「バーフバリ 伝説誕生」★★★☆ [映画日記]
「バーフバリ」ですよ「バーフバリ」。
「バーバパパ」じゃありませんから!
インド製スペクタクル・アクション・ロマン作品ですけども。
Huluに入っているのを発見。
「バーフバリ」シリーズって、いくつかあるようですが、初めて観るものが「伝説誕生」でいいのかも知らぬまま再生~。
一か八かですよ!
本編を観てみたら、手間も大金もかかっている超大作でビックリ仰天。
なんじゃい、インドの人は、毎日こんなスゴイ娯楽作品を観て暮らしてんのかい美味しいカレーを食べながら!
ナンに浸して食べながら!!(←ナンて美味しいよネ)
おそらく設定は古代のインド。
大自然や戦場で、インドの英雄バーフバリが大暴れする物語。
推定年齢25歳のバーフバリ。
40過ぎだと思ってた。
ちょっぴり老け顔バーフバリ!
バーフバリの身体能力が高すぎる。
天井越えた運動神経!
高所から高所への飛び移りなんて当たり前。
大滝を昇りきったり、30メートルの黄金像を引っ張り上げたり。
それもアンタ、ヒモ1本でですよ!
ホントに人間なのかバーフバリ!!
お年頃のバーフバリ、見かけた美女にロックオン。
歌ったり踊ったりしながら、美女を華麗なファッションにアレンジしていくバーフバリ。
メイクアップ・アーチストの一面か?!
元々、男まさりで化粧っけの無かった美女ですが。
華やかに仕立てられた自分を水鏡で確認すると「えっ・・・こ、これがアタイ・・・?!キレイ・・・」と小芝居!
たしかにキレイな女優さん。
髪型もカワイイです。
さすがインドは美人の宝庫。
プリヤンカー・チョープラーを産出し、アメリカ輸出したお国!
美女を抱いたバーフバリ。
当然お外で抱いたわい!
田舎で育ったバーフバリ、なんと実家は王家と判明。
実はプリンス、バーフバリ!
そうと分かった瞬間に、あんなにバーフバリと愛し合っていた美女が背景化。
一切、物語の前面に出てくることが無くなったのは悲しかったです。
恋愛パートが終わったということなのでしょう。
抱き終わった、ってことなのでしょう!
そのかわり、物語の前へ前へと出てきた女性が、どこかの国を治める女性シヴァガミさま。
インドの女帝がドーンと出たわい、日本体操協会の女帝みたいに!
見た目は藤原紀香に宮本信子を足した感。
藤原信子ですよ!
目線が鋭く、コワイ女帝。
しかし存在感はバツグンで、姿を眺めているだけでも楽しいお方でした。
合戦場面も大迫力。
結構な量でした「人の吹っ飛び」!
武器も奇想天外~。
馬車の先頭には、巨大な手裏剣型のカッターが付いてましたから。
その手裏剣型のカッターがグルグル回って人を刈るんですよススキでも刈るみたいに!
壮大で大胆な演出が楽しすぎました。
他作品の監督でいえば、ジョン・ウーとか、ターセム・シンとか、「300 スリーハンドレッド」の頃のザック・スナイダーとか、そんな味でしょうか。
エンターテイメント要素しかないという振り切った作風で、祭のような高揚感を味わいましたよ、阿波踊りでも見てる時みたいな〜!