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ドラマ「舞妓さんちのまかないさん」良かった。世界に届け「ゆるドラマ」! [海外ドラマ日記]

舞妓さんがフィーチャーされた作品ですが、「舞妓Haaaan!!!」じゃありませんから〜!
 
是枝裕和さんが総合演出を務めたNetflixオリジナル・ドラマで、2023年1月に配信された「舞妓さんちのまかないさん」(全9話)を観終わりました。
 
舞妓さんの文化と日常を、ユルく描いた作品。
 
テレビ東京の深夜に放送されているような、ユルいドラマが大好物のわたくし。
今作もユルさが最高で、楽しめました!
 
是枝さんは、全9話のうち1、2、5話は監督もしているようですね。
1話から、青森の一般家屋、京都の屋形(舞妓さんたちが共同で生活している住居)の散らかり具合が是枝さん演出っぽくて酔いしれました。
 
本当に、是枝さんは散らかし上手~!
ちなみに、美術監督は種田陽平さんです。
 
青森から京都に出てきた少女で、「まかないさん」となるキヨと、舞妓さんを目指す、すみれによるWヒロイン構成。
とくに事件も起こらず、悪人も出てこない平和なドラマで、キヨが作る「ふつうの食事」が美味しそうに見えるのが魅力のドラマです。
 
キヨ役の森七菜ちゃんと、すみれ役の出口夏希ちゃんは、ヘタウマ・ギリギリのナチュラル演技がかわいいです。↓
 
ベテランの花形舞妓さん役は橋本愛ちゃんが演じていましたけども、本当にキレイ~。
趣味は「ゾンビ映画鑑賞」というギャップもたまりません。↓
 
「The Makanai:Cooking for the Maiko House」という英題も付いているから(←Konmari調?!)、きっと世界配信なのでしょう。
 
京都や舞妓さん、料理のビジュアルも目を引くので、きっと世界中の視聴者が楽しんでいるとは思うのですが。
文化に説明がないし、日本人にしか分からないギャグも入っているから、「世界の視聴者のみなさん、ついて行けてるかな」と、ちょっと心配にもなりました。
 
マンガが原作の「舞妓さんちのまかないさん」は、過去にEテレでアニメ・シリーズにもなっていたんですよね~。
 
アニメ版と違って、今回のドラマ版は、大人キャラクターの出番が大幅アップ、オリジナルの大人キャラクターも追加され、大人の視聴者も十分に楽しめる世界観になっていました。
 
原作から存在している女将さん役は常盤貴子さんが演じてますけども、ボケキャラとして機能して「大人がわいい」女将さん像に。
 
常盤貴子さんの相手役は井浦新さんが演じていました。
是枝作品との相性バッチリでした、芝居の路線がヘタウマですしね。(←ホメ言葉)
 
新キャラのトラブルメーカー「出戻り舞妓さん」役は松岡茉優さんが演じていますけども、出てきた瞬間「このキレイなおばさん誰?!」と思ってしまいました。
普段の松岡茉優さんとは別人~。↓
 
その他、キャラクターが集まるバーの店長役がリリー・フランキーさん、出番わずかの客役が古舘寛治さんや尾美としのりさん、っていう配役もマニアックだし、舞妓さんたちとのコントラストも効いています。
少女メインのドラマですが、なぜか「見守るおじさん枠」があるんですよね〜。↓
 
そんな「少女ドラマと大人ドラマが合体した、ユルくて楽しい、日本カルチャー・ドラマ」が「舞妓さんちのまかないさん」。
 
もっと先のお話も見たいから、シーズン2も製作してほしいけど、どうかな~?!
微妙かな〜?!
 
「まかないさん、おかわりください!」と言いたいです。

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サンフランシスコ人

是枝裕和をサンフランシスコの日本町で見かけたことがありますよ...
by サンフランシスコ人 (2023-02-04 08:52) 

のむら

サンフランシスコ人さん。
見かけましたか!よく彼だと分かりましたね!ああいう顔の日本人て、たくさんいるんですよ。
by のむら (2023-02-04 15:19) 

サンフランシスコ人

後日インタビューの記事に当日 (?)の写真がありました....
by サンフランシスコ人 (2023-02-07 01:40) 

のむら

サンフランシスコ人さん。
なるほど。是枝さんは、米国でインタビューを受けるほど、知られているんですね!
by のむら (2023-02-07 12:04) 

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