「トゥモロー・ウォー」★★★ [映画日記]
2021年の正月映画として劇場公開を予定していたSFアクション作品ですが、コロナで断念。
2021年の正月は返上ですよ、みんなおんなじ!
amazonさんに買われて、2021年7月、プライム・ビデオのオリジナル目玉作品として配信されましたけども。
カネのかかった超大作でビックリ。
これは、劇場公開されていたらヒットしていたと思う〜。
スタッフも出演者も売れる気マンマンでいたでしょうに、残念でした。
I'm sorry〜皮算用!
製作・主演はクリス・プラットですよ。
太っていたけど痩せてスターになった、っていう、あの人〜!
ダイエット成功男優ですよ!!(←なんて紹介)
今回のクリス・プラットは、元軍人で生物学教師っていう。
戦えるし、頭も良いっていうワガママな役〜。
おまけに、かわいい女児の父親役ということで。
なるほど、アメリカのパパ役がハマってる〜。
子煩悩な感じ、するもんねぇ、子供みたいな人だし。(←ホメ言葉)
「クリス・プラットは今後、父親路線で行きたいんだな」と思いました。
全編を通して、銃器を使った激しい戦闘が表現されてますけども。
たま〜に、クリス・プラットが、ゆるいギャグを飛ばしてくるんですよね〜。
クリス・プラットのプロデュースらしいところでした。
作品ジャンルは「エイリアンもの」ですよ、バケモンもの!
30年後の地球は、凶悪なエイリアンに人間が殺されまくって絶滅寸前、という設定。
「現代人の協力がないとエイリアンに勝てない」ということで、未来人が現代人を徴兵。
一般市民が戦場に連れて行かれることに。
引っ張りだされんの!
かりだされんのさ、畑仕事にかりだされるみたいに!!
そんな、悪夢のようなシチュエーションがたまりません。
エイリアンのデザインが、昔ながらのエイリアンと恐竜を合体させたような、見るからに怖そうなタイプ。
わかりやすいんですよ、ひと目で「暴●団」とわかる人みたいに!
パッと見で「これは人間は勝てんだろう」と、見事に絶望させてくれる敵でした。
「エイリアン」「銃撃戦」「ミリタリー」「ミッション遂行」「タイムトラベルで悲劇回避」という、米国人の観客が大好きな要素がたくさん。
「3世代にわたる家族ドラマ」まで盛り込んで、ドラマチックな場面も。
脚本も凝っているし、amazonプライム・ビデオだけで配信するには、もったいない作品でした。
出演者の中には、テレビ女優イボ子の顔も。(←イヴォンヌ・ストラホフスキー)
クリス・プラットの父親役はJ・K・シモンズなんですね〜。
クリス・プラットと違って、JKの方はお堅い役。
全く似てない父子でした、桑田真澄とmattみたいな!