「チャーリーズ・エンジェル」★★★ [映画日記]
長髪ブロンドかつらをかぶり、セクシー美女に変装したクリステン・スチュワートの、どアップ映像から始まるのですが。
めちゃめちゃキレイでステキです。
ヅラも、キッチリかぶりこなしてる。
ズレてナーーイ!
「顔が、ちょっと昔のジョディ・フォスターみたいだね。あの姐さんみたいだね!」と思いました。
アクションシーンも様になっているクリステン。
イキイキしてます、男の首を絞めあげる場面とか!
「コノヤローーッ!死ねーーっ!」みたいな感じですよ「キエーーッ!」みたいな!!
ボーイッシュで、やんちゃな持ち味が、よく出ておりました。
この調子なら、昭和のスケバン役もいけるかもよ!
場末のスケバン役ですよ、パーマをあてた!!
作品は、昔からドラマや映画で人気の「チャーリーズ・エンジェル」シリーズの新作。
劇中でクリステン・スチュワートとチームを組んでいる美女役は、まずはナオミ・スコットですよ。
実写版「アラジン」でプリンセス役だった、あの子。
アラジン女ですよ!
もう1人の美女役は、エラ・バリンズカという名の知らない子なのですが。
顔はかわいいタヌキ顔をしたタヌキ女!
体はめちゃめちゃスタイルが良く、長身でカッコいい〜。
他の2人より、頭ひとつ分くらい大きい大女!
まるでバレー部の主将ですよ!!
だから、パーティ場面でも、ぺったんこの靴を履いていました。
そんな3人娘が友情を深めつつ、謎を解きながら巨大な陰謀に立ち向かっていく、という、スパイ・アクション・コメディ路線。
監督はエリザベス・バンクスで、彼女が監督した代表作「ピッチ・パーフェクト2」と全く同じ軽いノリでした。(←当たり前ですが)
今作ではエリザベス・バンクス自身が脚本も書いていてビックリ。
凝ったストーリー展開だったので、「エリザベス・バンクスって文才もあったんだ〜。意外」と思いました。(←失礼)
「チャーリーズ・エンジェルをエリザベス・バンクスの世界観で」というプロデュースはアリだと思いましたけども。
まだお硬い。
もっとバカになれ、バンクス!
一杯ひっかけて仕事しなよ、バン子〜!!
「チャーリーズ・エンジェル」にしては、やや大人しくて、お行儀が良い出来栄えでした。
今回の3人娘は全員好きですが、シリーズに不可欠なコメディ要素を出せるか、といえば、出せない3人だったんじゃないかな。
あと、男性客に向けてのお色気サービスが、ほぼ無かったところが寂しかったです。
仕方ない、そういう時代!
ご時世ですよ!!
前シリーズで、ビキニ姿になったり、男のブリーフを穿いて踊ってくれていたキャメロン・ディアスが懐かしかったです。
戻ってきてほしいです、おキャメに!
そしてまた、男のブリーフを穿いて舞っとくれよ〜っ!!(←もうやってくれませんか)
一応、前シリーズのプロデューサーでもあったドリュー・バリモアも製作総指揮に名を連ねてますけども。
この感じだと、あまり口を出していないかな。
分け前だけ貰ってる感じでした。(←いやらしい)