買う側も、年季が入ってるんですよ、歴史!
 
知らなんだわい、こんな流通!!
 
こちらのお写真は「映画ジャンル」展示スペース。↓
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これまで、コミケや同人誌のことを考えたことは、全くありませんでしたが。
夏の開催日だけで、約50万人もの人が集まり、同人誌を売り買いしているという事実…。
 
こんな文化があったんですね!
 
勉強させてもらいました!!
 
そんなこんなで時間は過ぎて行き…。
気がつくと、宅急便の受付に、ものすごい行列が!
出展者やお客さんが、購入物などの重い手荷物を宅急便で送るのです。
ディズニーランドでお土産を送るときみたいですな〜。↓
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というわけで。
熱気と人数に圧倒されっぱなしだった、今回のコミックマーケットですけども。
知らない人々に「うっすら似」の魅力を伝えることができて良かったです。
ツイートしてくれた方もありがとうございます!↓
 
 
「うっすら似」同人誌は置いといて、「うっすら似」缶バッジだけ購入してくださった方がいたのも面白かった〜。
「うっすら似」Tシャツを買ってくださった方、どこで着るのかな?!
旅館での、お寝巻き代わりかな?!
 
課題は、「うっすら似」同人誌を二カ国語対応にしたものの、外国人のお客さんはキョトンとしていたこと。
 
外国人に「うっすら似」は理解できないのであろうか?
 
仕方ないのであろうか、「うっすら似」はワビサビだから!?
 
発見だったのは。
当日持っていった、安い普通の保冷バッグな〜。(←コミケとは関係ありませんが)
保冷バッグの中には、保冷剤と共にペットボトルのミネラルウォーターを数本入れておいたのですが。
あの熱気の中で、何時間経ってもペットボトルは冷たいまま。
 
当日は、常に美味しくお水を飲んだわい!
 
「侮れない、安い保冷バッグ」と思いました。
 
反省点としては。
当日の会場には、有名な長瀬智也似コスプレイヤーの方が来ていたというのに、お会いできなかったこと。
一緒に写真を撮ってほしかった〜。


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