「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」★★★ [映画日記]
女子大生アカペラ・グループを描いたミュージカル・シリーズの完結編ですよ。
メンバーは女子大生の割に老け込んでましたけども!
女優陣は、明らかにサバ読んで演じてましたけども!!
そんなところも楽しかったのですがね~。
今回の3作目では、ほとんどのメンバーが大学卒業。
もれなくうだつが上がらない社会人に!
「夢をあきらめきれない大人女子の映画」という感じに仕上げておりました。
シリーズ最終章ということで、アクションしたり、爆発したり、海外ロケ映像があったり、お水につかったり、派手な表現が多かったです。
「この映画、結構予算がある。出してもらってる」と思いました。
最後の打ち上げ花火ですよ!
歌唱部分は、さすがのクオリティで楽しかったです。
3作目にもなると、メンバーも歌唱の要領をつかんでる感じ~。
場数だけは踏んでっからね!
メンバーには、恋のお相手もあてがわれるのですが。
まー見事に安い女優には安い男優がくっついた!
それぞれ身の丈に合ったお相手だったので納得できました。
恋愛要素と共に、なぜか、いらぬ父娘ドラマもフィーチャー。
ドラマ性も膨らませようとするヤル気も見せました。
ふくよか女優レベル・ウィルソンの父親役がジョン・リスゴーなんですよね~。
本国でのジョン・リスゴーはデブ・タレントという位置づけなのでしょうか?!
ジョン・リスゴーが少し歌う場面もあったのですが、なんか上手すぎ~。
もしかして、別人のお歌に合わせていただけですか?
お口をパクパクしてるだけですか?
パンくずを欲しがり、水面に顔まで出してお口をパクパクさせてるお池の鯉みたいに?
主役はアカペラ・グループのはずですが、ライバルは、みんなバンドなんですよね~。
お道具使い!
ライバルの中にはガールズ・バンドもあるのですが、ボーカル役がルビー・ローズでビックリ。
ものっすごいタイトなスーツを着た姿がカッコいい~。
ちょっと悪い感じを出して、見事な存在感。
ギターを弾きながら歌う場面も様になってます。
絶対アンタモテるわな。
女子客が抱かれたがるわい!
抱かれたがってアンタの前に列作る!!・・・と思いました。
基本的に悪役っぽいルビー・ローズなのですが、アカペラ・グループのステージを客性で見たときは、「フン。アンタら、なかなかやるじゃねぇか」みたいな表情で、渋々ながらも微笑を浮かべて拍手する姿もカッコいい~。
もしかしてルビー・ローズって、演技も上手い子なのかも。
出来る子なのかもしれない、一見スケバンですけども!
主役のアナ・ケンドリックは、いつものように完璧なパフォーマンスを見せてましたけど。
相変わらず化粧は濃かったです。