映画・海外ドラマあるある。お電話あるある。録音された脅迫電話からノイズを消すと、汽笛の音が浮かびあがる! [海外ドラマ・映画あるある]
いや~、海外ドラマや映画でよく見かけるシーンを紹介している「海外ドラマ・映画あるある」ですけども。
今回のお題は、お電話~。
最近は、みんな持ってる、iPhone。
みんなおんなじ、着信音!
まずは海外ドラマや映画を、自分のお部屋で観ている場合。
iPhoneの電話着信や、メッセージ受信場面があると、ボクちゃんのiPhoneが鳴ったかと思ってビクッとするわな。
テレビの中の着信音なのに、ボクちゃん、自分のiPhoneをチェックしたりするわな!
「♪馬鹿が見る~、豚のケツ~」ですよ!!
また。
映画館で映画を観ているときに、iPhoneの着信音を聞いた場合。
「誰だ?電源入れてんのは?!どうなってんだマナーは?!」な~んて、客席を見渡してしまうパターン。
実は劇中の効果音だった、みたいなパターン!
客席を見渡したボクちゃん、恥かくパターン!!
・・・そんな時代ですよ。
今や、海外ドラマや映画の中でスマートフォンは欠かせないアイテムになってます。
劇中に思春期の子どもが出てくる場合。
車の中でもスマホをいじってるわな。
そんで、親の話を聞かない、みたいな。
ツンとしてる、みたいな!
どこの子も同じだわな!!
大人が携帯電話をしている場合。
通話中に別の用事が発生したりするもんです。
そしたら通話相手には「かけ直す」と、ひとこと言って通信切断!
まー普通なら「ごめ~ん、ちょっと用事できちゃったからさ~。またね~。うんうん。はいはい。よろしく~」くらいの挨拶があるものですがね~。
海外ドラマや映画の中では、ひとこと言ってガチャ切りですよ!
実は、ガチャ切りしない場合もございます。
「かけ直す」のあと、もう一言添えたりしますよ「埋め合わせはする」と。
外人って、よく「埋め合わせ」って、言うんですよね~。
日本だと、あんまり使わないけども。
大事な会議や、食事の席で携帯電話が鳴ってしまう場面もよく見かけます。
その場合は、待ち受け画面に表示された相手先の名前をチェックした後。
「この電話には出ないと」と言って通話開始。
切りたいときは切る、話したいときは話す・・・そういう場面が多いです。
そうしないと、ストーリーが進まないからでしょうね。
逃走中に携帯電話を使っている場合。
電話に内蔵されている位置情報で追跡されないように、電話を使った後は捨てるわな。
海や道や、ゴミ箱にポイ!
捨てる前に、電話に内蔵されているカードや電池を取り除く場合もあるわな。
むしり取るんですよ!
犯罪場面でも電話は必需品。
誘拐犯から脅迫電話が、かかってきますから。
誘拐犯が言いますよ「警察には通報してないだろうな」と。
しかし被害者宅には、すでに警察官がいっぱいいて、全員で脅迫電話を聞いてるパターン!
とっくの昔に通報済み、ってパターン!!
その場では、誘拐犯を取り逃がす警察チームですけども。
その後、録音された通話を解析。
捜査チームのリーダーが「ノイズを消せ。会話をクリアーにしろ」みたいな事を分析官に指示。
その結果、浮き出た音は、たいてい船の汽笛とか、カモメの鳴き声とか。
そんで「誘拐犯は・・・埠頭の倉庫にいる!」みたいになるパターン!
まー海外ドラマや映画の中で。
捜査チームのリーダーが、録音された通話から「ノイズを消せ」と言い出したら。
それは、そろそろ犯人が捕まる知らせ。
「前フリ」だと思って間違いないわな。
余りにもあるあるで笑っちゃいますねえ。流石です。
にしても、ここ20~30年の間に電話を使ったシーンって様変わりしましたね。
固定電話か公衆電話しか無かった時代の映画やドラマでは、
緊急の場合に電話を求めて翻走するのが定石でした。
ダーティー・ハリーなんて、犯人から
「何時何分までに次の公衆電話まで来い。コール3回までに受話器取れよ」なんて言われて猛ダッシュしてましたもんね。
あれ?でも既に携帯時代になってたはずの「ダイ・ハード3」でも
同じようなシチュありましたな。いつの世にも電話は
サスペンスを構築する重要アイテムなんですねえ。
by BOND (2016-08-24 10:45)
もう何年も前ですが、当時勤めていた会社の先輩の携帯の着信音が、ドラマ「24」のCTUの内線着信音になっていて、その人がドラマファンだと知ったことを思い出しました。
シンプルだけれど印象的な着信音でした。
by よんよん (2016-08-24 19:46)
BONDさん。
昔は公衆電話や電話ボックスの場面が多かったですよね〜。公衆電話まで走らされるシチュエーション、今でもたま〜〜に見ますね。映像の演出として、伝わりやすいんでしょうね。ダイハード3の頃は携帯電話の普及も「まだまだ」だったんじゃないかな、多分。僕もダイハード3の電話シーンは今でも印象に残ってますよ。
よんよんさん。
海外ドラマの電話ネタが現実世界にもあるなんて、ステキですね!CTUの電話の音、印象的でしたしね。それに劇中ではよく鳴ってました。最近のCTUでは、やっぱり携帯電話で話すほうが多いかな。その先輩とは、夜通し酒を酌み交わし、海外ドラマの話をしていただきたいです〜。
by のむら (2016-08-24 20:48)
「埋め合わせはする」は想像ですが、英語圏ではよく言う言い回しが日本では言う習慣がないので、無理やり日本語にした結果不自然な直訳になったものと思われます。該当する日本語がない場合は意訳するか、無理して訳さないほうが良い場合もありますよね…。
翻訳がヘタだと気になって気が散ります~☆
by M (2016-08-24 23:50)
Mさん。
なるほど、無理矢理の日本語ですか〜。なかなか日本では「埋め合わせ」って、すぐに言いませんしね。とくに英語の電話用語は一言で済ませるから、あてはまる日本語が難しいのかな。最近ではサイバー用語も増えたし、翻訳する人は大変かもしれませんね。
by のむら (2016-08-25 00:05)
私としては携帯・スマホの登場で映画がちょっとつまらなくなったかも~と思います。その分色々伏線はったりテクノロジー見せたりむやみに複雑な話にしているような・・
ダイ・ハードもそうですけど「公衆電話ないのかよ!」とかそれだけでハラハラして面白いですからね。
「ダイヤルMを廻せ」なんて名作もありましたし。スマホだとどうなるのかな。あえてのスマホシチュエーションに工夫して面白くなるかもしれないけど。
by sakaya (2016-08-25 10:50)
sakayaさん。
不便だから面白いこともありますもんね。携帯が普及して、誰とでもすぐに連絡がとれてしまうので、スッキリしすぎてしまうところもありますね。モヤモヤしない、というか。電話がかかってきても、相手の名前が表示されるからドキドキしないし。しかし、おっしゃるとおり、今後はスマホシチュエーションを生かした、面白いものが出てくると思います。それが時代というものだから。(←きれいにまとめました)
by のむら (2016-08-25 21:52)