発表!第18回(2020年度) ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞 [ラヴ・ハリ・アカデミ~賞]
本家アカデミー賞だと思って来てくださった方、すみません。
アレじゃナーーイ!
*「ラヴ・ハリ・アカデミ〜賞」とは…
毎年、2月か3月。
過去1年の映画作品で「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」の主要部門、はたまた 「ラジー賞」すらにも引っかかりそうにもない、毒にも薬にもならなかった「超・中間」の作品や人材に、わざわざ栄誉と慈悲を与える賞なのです。
2020年度の結果はこちら。↓
★最優秀作品賞・「メン・イン・ブラック:インターナショナル」
受賞の理由:1作目から22年も経過した後の新作で、琥珀から抽出したDNAから恐竜を蘇らせるかのような、強引なコンテンツ復活劇だったから。記憶に残らない出来映えで、魅力を出していたのは結局クリス・ヘムズワースという天然男優だけだったから。
★最優秀監督賞・アン・リー 「ジェミニマン」
受賞の理由:世界の巨匠が、「ウィル・スミスの商売映画落ち」したところが哀れだったから。「今のウィル・スミスと若いウィル・スミスを共演させる」という、ハリウッドが出題した無理難題を必死でこなしていたから。きっともう、ウィル・スミスの顔なんて見たくなさそうだから。
★最優秀主演男優賞・マット・デイモン 「フォードvsフェラーリ」
受賞の理由:共演したクリスチャン・ベールは大絶賛されるも、主人公を演じた自身は総スカンだったから。クリスチャン・ベールの役作りは入念なのに、自身は素のまま、簡単に演技を済ませていたから。劇中での姿は、コンビニに買い物に行くときのマット・デイモンと、何ら変わりなかったから。
★最優秀主演女優賞・リンダ・ハミルトン 「ターミネーター:ニュー・フェイト」
受賞の理由:「おんな映画」としてリニューアルされた作品で、見事に「アクションばばあ」として復活をとげたから。声はガラガラで、聴いているだけだと「アクションじじい」のようだったから。
★最優秀助演男優賞・アーノルド・シュワルツェネッガー 「ターミネーター:ニュー・フェイト」
受賞の理由:数年ぶりにターミネーター役を再演したものの、ロボットなのに思いっきり年をとっていて、観客をキョトンとさせたから。劇中では女性と同居していながらも、「抱いていない」と言い張っていたから。
★最優秀助演女優賞・オリヴィア・ワイルド 「リチャード・ジュエル」
受賞の理由:クリント・イーストウッド監督作への抜擢で賞レースへの食い込みが期待されるも、役は「悪女」で好感度は一切上がることはなかったから。女優としてブレイクしそうでしないまま、ついにアラフォー世代に突入したから。