「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」★★★ [映画日記]
サリンジャーさんネ、作家のサリンジャー。
はいはい、知ってます。(←ホントか?!)
代表作は「ライ麦畑でつかまえて」ですよね、ええ知ってます。
昔、読みました。(←ホントか?!)
ただ現在、本の内容を全く覚えていないだけなんです!(←あやしい〜)
J・D・サリンジャーさんの若かりし頃を描いた作品。
サリンジャーさんが、どんな過程を経て作家になったのか、「ライ麦畑」が売れた後どんな生活を送ったのかが、主に1950年代を舞台にして丁寧に綴られています。
まーね、あんまり丁寧に綴られているし、サリンジャーさんは別に変人でもないし。
1950年代という時代感も、あんまり無いし〜。
イマイチ、退屈。(←コラーッ)
劇中では、出来事が箇条書きのように淡々と語られていくのでした。
サリンジャーさんにまつわる裏話は、トリビアとしては面白いです。
サリンジャーさんの恋敵は喜劇王チャップリンだったんですね〜、知らなかった〜。
あと、「ライ麦畑」が売れた後は、まだ若いのに隠居生活を始めて、作家は実質引退していたんですね〜、知らなかった〜。
印税で暮らしていたのかな?
印税額を知りたかったです!(←コラーッ)
サリンジャーさん役を演じているのは、ニコラス・ホルトですよ。
あの、湯上がり卵肌の、湯上がり卵男優ですよ!
主演映画が製作され続けている、ってことは、ニコラス・ホルトにはニーズがあるのでしょうね、米国では。
ニコラス・ホルトといえば、2019年に製作された映画で、「指輪物語」の作者J・R・R・トールキンを演じた「トールキン 旅のはじまり」も記憶に新しいところ。
もしかして、これらの作品は、ニコラス・ホルトが作家を演じる「作家シリーズ」なんでしょうか?!
2作のニコラス・ホルトを比べてみると。
役作りに大差ないのが残念〜。
もしかしたら、無理なく演じられそうな役を選んでいるのかな。
ちなみに、amazonプライム・ビデオでは「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」についた年号は「2019年」ですけども。
実際の製作年は2017年でした。(日本公開された年が2019年)
作家シリーズとしては、1作目がサリンジャー、2作目はトールキンということになりますね。
3作目は北方謙三役を演じてほしい〜。(←無理ですか)
あるいはシェイクスピア役。(←極端)
劇中で脇役を演じているのは、大半がテレビ俳優なのですが。
そんな中で、大学教授役を見事に演じきっている男優を見て「あっ。ラッセル・クロウ出てるんだ」と思ったら。
よ〜く目をこらして確認したら、それはスペ公!(←ケヴィン・スペイシー)
本当に演技が上手〜。
なんかちょっと太ると、ラッセル・クロウとかスペ公とか鈴木ヒロミツとか、おじさんてみんな似てくるもんですね!
ただいま、男性へのセクハラ騒動により、業界では干されているスペ公ですけども。
今作は、騒動直前の出演だったようです。
今作でも、サリンジャーという若い男性に、最初は威圧的に接するも、やがて嫌われ冷たくされて、シュンとしてしまう役。
だからリアルで上手く見えたのかな。
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