「マイル22」★★★ [映画日記]
2019年に日本公開されたアクション・サスペンス大作を、Netflixで再生〜。
(amazonプライム・ビデオでも配信されているようです)
監督はピーター・バーグ、主演はマーク・ウォールバーグという名コンビによる作品です。
儲け方を熟知なすっているコンビですよ!
米国の特殊部隊が、秘密を握るアジア人男性を護衛しながら飛行機まで送り届けるというミッションを描いてます。
売れ筋の、手堅いお話。
悪く言えば「よくあるお話」ですけども!
人間ドラマは薄いですが、アクション・シーンは過激で盛り上がりました。
マーク・ウォールバーグ主演のアクション作品は、どれも似てしまうのが難点ですが。
今回のマーク・ウォールバーグは、特殊部隊の現場リーダー役で堅物。
偏屈!
ガミガミ言う、バツ3おやじ!!
若手か中堅の役が多かったウォールバーグですが、今回は「仕事は出来るけど、イヤな上司役」として新味を出してきてました。
お若く見えてもアラフィフですからな!
そんなウォールバーグが護衛するアジア人男性役のことを、ず〜っとトニー・ジャーさんだと思っていたのですが。
トニー・ジャーさんといえば、代表作が「マッハ!!!!!!!!」のマッハ男優ですけども!
物語も終盤になる頃に気づきました、アンタ、トニー・ジャーさんじゃナーイ!!
それは「ザ・レイド」で主演していた男優イコ・ウワイスさんなのでした。
ややこしいです、似たポジションの2人なので。
イコ・ウワイスさんの出番になると、硬派なノリで攻めていた作風が、いきなりカンフー路線になって笑ってしまいました。
敵に襲われても素手で倒してしまうという、めちゃめちゃ強いイコ・ウワイスさん。
ウォールバーグに護衛してもらってるはずですが、どう見てもウォールバーグよりイコ・ウワイスさんの方が強そう。
「いらんわな、そんな護衛」と思いながら観てました。(←主役です)
イコ・ウワイスさんが良い役で、放つオーラも素晴らしく、同じアジア人として誇らしかったのですが。
いつまでたっても名前が覚えられないイコ・ウワイスさん。
その点、「トニー・ジャー」って響きはスッと頭に入ってくる。
忍び込んでくんの、心の隙間に!
イコ・ウワイスさんも覚えられやすいように改名したらどうでしょうか、「IKKO」とかに!(←余計ややこしくなりますか)
劇中で、特殊部隊を司令室から指揮する役はマルコちゃん!!(←ジョン・マルコヴィッチ)
今回のマルコちゃんも、一見マルコちゃんとは気づきづらいです。
通常ハゲの頭に、ヅラを乗っけて演じてましたから。
しかもそのヅラ、スポーツ刈り!
ブラシかタワシを頭に乗っけたようなお姿でした。