「胸騒ぎのシチリア」★★★ [映画日記]
2015年の作品です。
浮世離れした役がハマる女ティルダ・スウィントン。
シシ神さまみたいな女優ですけども、「もののけ姫」の!
今回ティルダが演じる役はロックスターのマリアン。
SHOW-YAの寺田恵子ねえさんみたいなもんですよ!
作品は、声帯を痛めたマリアンが、シチリアの島でのんびりと過ごす日々を描いております。
冒頭から、若いツバメに抱かれるマリアン。
ボカシの入ったティルダの全裸が網膜を直撃~!
早速裸芸ですよ!!
撮影当時は50半ばのスウィントン。
その年で、スラッとした体は立派~。
そんなマリアンがボーイフレンドと宿泊する家に、マリアンの元・恋人と、彼の娘が泊まりこむことになる、という展開。
愛の巣に上がり込んでくるんですよ、おジャマ虫が!
シチリアの太陽の下、ちょっと危険でアダルトな四角関係の始まり~。
マリアンの元・恋人役を演じているレイフ・ファインズがスゴイです。
こんなアンタは見たことナーイ!
騒ぐわ、歌うわ、踊るわ、抱くわ、全裸で泳ぐわで、ハジけてます。
バカ・ファインズですよ!
「ハリー・ポッター」シリーズで悪役ヴォルデモートを演じた人と同一人物だとは思えぬありさま。
とくに真っ裸になる場面が多くて、レイフ・ファインズの体にもボカシが入りまくり。
裸の演技を意識してなのか、元からそうなのか、50過ぎてるのにレイフ・ファインズの体は低脂肪。
全く腹も出ていませんよ。
コレにはビックリ。
さては毎日、伊右衛門 「特茶」を飲んで脂肪を分解しているね!
プールで過ごす場面も多いレイフ・ファインズ。
けっこうお水につかってます。
「この人、泳ぎが得意だわな。上手だわなアマガエルみたいに!」と思いました。
ただ、いっぺん脳天までプールにつかってからお水から上がったときが大変。
お水に濡れた前髪が薄くてハゲ強調!
とんだ副作用でした!!
そんなレイフ・ファインズの娘役を演じたのが、「フィフティ・シェイズ」シリーズで出世したダコタ・ジョンソンというのが豪華です。
ダコタのお洋服が基本的に「透け乳」仕様。
ざっくりニットの網目の隙間から、チラチラ見えてるんですよ右の具も、左の具も!
「はしたない。乳と服の間にちり紙でも挟んどきな!」・・・と叱りたくなりました。
ダコタの年齢設定は22歳なのですが、その若さで「誘う女」キャラなんですよね~。
ということで、当然ダコタにもボカシ入りの全裸場面が。
主要キャスト全員にボカシが入る、という、しっとりとした高年齢の役者さんが出ている割には裸映画でした。
監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノさんなんですよね~。
ただでさえイタリアの風景を情緒たっぷりに描けるルカさんですけども。
今回は自身の出身地でもあるシチリアが舞台ということで、ロケ映像からは素晴らしい田舎風味が出ています。
ワケ知ったる田舎の味なんでしょうな!
センスを感じましたよ、田舎センスを!!