「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」★★★ [映画日記]
ファンに向けた「企画もの」ですね。
2024年春に放送されるテレビアニメ「鬼滅の刃」新章の第1話を、いち早く劇場で拝めます、っていう新種のイベントですよ!
しかも、前章の最終話も同時上映されるという、料金を払って観る「見逃し配信」みたいなご商売です!!
章と章の「つなぎ目」が良く分かる親切設計で助かりますね。
「つなぎ企画」という一面ですよ!
「ワールドツアー」と称し、昨年も同じ企画上映が世界規模で行われましたけども。
今年もやるとは、よっぽど大成功したのでしょう。
世界140カ国以上の劇場を押さえておく(予約する)、みたいな仕事も大変だと思うのですが、本当によくやっていて感心いたしました。
わたくしなんか、歯医者の予約ですら忘れるというのに〜。
とっても運営が上手~。
ヤリ手ですよ!
テレビで放送される作品を、劇場の大スクリーンで流しても遜色ないクオリティだから可能な企画なのかもしれません。
今回の鑑賞した時も「まるで劇場用アニメの出来映え。高密度の作画が素晴らしい。すんばらしい~」と思いました。
前章最終話は、アクション満載でとっても激しく盛り上がるのですが、新章第1話は穏やかで和気あいあい。
激しく終わる → 穏やかに始まる という、普段見る映画とは逆の構成が新感覚。
飲食後に排泄か、排泄後に飲食か の違いみたいな感じですよ!
今作の鑑賞が終わって、劇場の席を立つ時「物語が今始まったのに、帰るのか」という変な感触になりました。
今作の醍醐味は、「放送より先に第1話を観てやったどー!」という満足感ですね。
カネを払った特権ですよ!(←富豪気分)
優越感に浸りながら劇場を後にしました。
作品は、舞台を大正時代の日本とした、人と鬼との戦いを描いた活劇ですけども。
スゴ腕剣士(劇中では「柱」と呼ばれる存在)の1人、甘露寺蜜璃ちゃんが浮きすぎていて、笑う~。
キャピキャピした性格の持ち主で髪色はまピンク。
とても大正時代の日本人とは思えぬバタ臭さです。
米国ギャル風味なんですよ!
リース・ウィザースプーンみたいな風味でした、「キューティ・ブロンド」時代の。(←死語)