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「荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜」★★★ [映画日記]

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2014年に日本公開されたときに、観たかったけれど観逃していた西部劇です。

 

2020年9月からNetflixで配信が開始されているのですが、メニュー画面では原題の「A Million Ways to Die in the West」で表記されているから、やや探しづらかった〜。

 

メニューをグルグルグルグル検索し続けてモタモタしたわい、グズの子みたいに!

 

最近Netflixで配信されている洋画は、邦題じゃなくて原題のままが多いんですよね〜、なんでだろう、別にいいけど。

 

テディベアが悪態をつく設定のファンタジー・コメディ「テッド」(2012年)が世界的にヒットして、追い風が吹いたクリエイター、セス・マクファーレンが製作・脚本・主演を兼ねたコメディ大作。

 

調子に乗ったんですよ!

 

西部開拓時代のアリゾナ州を舞台に、冴えない羊飼いの男性アルバートがラブストーリーを繰り広げる内容です。

 

まずはアルバート役のセス・マクファーレンが若い〜。

撮影当時は40歳くらいのはずですが、29とか30歳くらいに見える〜。

 

こんなに大量にセス・マクファーレンの演技を観たのは初めてですが、第一印象は「極度の童顔」でした。

 

キャッチコピーは「永遠のチェリーボーイ」でいいと思う〜!

 

炸裂するギャグは、「テッド」と同じで下品なものが多いのですが。

 

あらま不思議、「テッド」では笑えたのに、今作では笑えない。

 

「テッド」では、下品なギャグも「テディベア越し」でマイルド化したから受け入れやすかったのかな。

 

裏ごし効果ですよ!

 

とは言え、コメディ部分の2割くらいは、まあまあ笑えました。

打率は低いですが、米国製コメディ作としてはギリギリ合格のラインだと思います。

 

出演者が豪華でした。

アルバートの元カノ役がアマンダ・セイフライドで、次カノ候補がシャー子て!(←シャーリーズ・セロン)

 

さすがセス・マクファーレンが調子に乗っている時代、抱くお相手がハリウッドの2大女優とは〜!!

 

シャー子が「ダーク・コメディ風の演技」を見せることはあっても、今回みたいに「本格コメディ演技」を見せることは珍しいです。

 

もしかして初めてなんじゃないの〜?!

 

お初なんじゃないの〜?!

 

しかも今回は、男にシバかれているような弱みのある女性役で、今のシャー子なら引き受けないような設定。

 

今のシャー子のメイン路線は「メスのボス猿」みたいな強い感じですから!

 

シャー子のファッションもロングヘアーでロングスカートとか、フェミニン路線でステキです。

シャー子もアマンダ・セイフライドも、美貌の全盛期という感じ。

 

ハリ・ツヤ満点!

 

悪役はリーアム・ニーソンなのですが、2014年頃のリーアム・ニーソンが今みたいにヨボってなくて最高〜。

 

2014年頃って、あらゆるハリウッドスターの肌年齢が最良の状態だったことを実感。

 

コメディ作品でしたけど、「2014年頃、ハリウッド・スターの品質は最高だった。あの頃は良かった」と、感傷的な気持ちになる作品でした。

 

 

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