「ロケットマン」★★★☆ [映画日記]
ミュージシャン、エルトン・ジョン役はタロン・エガートンですよ。
まさか、まさか、売れてるイケメンが演じてくだすった!
この配役には、エルトンお爺ちゃんも大満足だと思います。
だって、他に誰が演じてくれようか!
エルトン・ジョンの半生を描いて、挿入歌は全てエルトン・ジョンの名曲たち。
お爺ちゃんの歌縛りですよ!
思った以上のミュージカル風味。
歌うわ、踊るわで、もう祭!
とっても楽しかったです。
同じく有名ミュージシャンを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」と比べられがちですが。
似ているようで、何か違う〜。
よそはよそ、うちはうちなんですよ!
なんといっても、今回の作品では、楽曲を歌っているのは役者さんご本人。
元々、歌ウマ男優として定評があったタロン・エガートンが本領発揮。
ついにあの子が本気を出した!
見事な歌唱力で、全曲を歌いきってます。
この映画が上手いこと仕上がったのはタロンのおかげ。
タロンは称賛されていいと思う〜。
鐘を3つ以上お願いします!(←のど自慢かい)
タロンには、ゴールデン・グローブ賞のミュージカル部門くらいにはノミネートされてほしいな。
作品の中で、あえて残念なところを挙げるとしたら、物語の終わり方が弱いです。
感動薄めで、あっけらかん!
仕方ない、エルトン・ジョンさんて、今も幸せに生きてますからな。
もうちょっと壮絶感を出したくば…。
24時間駅伝でもやって、エルトン・ジョンさん本人に走ってもらうしかないかもよ!
物語の中には、名曲の誕生秘話、芸名の由来など、知られざる小ネタが盛りだくさん。
明かされてしまうんですよ、お爺ちゃんの秘部!
エルトン・ジョンて、幼少の頃から音楽の天才だったんですね〜。
子ども時代に才能を発揮する場面は、まるでモーツァルトかバッハみたいでした。
エルトン・ジョンは曲だけ書いて、作詞は若い頃に出会った作詞家に任せていたんですね〜知りませんでした。
この作詞家が、とってもいい人〜。
演じているのがジェイミー・ベルで、彼も役にハマっていたと思います。
ジェイミー・ベルって縁の下の力持ち役が似合うんですね〜、顔が地味ですし!
音楽映画に付き物なのが、ミュージシャンとマネージャーとの確執ですけども。
マネージャー兼エルトン・ジョンの恋人役を演じたのが、ブラピ系の美形男優マッサンっていう!(←リチャード・マッデン)
いや〜今回、タロン・エガートンとマッサンのラブシーンっていうね、ものすごい見せ場?見せ物?をいただきました。
あっけにとられて、お口を開けたままラブシーンを鑑賞したわい!
プロデュースも担当しているエルトン・ジョンが、自分役をタロン、抱き役をマッサンにして、ラブシーンを楽しんでいる。
ほくそ笑んでいる!
そんな光景も想像してしまいました。