「僕のワンダフル・ジャーニー」★★★ [映画日記]
2016年に公開された、子役と犬を絡ませた映画「僕のワンダフル・ライフ」に続編が登場〜。
1作目ってヒットしたんですね〜。
子どもと動物で一発当ててたんですよ!
男子と飼い犬の絆を描いた1作目。
飼い犬が、死んでも死んでも別犬になって蘇ってくる、っていう話でした。
不滅なんですよ、霊魂は!
…そう聞くとホラーみたいですが、とってもさわやかな感動作に仕上がっておりました。
2作目も、犬の設定は同じまま。
受け継がれたわい、霊魂!
飼い主は、かわいくて幸薄い女子にですよ
彼女が飼い犬と共に、家族と夢と恋に翻弄されるお話、ということで、今回の2作目は、なんとも立派なガール・ムービー風味に様変わり。
今度は女子客をロックオン!
観ながら何度も泣きました〜。
やっぱり犬が死ぬ場面がたまらん。
犬がぐったりしているだけで涙出る。
「人の涙腺を崩壊させるなんて簡単。犬をぐったりさせればいいのだから」と思いました。
ホント、すごいご商売!
劇中では、数々の犬種が登場しますけども。
「ビッグ犬」と名付けられた大型犬が、垂れ目でかわいかった〜。
「ビッグ犬」って、日本名だと「大犬」になるのかな?!
主人公の女子CJは、まずは赤ちゃんとして登場しますが、どんどん成長して、大人になった姿まで描かれております。
ミュージシャン志望という設定のCJなのですが。
腕前、素質ともイマイチ!
歌唱シーンを観て「アンタ売れそうもない」と思いました。(←失礼)
CJ役を演じているのは、キャスリン・プレスコットという20代後半の女優さんですけども。
彼女が1人で、高校時代から20代後半までの姿をご担当。
生娘から始めてるんですよ!
「まるでNHKの朝ドラみたいだな」と思いました。
劇中では、何十年も月日が経つため、1作目からの登場人物も年とをとっていきますよ。
老け込むんですよ!
その老けメイクが自然で素晴らしい〜。
このあたりの化粧テクニックは、アメリカ映画が一番だな、と思いました。
1作目でメイン・キャラクターだったデニス・クエイドも続投。
まさかの、近年の代表シリーズになってしまいました。
ひと昔はな〜、デニス・クエイドと言えば「嫁のメグ・ライアンをラッセル・クロウに寝取られら男」として世界的に有名でしたけども。
世界レベルで恥をかいたお方でしたけども!
それが今や犬のおじさんに!!
確かに、デニス・クエイドと犬のツーショットは、愛があふれているように見えて、良い感じ〜。
デニス・クエイドのイメージも良くなったと思います。
動物さまさま、鳥獣さまさまですよ!
デニス・クエイドの相手役は、1作目で演じていたペギー・リプトンが闘病のため(後に死去)、ドラマ「CSI:科学捜査班」のキャサリン役でおなじみ、マーグ・ヘルゲンバーガーに変更。
CJの父役はドラマ「ビッグバン★セオリー」のレナード役でおなじみ、ジョニー・ガレッキ。
監督は、1作目を担当した巨匠ラッセ・ハルストレムから、知らない人に変更ということで。
な〜んか、少〜し、テレビドラマ臭いフンイキに。
な〜んか、ちょっと臭う、みたいな。
「誰かパンツの中に便でも漏らしているのでは?」みたいな微かな香りが!
クンクンしちゃいました、犬みたいに!!
A Dog's Journey (Original Motion Picture Soundtrack)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Quartet
- 発売日: 2019/06/14
- メディア: CD