「スイートガール」★★★ [映画日記]
Netflix、2021年8月のオリジナル目玉作品です。
ジェイソン・モモア演じる長髪男性が、ある復讐を果たそうとするけれど、そのうちFBIに追われる、というアクション作品。
逃亡するんですよ、ロン毛をなびかせて!
物語の特徴としては、ジェイソン・モモアは、常に己の娘っ子と行動している、という点。
生娘を連れてんの!
テーマは父娘愛。
「スイートガール」って、愛娘のことだったんですね〜。
ジェイソン・モモアって、現代劇が似合わないと思っていたのですが、顔に現実感ないし。
ファンタジー面なんですよ!
しかし、父娘愛の要素があると、現代劇もハマるものですね。
よく見りゃあ表情は優しそうで、子煩悩な感じがよく出てました。
トレードマークである長髪にも、現実感がないと思っていたのですが。
普通の会社には、あんなワンレンの40代男性はいませんので!
今回のジェイソン・モモアは、物語の序盤で、大企業のパーティー会場に潜入するものの、警備員と衝突。
バッサバサのロン毛は、パーティー会場に忍び込んだ「不審者」役にピッタリ。
見事に醸し出していました、ヤバイ奴の香り!
パーティー会場で騒ぎを起こしたり、アクションも多いのですが、中盤まではイマイチ。
「なんかコレ、あんまり面白くない映画だな。普通だよ」と思っていたら。
終盤になって物語が急展開。
思わず「エッ」って声が出た。
驚愕ですよ!
この映画、終盤になって化けました!!
物語の序盤、ジェイソン・モモアの娘はジムで格闘技を習っていて、ものっすごい野生的な一面を見せていたのですが。
狂気の娘ですよ!
物語の終盤では、その伏線を、変な形で回収〜。
妙な形になるんですよ!
「スイートガール」は、全然スイートじゃないのでした。
かといって、ちゃんと家族愛がベースになっているし。
なかなか、面白い仕組みの映画でした。
娘役を演じているのは、「トランスフォーマー/最後の騎士王」や「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」に出ていた超・美少女イザベラ・メルセードちゃん。
「南米版の橋本環奈ちゃん」ですよ!
過去の出演作で見たときから美少女でしたけど、2021年になった今も、まだ美少女でした。
全然、老けてナーイ!
賞味期限に、余裕を感じる子。
缶詰みたいな子でした。