「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」★★★ [映画日記]
生きてます、マーゴット・ロビーの悪い顔!
映画「スーサイド・スクワッド」に登場した悪役キャラクターの1人、ハーレイ・クインを主人公にしたスピンオフ作品ですけども。
「キャラもの」ですよ!
顔は白塗りで、パンクな衣装を着たマーゴット・ロビーがハマってる〜。
普段のマーゴットって、基本的に、目はセクシーな半開きなのですが。
半目美人なんですよ!
マーゴが悪い役を演じるときだけは、目は大開きになるんですよね〜。
おっぴろげるんですよ!
ハーレイ・クインを演じる時に限っては、お口もガバっと開けてくる。
ご祝儀をもらう時の獅子舞みたいに開けてくるんですよ!
その「キメ顔」が怖くて最高〜。
バッチリとハマったマーゴの扮装だけで、「キャラもの」としては成功した状態でした。
プロデュースも兼ねているマーゴの「ガールズ・アクション・ムービーにしたい」という意向もあり、劇中には複数の女子キャラクターが新たに投入されています。
彼女たちの格闘や銃撃シーンが本格的。
女優たち自身が、がんばってアクションに挑戦していて感心しました。
この作品の良いところは、女子映画でありながら、全くお行儀が良くないところ。
みんなオテンバ!
走り回ってんの、休校ではしゃく子どもみたいに!!
ザックリと例えるならば、女子版「トレインスポッティング」っぽい、とでも言うか〜。
疾走感もありましたしね。
キーパーソンとなる少女カサンドラ役は、アジア人の子が演じてましたけども。
彼女が出てきたときは「まるで、パラサイト半地下の家族に出てきそうな子だね。まるで半地下娘だよ!」と思いました。
ハーレイ・クインがローラースケートが得意、という設定もナイスアイデア。
まずはハーレイ・クインのファッショにローラースケートがよく合ってます。
コーディネイトですよ!
ローラースケートで車とチェイスする場面もカッコよかったです。
かねてから、米国の食べ物には興味が無かったのですが、大味そうだし〜。
今回の作品ではハーレイ・クインの好物として、「エッグサンド」なる、ベーコンエッグとチーズをパンで挟んだ食べ物が登場〜。
その「エッグサンド」に関しては、アメリカ食の割には、まあまあ美味しそうに見えました。
できればお野菜も一緒に挟むと美味しいと思いますが。
米国人に「お野菜を挟む」という文化は無いのでしょうか。
もっと青菜を挟みなよ、大根の葉でも蕪の葉でも!
挟み込みなよ!!…と思いました。
ハーレイ・クインと対立するブラックマスク役はユアン・マクレガーでしたけども。
強くなくてオモローイ。
ブラックマスクの最期も愉快で笑ってしまいました。
オシャレで硬くなく、ユアン・マクレガーにピッタリの悪役でした。