「シンクロニック」★★☆ [映画日記]
2021年に日本公開された作品を、ケーブルテレビで見つけました。
「へ〜、こんなのあんの?」と思って録画・再生〜。
レジ前のチロルチョコを、サッと買い物カゴに入れた時のような気持ちですよ。
軽い気持ちですよ、「10円の買い物」みたいな!
アンソニー・マッキーさんとジェイミー・ドーナンの共演作とのこと。
ハリウッドの中堅どころがタッグ!
作品の情報を知らぬまま見始めたところ、マッキーさんとジェイミー・ドーナンは、救急隊の相棒同士として登場。
これはもしや、救急車映画なのでしょうか?!
ニコラス・ケイジにおける「救命士」(1999年)みたいなものでしょうか?!(←古いです)
と思ったら、全然違いました。
序盤〜中盤まで、不可解な事件現場を目の当たりにするマッキーさんとジェイミー・ドーナン。
ゆったりとした空気感のサスペンスで、「明らかに、コレ、日本未公開映画だよね。DVDスルーだよね」と思わせる地味進行なのですが。(←日本公開済みです)
中盤〜終盤で一転、まさかの「タイムスリップもの」というジャンルになって衝撃を受けました。
実はSFだったんですね〜。
劇中のマッキーさんは、色々あって、幾度となく、過去へのタイムスリップを経験するのですが。(←ザックリとした説明ですが)
要するに「現在と未来を大事にしろ。過去の米国は、ろくでもない」っていうテーマかと思います。
過去の米国は、未成熟な思想・風潮の中、粗野や人間たちが牙を剥いている、という世界観。
「いいとこ無し」のお国!
マッキーさんは、過去へタイムスリップするたびにピンチになる、という場面が、見どころになっていました。
そうかと言って、派手なアクション場面があるわけでもなく、もしかしたら低予算映画なのかもしれません。
近年のマッキーさんは、ヒーローっぽい役柄を演じたり、メッセージ性のある作品に出演したりして、メジャー感を打ち出していますけども。
狙っているかのようですけども、ウィル・スミスの後釜!
今作みたいな地味作にも出ていたんですね。
誰しもコツコツと仕事をこなしているんですね!
ジェイミー・ドーナンは、18歳の娘がいるという父親役で「えっらい若いお父さんだな」と思いましたけども。
ジェイミー・ドーナンの実年齢は40歳なんですね〜。
結構いってますね、もう40!
セクシー系より、父親系に進みたいのだと思いますけども。
ジェイミー・ドーナンは父親役を演じても、見た目から振る舞いまで、イケメンすぎますね。
こんなキレイな父親は、天然記念物ですよ!
ジェイミー・ドーナンは、いっぺん頭の先から、つま先まで汚れて、生まれ変わったほうが良いのかな。
ハゲでみたり、激太りしてみてほしいな。
美青年から「キモおじ」に姿を変えた「ジェームズ・スペイダー」路線を目指してほしいです。