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「ハンターキラー 潜航せよ」★★★ [映画日記]

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ハンターなんですか?キラーなんですか?どっちなんですか?…っていうタイトルですけども。


日本語に訳すと「狩人刺客」になるのでしょうか?


食い合ってんね、右と左が!


実は「ハンターキラー」って潜水艦の名前なんですね〜。


作品ジャンルは「潜水艦もの」。

ロシア沖で消息を絶った米軍潜水艦を、別の潜水艦「ハンターキラー」が捜索に行くものの攻撃される、という筋書きの、ミリタリー・エンターテインメント大作です。


ハンターキラーの新米艦長役は、他の出演作でも人々を救ってきたジェラルド・バトラーですよ。


今回も、またあの漢(おとこ)が世を救うんですよ!


そんなジェラルド・バトラーなので、劇中で何度もピンチに陥ろうとも負ける気がしない。


他の乗組員たちの反対を押し切って、自分の意見を貫くジェラルド・バトラー。

そういう場面が何度かあるのですが、ジェラルド・バトラーの判断が全て正解。


全問正解100点満点!


引いたくじが、全部アタリなんですよ!!


何なのでしょうか、このお方は。


艦長というより超能力者!


世界一になれますよ、神経衰弱大会で!!


ボクちゃんなんて、やることなすこと全て裏目の人生なのに。


全問不正解の0点人生なのにさ〜!


何なのであろう、ボクちゃんとジェラルド・バトラーのこの差は一体…と愕然としました。


当たり前ですが、今回のジェラルド・バトラーは、ほとんどの出演シーンが潜水艦の指令室内。


基本、つっ立ってるだけ!


今回のお仕事はラクだったんじゃないでしょうか〜。


ラクして稼げたんじゃないでしょうか〜?(←いやらしい)


米国とロシアが戦争状態になりそう、というピリピリ・ムード中、物語はスリリングに進行。


そんな中で、兵士たちによる「戦争より大事なものがある。それは国籍や立場を超えたお情けだ!」と言わんばかりの人間ドラマに、胸が熱くなりました。


軍隊しか出てこない作品ですが、「上からの命令に従っていればいい」みたいな考え方じゃないところが、今風で良いと思いました。


深海で音を立てずに潜行する等、いかにも「潜水艦もの」らしい場面も楽しかったですけども。


「潜水艦あるある」ですよ!


「潜水艦もの」らしいとはいえ、やっぱり、壁や天井の穴からお水が漏れてくる場面はイヤなものですね。


ふさいでも、ふさいでも漏れてくる水漏れ恐怖ですよ!


全体的にはB級のノリで、出演者もB級クラスが多いのですが。

そんな中で唯一、ダイヤモンドのように輝く大物男優ゲイリー・オールドマンを発見。


B級俳優に囲まれている出演場面では浮き気味のゲイリーでしたけども。


今回のゲイリーは嫌味な上官役だったので、少し浮いてる方が、むしろちょうど良く、場のフンイキとしてリアルに感じました。


今回のゲイリーは、他の隊員から意見されても問答無用。


ツンツンしている、ゲイリー・ツンツンマンでしたから!



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