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熱い移民エンタメ!「イン・ザ・ハイツ」で輝いた無名たちを紹介〜。実は超・大物もいる。 [映画写真日記]


いや〜、本格ミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」。

移民の心意気や生き方を陽気に描いていて、心が熱くなる作品でした〜。

 

イン・ザ・ハイツ

イン・ザ・ハイツ

  • アーティスト: リン=マニュエル・ミランダ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2021/07/21
  • メディア: CD
 

出演者の多くは、知らない若手でしたけども。

演技、歌唱、ダンスとも、ものすごい腕前でした。

 

主人公は、ワシントンハイツの売店で働く若者。

 

こちらのお写真、中央が、主人公ウスナビ役を演じた「ラテン界の奥田民生」こと、アンソニー・ラモスです。

写真左は、ドラマ「24:レガシー」などのコーリー・ホーキンズなのですが、歌唱力バツグンでビックリ。

なんでも過去には、トニー賞演劇主演男優賞にノミネートされたこともあるのだそう。

知らなかった〜。↓

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ウスナビが恋する女子バネッサ役を演じたのは、これこそ無名女優、メリッサ・バレラですけども。

よく踊ってた〜。

うまいこと舞ってた〜!

これまで本国メキシコで活躍していたようですが、今作を機にハリウッド進出するみたいです。↓

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コーリー・ホーキンズの恋のお相手で、「地元の星」の優等生ニーナ役を演じたのはレスリー・グレイス。

元々、シンガーソングライターなのだそうで、歌唱シーンは納得の安定感でした。

 

レスリー・グレイスの次回作は、まさかのアメコミ大作「バットガール」。

演じるのは、主人公バットガールですよ!

早くも出世街道に乗っかったようです。

 

こちらのお写真は、劇中のレスリー・グレイス。

昔の安室ちゃんみたいで、かわいい〜。

かわいすぎて、観ながら涙出た〜。↓

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レスリー・グレイスの父親役で出てきたのは、ドラマでよく見かけるジミー・スミッツさんなのですが。

初登場シーンでは、歌いながら売店に入ってきましたよ。

実は歌える人材だったんですね〜。↓

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主人公ウスナビが経営する売店の近所には、美容室があるのですが。

美容師3人組が、いい感じに、かしましい〜。↓

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店長のおばさん役を演じているのはダフネ・ルービン=ヴェガで、ブロードウエイ・ミュージカル「レント」初演への出演歴あり。

ドラマ「ケイティ・キーン」で見かけましたが、そういえば、ちょっと歌っている場面では上手かったな〜。

こちらのお写真は「ケイティ・キーン」出演時のダフネ・ルービン=ヴェガ。(写真:右)↓

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で。

劇中でチョイ役として顔を出してくる、ジュースか何か売っている男性役が、リン=マニュエル・ミランダさん。

このリンさんが、実は大物クリエイター。

大物というか、超・大物〜。↓

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2008年にブロードウェイで初演された舞台版「イン・ザ・ハイツ」では作曲・作詞・主演を担当。

今作の映画版「イン・ザ・ハイツ」では原作&プロデューサーという立ち位置で、言ってみりゃあ「イン・ザ・ハイツ」の生みの親ですよ。

 

こちらのお写真は舞台版での出演場面。

舞台版には、映画版で「地元の母親的存在」アブエラ役を演じたオルガ・メレディスも出ていたらしいです。↓

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映画界では2018年の「メリー・ポピンズ リターンズ」に出演したり、2016年のアニメ映画「モアナと伝説の海」では全11曲を提供して、現在41歳にして大活躍中〜。

 

2021年8月6日からは、Netflixで、リンさんが製作総指揮・音楽・主演を担当したミュージカル・アドベンチャー・アニメ「ビーボ」が配信。

稼いでますな〜!

 

荒らしてますな〜、ミュージカル業界!!

 

そんなリン=マニュエル・ミランダが脚本・作曲・作詞・主演を担当して、最近話題になっている舞台作品が「ハミルトン」なのですが。

ただいま、配信サービス「Disney+」で配信されていて、いつでも再生できるのですが、ちょっとまだ観ていないのですがね〜。

 

こちらが、「ハミルトン」の劇中場面。

写真で見た感じだと「歴史もの」かな。

なんと、映画版「イン・ザ・ハイツ」の主人公ウスナビ役、アンソニー・ラモスも出ているんですね!↓

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リン=マニュエル・ミランダとアンソニー・ラモスは、師弟のような間柄だったんですね〜。

アンソニー・ラモスは、映画版でウスナビを引き継ぐことになったとき、気合いが入ったことでしょうね。

 

ふんどしを締め直したことでしょうね!

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「イン・ザ・ハイツ」★★★☆ [映画日記]

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ミュージカル映画です。

 

アリアナ・グランデちゃんによる作品へのコメントが「美しくて完璧」なのですが。

本編を観たところ、なるほど確かに完璧。

 

パーペキなんですよ!

 

「なんかちょっと、あの曲では、声の伸びがイマイチだったよね」とか「あそこのダンス・シーンで、キレがイマイチだったよね」とか、一切ない。

 

スキ無し、減点要素ゼロ!

 

曲やストーリーの演出クオリティも最高レベルで、いちいち絵面が濃厚。

 

「さすがに、バラード曲はテンションも落ちるだろう」と思いきや、むしろテンションを上げてくる演出に興奮。

 

むしろ、石炭くべてくんの!

 

アリアナ・グランデちゃんのコメントの「美しい」は、演出面での評価なのでしょう。

「美しくて完璧」っていうコメントは、本当に的を得てます。

 

アリアナちゃんも完璧でした!

 

今作に、スターは1人も出ていません。

 

魅せてくるのは、見知らぬ若手!

 

大集合してんの、最高の無名が!!

 

米国製のメジャーなミュージカル映画ですと、何人かのスターが出てきて、さほど上手でもないお歌を披露しますけども。

 

「ロック・オブ・エイジズ」の感想で例えれば、「トム・クルーズが足を引っ張ったね」みたいなやつですよ!(←禁句。戸田奈津子さんに叱られちゃう)

 

今作は、無名だけど、歌って踊れる実力派だけで固めたという、振り切ったキャスティング。

客は呼べないかもしれませんが、「こういうキャスティングにすると、ミュージカル映画ってこんなに完成度が上がるんだな」と、改めて思いました。

 

主人公は、マンハッタンのワシントンハイツでコンビニを営む若者。

 

売店の子!

 

お名前はウスナビですよ、ウスナビ。

 

ぐるなびじゃありませんから!

 

演じているアンソニー・ラモスというお方も、良い顔してます、奥田民生系の!!

 

周辺住民を含めて、全てのキャラクターが他国からの移民という、移民縛りの移民映画になっています。

彼らが夢を追ったり、夢を見失ったり、社会の波に揉まれたりするお話なのですが、辛気臭さはございません。

 

全編を彩る曲のほとんどが陽気なラテン調で、まーみんな踊る踊る。

 

道端では、通行人が曲に合わせてリアクション、プールではお水バシャバシャ!

 

ダンスクラブでは、男子も女子もクルクルクルクル、クルクルクルクル〜!!

 

信じられない勢いで回ってんの、脱水機みたいに!!

 

また、お話の中では、移民の生き様や歴史が描かれているのですが、全て前向きな解釈。

 

何もかも熱い!

 

観終わった後は、頭から真水をかぶりたくなりました、タライで!!

 

監督はチュウさん!(←ジョン・M・チュウさんです。荒井注さんじゃありません

 

チュウさんて、前からいる人でしたけど、2018年のヒット作「クレイジー・リッチ!」を手がけて突然注目。

ベタで、コテコテの物語に合うのかも。

 

今回の作品で、ミュージカル作品との相性もバッチリと判明。

 

今作での歌唱場面も、「チュウさんに歌は向いてる。アンタ、向いてんよ」と思いながら観てました。

 

次回作も、ミュージカル大作「ウィキッド」ということで、こちらも楽しみです。

 

 

イン・ザ・ハイツ

イン・ザ・ハイツ

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「ベル・カント とらわれのアリア」★★★ [映画日記]

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2019年に日本公開された、サスペンス・ドラマ作品です。
 
ジャンルは、一般人がテロリストに囚われるという「人質もの」
 
人質役は、なんとジュリアン・ムーアや、渡辺謙さん。
 
大物が囚われたわい!
 
なんと、ジュリアン・ムーアが渡辺謙さんに抱かれてしまう?…というシチュエーションがあってビックリ仰天。
 
わたくし夢でも見ているのでしょうか、本当に、渡辺謙さんがオスカー女優のジュリアン・ムーアにグイグイと迫っている。
 
抱きたがっている!
 
ものすごい場面を見てしまいました、60歳の性っていう!!
*本当に抱いたかどうかは、本編を観てご確認ください。
 
物語は、1996年のペルーで起きた、日本大使公邸占拠事件から着想を得た、とのこと。
 
舞台である副大統領邸内に、テロリストと人質が立てこもったまんまですよ、引きこもり!
 
そのまま共に生活をすることに。
さぞや恐ろしい毎日だと思っていたのですが、脅され、なぶられ、いためつけられて!
 
「ブス」とか「デブ」とか、なじられてさ〜!!(←言葉責めかい)
 
しかし、建物内で日々を過ごす人々の間には、あらゆる国籍、人種、年代、性別、立場を超えた、愛のような絆が生まれる、という意外な展開に。
 
テロリストは主義を暴力で訴えているはずが、滞在している空間は、どんどん平和になっていくという皮肉が描かれていました。
 
「テロリストのみなさん、どうして、この暮らしが普通にできない?」と思って、切なくなってしまいました。
 
人質が犯罪者に対して好意を抱いてしまう現象を、「ストックホルム症候群」と言いますが。
逆パターンの、犯罪者が人質に好意を抱いてしまう現象「リマ症候群」は、今回の事件が語源なんですね〜、知りませんでした。
 
テロリストと人質の関係は良好、とは言っても。
 
人質たちの就寝スタイルは「ザコ寝」なんですよね〜。
 
わたくし、「ザコ寝」は、ちょっと無理〜。
 
隣で寝ている人の「寝屁」が気になって無理〜!…と思いました。
 
渡辺謙さんの他、加瀬亮さんも出ているのですが。
 
加瀬亮さんの役名が「ワタナベ・ゲン」て!
 
渡辺謙さんの方の役名を「ワタナベ・ゲン」にすればいいんじゃないの〜、スッキリするし〜。
 
米国作では、日本人俳優の扱いって小さいものですが。
今作では、渡辺謙さんも加瀬亮さんも立派な脇役で、出番も大量。
 
とくに加瀬亮さんは通訳役で、何ヵ国語もしゃべる難役をこなしていて、がんばっていました。
 
ジュリアン・ムーアはオペラ歌手の役で、劇中では何度か歌う場面も。
 
圧巻の口パク歌唱!
 
テロリストに対してのジュリアン・ムーアは、「あたくしを、どうなさるおつもり?!お放しになって!」的な振る舞いもステキでした、「ひとり宝塚」みたいで!
 
お姫様ふうに結った髪や、ドレスもバッチリ似合ってます。
 
今回のジュリアン・ムーアは姫系!
 
「ホント、きれいな60歳だな〜。こんな60歳、見たことない」と思いました。
 
「他にいないね、こんな、目に星がキラキラした60歳は。スゴイ60歳だ」と。(←しつこい!)
 
 
ベル・カント とらわれのアリア [Blu-ray]

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「ヲタクに恋は難しい」★★★ [映画日記]

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amazonプライム・ビデオで、テレビアニメ版を全話鑑賞〜。(←ヒマ人か?!)
 
引き続き、すかさず実写映画版を再生しましたよ、やっぱりamazonプライム・ビデオで!(←amazon好きすぎ説)
 
ヒロイン桃瀬成海役の高畑充希ちゃんが、どえらくかわいくて腰抜かす。
髪、服、表情、どれも男ウケがバッチリ。
 
アンタ、モテるよ!
 
ボーイフレンド二藤宏嵩役の山ざき賢人くんも、相変わらず器用な演技で、無口な役を演じてましたけども。
今回ばかりは、高畑充希ちゃんの方に釘付け。
 
目を引いて仕方ない。
 
この子はダイヤモンドの原石!(←とっくに売れてます)
 
物語は、隠れ「腐女子」のOLと、その幼なじみで、ゲームオタクの男性会社員との恋模様を描いたもの。
サブカルチャーとラブストーリーを巧みに組み合わせた、優れた設定です。
 
マンガがヒットしてアニメ化、後に実写化される人気作には、売れる理由があると感じます。
やっぱりラブストーリーがしっかりしてるな〜、と思いました。
 
恋愛論があんの!
 
今作の場合、カップル2人ともオタクですが、女子は「腐女子」で男子は「ゲーム」という、ジャンル違い。
 
お互い愛を育むために、「相手の嗜好を理解すべきなのではないか」あるいは「デート時くらいは、オタク概念を排除したほうがいいのではないか」等の悩みが描かれてるんですよね〜。
 
それは、別にオタクであろうがなかろうが、誰でも共感できる愛の悩み。
そういう「普遍のテーマ」が込められているところが良いと思いました。
 
カルチャー部門では、劇中ではオタク専門用語が飛び交い、オタク絵の引用も豊富という、「本格オタク映画」の体なのですが。
 
監督と脚本は、別にオタクでもない福田雄一さんが担当している、ということで。
 
描き方が客観的というか〜、オタク像の描き方も「側から見た奇抜な面白さ」になっていて、オタクでない観客も楽しめる工夫がされていました。
 
最も、一般客にアピールしている点がミュージカル演出。
 
設けられてんの、お歌のコーナー!
 
アニメ版には一切見られなかった演出だったので、ビックリしました。
 
オタク客にしてみれば、ミュージカル・シーンなんて不要のはずですが。
 
だってオタクに関係ないし!
 
そんな無駄なことやるより、BL場面増やせ!…ってことになりそうなものですが。
 
全ての挿入歌を作曲したのが、アニメ「エヴァンゲリオン」なども手がけた鷺巣詩郎さんだから、文句も言いづらいでしょう。
 
詩郎さんの起用が、クレーム封じなんですよ!
 
恋愛劇中のミュージカルということで、歌う場面は、どことなく映画「ラ・ラ・ランド」風味〜。
高畑充希ちゃんが、歌もダンスも超・上手くて愕然。
 
他の出演者も歌ってますけども、その差は歴然、レベルがダンチ!
 
高畑充希ちゃんってスゴイと思いましたよ、もう1人勝ちの女〜!!
 
高畑充希ちゃんって、頭の良い中学に通うガリ勉女だったのに、その後は頭の良い高校には進学しないで、芸能界に進んだんですよね〜。
 
1人娘の才能を見極め、道を与えたご両親もスゴイと思いました。
 
たいした家族ですよ、高畑家は!
 
 
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  • 発売日: 2020/08/19
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「ジャングル・クルーズ」★★★ [映画日記]

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観ましたよ、「ジャングル・クルーズ」だか、じょんがら節だか、何だか言う映画!

 

ディズニーランドのアトラクション「ジャングルクルーズ」を、実写映画化したものです。

 

大体が激流を下るお話でした、オンボロ屋形船で!

 

まるで「激流」(1994年)byメリル・ストリープですよ!

 

最初から最後まで、登場人物が動きっぱなしのジェットコースター・ムービー。(←死語)

 

お船縛りのアクションという点では、「スピード2」(1997年)byジェイソン・パトリック(←死語)みたい。

 

お水バシャバシャ系の、夏にピッタリな超大作でした「ウォーターワールド」(1995年)byケビン・コスナーみたいな!(←死語)

 

時代を1940年代あたりに設定した点が最高。

学者と旅行ガイドの男女が、秘宝を求めてジャングルを冒険する絵面が、昔のスピルバーグ作品みたいで、グッときました。

完全に世界観は「インディ・ジョーンズ」ですよ。

 

男女は、時にケンカしながらも、たま〜にロマンチックな雰囲気になるあたりは、「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」(1984年)byマイケル・ダグラスという感じでしょうか。(←死語)

 

そんな懐かしいテイストに、大人客も満足できるのではないでしょうか。

 

クリーチャー・デザインはグロい路線に。

 

クリーチャーをグロくすると、流血シーンが無くてもハードさを出せるんですよね〜。

これは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで使われていた策。

 

まさに「汚いやり方」ですよ!

 

隅から隅までヒットさせる気マンマンの作品で、ディズニーさんの本気を感じました。

 

稼ぐ気マンマンでした、あすこの会社!

 

コロナがなければメガ・ヒットしていたことでしょう、残念すぎる〜。

 

メイン・キャラクターで、女性の植物博士役はエミリー・ブラントでしたけども。

頭がキレ、強気でオテンバという、最強ヒロイン設定。

 

劇中では「ケッ、女のくせにズボンなんか穿いてよ〜」と言われまくる役。

 

最後の最後まで呼ばれてました、ズボン女と!

 

近年のディズニー関連作では、ヒロインはズボンを穿いて暴れることがお約束になっています。

あの「アナと雪の女王」のエルサですが、ズボンを穿きはじめましたから!

 

もう、ズボンの女王でしたから!!

 

そんなエミリー・ブラントが主役かと思っていたのですが。

 

オンボロ屋形船の船長で、旅のガイド役、ドウェイン・ジョンソンの方が主役だったんですね!

 

元々ドウェイン・ジョンソン製作・主演という企画だったので、エミリー・ブラントは後からキャスティングされたようです。

 

今回のドウェイン・ジョンソンは、いつもの「マッチョなTシャツ姿の、正統派の正義感」とは、ちょっと違うお味。

悪知恵を働かせて客から金をふんだくる、チャラ味のある詐欺師ふう。

 

しかも、ず〜っとダジャレを言ってる迷惑なおじさんですよ、デーブ・スペクターみたいな!

 

まあまあ演技力が必要な、クセのある役。

まさに「パイレーツ・オブ・カリビアン」における、ジョニー・デップのようなポジション。

 

道化役ですよ!

 

今回のドウェイン・ジョンソンは、いつも以上にがんばったと思います。

 

ドウェイン・ジョンソンのトレードマークと言えば「ハゲ頭」ですが。

 

今回のドウェインは、千と千尋のハゲ隠し!

 

船長風のお帽子をちょこんと頭に乗っけてて、他作品とは差別化をはかっています。

また、そのお帽子が似合っているところが良かったです。

「衣装が似合う、似合わない」って、映画では大事ですしね。

 

監督は、「エスター」や「トレイン・ミッション」等を手掛けてたジャウム・コレット=セラさんなんですね!

 

知られざる名作を生み出し続けてきた、知られざる監督〜!

 

誰も知らない巨匠ですよ!!(←失礼)

 

今回はディズニー大作での監督に大抜擢されて、ついに「知られざる」という枕詞が取れるかも〜。

 

しかしながら、今もまだ、お名前は覚えられない状況です。

 

 

The Making of Disney's Jungle Cruise (Disney Editions Deluxe (Film))

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  • 作者: Goldman, Michael
  • 出版社/メーカー: Disney Editions
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: ハードカバー

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