「バッドボーイズ フォー・ライフ」★★★ [映画日記]
ウィル・スミスとマーティン・ローレンスがW主演する「刑事アクション・シリーズ」が、約17年ぶりに復活〜。
ゾンビみたいにお墓から出たーっ!
ウィル・スミスの方は、2020年代も若々しくがんばってますけども。
「奇跡の50代」ですけども!
マーティン・ローレンスの方は、17年ぶりだとキツいのではないか。
「もう腐ってるんじゃないか?うん、多分腐ってる。もう食べれない」と心配してましたけども。(←冷蔵庫に入れっぱなしで芽が出まくりの馬鈴薯扱い)
マーティン・ローレンスも、本編では意外と若々しかったです。
上手でした、若作り!
まーね、四捨五入すれば60歳だけども!!(←現実)
そんな2人が演じる「デコボコ刑事コンビ」が、マイアミを舞台に殺人事件の犯人を追うのですが。
笑いあり、アクションあり、人情ありですよ。
まるでテンション、時代劇。
「水戸黄門」みたいな、落ち着き。
そして安定!
尖った要素は薄く、お子様からお年寄りまで楽しめるウィル・スミス。
安心、安全の東京オリンピックみたいな「刑事もの」!
ウィル・スミス自身も製作に携わっている、とのこと。
近年のウィル・スミス製作映画にありがちな、「やさしい不良」「マイルド黒人」路線が絶好調でした。
シリーズ前2作まで監督だったマイケル・ベイは、劇中での結婚式で「仕切り屋」として出演。
公私共に、仕切りたがり屋!
とうことは、今作の監督はマイケル・ベイじゃなかったんですね。
その割には、作品トーンがマイケル・ベイぽかったです。
マイケル・ベイの演出を研究して、再現したのかな。
マイケル・ベイ製作のテレビドラマみたいな作風になってました!
主演2人が50代ということで。
「もう枯れ木」ということで!
捜査本部はIT系、チームの後輩も若い連中が多くて、背景だけはフレッシュに!!
チームの一員はヴァネッサ・ハジェンズでしたけども、役が小さくて残念〜。
ヴァネッサ・ハジェンズの見せ場は、チームリーダーの女性とウィル・スミスに対して「交際してたの?(抱いてたの?)」と問う場面だけでした。
主人公2人のバックグラウンドは、前シリーズの設定を継承したもの。
前シリーズを観ておくと、より一層楽しめる作品ですけども。
よく考えてみたら、わたくし、シリーズ前2作を観てなかった〜!
それでも十分に楽しめましたけども。
17年とか長期の間を空けて、今、新作を出されても困るタイプの映画シリーズでした。
バッドボーイズ フォー・ライフ 4K ULTRA HD & ブルーレイセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2020/04/29
- メディア: Blu-ray