「ライリー・ノース 復讐の女神」★★★ [映画日記]
久々に観ましたよ、ガナ江の主演映画を!(←ジェニファー・ガーナー)
「エレクトラ」(2005年)以来かも〜。
消費税が5%の頃以来かも〜!
今回の作品は、「96時間」を手掛けた監督による復讐アクション・ムービーということで。
家族を傷つけた悪党を、主人公が単独で懲らしめに行く、という、「96時間」等リーアム・ニーソンの主演映画みたいな物語。
リーアム・ニーソンをガナ江に置き換えただけの物語〜!
すげ替えただけなんですよ、じいさんから女に!!
高齢になってしまったリーアム・ニーソンの後釜がガナ江なのかな。
たすきを渡されたのかな、じいさんに!
元々、スパイ・アクション・ドラマ「エイリアス」の主演でブレイクしたガナ江。
今回の作品のような、テレビ・ドラマっぽいアクション劇とは相性バツグン。
安さがハマんの!
骨格もガッシリしてますしね!!
そして、動いているガナ江は、なんかイキイキ。
若見えすんの!
素直に喜びたいと思います、ガナ江のアクション復帰を。
志穂美悦子が復帰したようなもんですよ!
ガナ江本人としては、ベン・アフレックと離婚してしまった今、老後の生活資金や子どもの教育費を少しでも自分で稼ぐべく仕事を増やした、というところでしょうか?
映画会社に営業をかけたのかもよ、飛び込み営業を!
作品内容も、悪党による痛ましい襲撃シーン、一般主婦が復讐鬼として生きようとする壮絶感、たった1人でボロボロになって戦うヤラレ感など、見どころが盛りだくさんで大満足〜。
復讐エンターテインメントのツボを押さえた作り。
知り尽くしてんの、復讐ビジネス!
さすが「96時間」の監督。
さすが96の人!…と思いました。(←略しました)
インターネットで管理された現代社会では、1人で隠密行動などできやすまい。
協力者がハッキング等のIT技術を使って、援護してやんないと無理。
ガナ江が演じる主婦ライリー・ノースは一匹狼で、諜報活動や尾行を1人でやってのけ、悪漢を何人もバッタバッタと倒し、FBIまで巻いていてビックリしました。
そんで、いくら痛めつけられても不死身ですよ、不死鳥みたいに!
なかなか無理のある設定でしたが、「テレビ上がり」のガナ江だからこそ自然になじむ。
持ち前のチープ感で、観客を魅了。
独り身になった元・テレビ女優の、たくましさを見た気がしました。