「スパイ in デンジャー」★★★ [映画日記]
入りました、新・動画配信サービス「Disney+」。
毎月お金を振り込むことになったんですよ、デズニーさんに!
ああ莫大な金額を!!(←700円です)
2020年5月に日本で劇場公開予定だったディズニー製アクション・アニメ作品が「スパイ in デンジャー」ですけども。
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い公開中止に。
ドタキャンですよ!
その後、日本で劇場未公開のまま「Disney+」のオリジナル注目作として7月に配信されることに。
右往左往したもんですよ!
主人公は、颯爽としたタキシード姿という、昔ながらの風貌を持つ敏腕スパイ、ランス。
芸風がコテコテのお方ですよ!
ランスの相棒は、ランスが所属する諜報組織でメカニックを担当している変人ウォルター。
ウォルターはメカニック担当というか、スパイの武器を制作しているのですがね〜、便利グッズを!
007シリーズで言えば、ジェームズ・ボンドとQの関係性だけを抽出した感じで、「うまいことパクってきたな、あちらさんから。拝借しなすってきたわい」と思いました。
「スパイ・コメディ」というジャンルをディズニー製のCGアニメで表現した今作は、もはやスパイ本来の原型が完全に無くなってる状態。
「スパイの存在や意味って何でしたっけ?こんなに明るくて楽しいものでしたっけ?」という感じで、狂った世界が面白いです。
今作の場合はアニメということで、本来はカッコいいスパイのランスが、話の途中で鳩になってしまうところがビジュアル的な見どころに。
鳩になったランスにすり寄ってくるのは、頭の悪そうな野鳩たちばかりで笑ってしまいました。
なついてくるんですよ、山鳩が!
「愛してほしい者は寄ってこない。寄ってくるのは興味のない者ばかり」という、人生論を感じました。
汚物や裸などで笑わせるという、ネタにはクセがありますが、まあまあ面白い作品でした。
お子様にはウケそうな気がします、うんこドリルとか好きですからな連中は!
あと、主題歌など使用された楽曲が、全部スパイっぽくてカッコ良かったです。
ランスの声を担当しているのはウィル・スミスですよ。
最近だと実写版「アラジン」に変な役で出演して、ディズニーさんに魂を売ったお方ですよ!
今作への出演で、ディズニーさんとはズブズブの仲に!!
ウォルター役はトム・ホランドで、ガヤついた演技に安定感。
この子の才能「賑やかし」ですよ!
実写で共演しているのを見てみたい2人でした。
日本でも劇場公開されると良かったのにな〜と思いました、劇中で日本が舞台になっている場面もありますので。
物語は、まさかの岩手県から始まりますから!
劇中の岩手県にはヤクザしかいないのが残念〜。
できればご当地グルメも推してほしかったな〜、わんこそばとか〜。
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