「イット・カムズ・アット・ナイト」★★★ [映画日記]
公開中の映画「WAVES/ウェイブス」を、どうやら見逃しそうな勢い。
波に乗り遅れたんですよ、タイトルも「WAVES/ウェイブス」だけに!
仕方ないので、同じ監督が手がけた旧作をamazonプライム・ビデオで再生〜。
もう、それでしのぎますよ!
小腹を満たしますわい!!
作品は、死のウイルスが蔓延した世界が舞台。
メイン・キャラクターである3人家族は、ウイルスに怯えながらも、なんとか感染を免れて細々と屋内中心の生活しているという基本設定。
なんだか、こないだamazonプライム・ビデオで再生した別映画「死の谷間」にそっくりなシチュエーション。
米国人は大好きなんでしょうね、死のウイルスが蔓延した世界が!
米国人には「サバイバルってかっこいい」みたいな感覚もありますしね。
3人家族のお宅に、別家族が同居することになり、「家族vs.家族」の心理戦争が静かに勃発。
「アンタらの家族は、俺たちの家族をダマしてんじゃないのか?食べ物を奪う気じゃないのか?」みたいな。
腹を探り合うんですよ!
もはや居候スリラー!!
死のウイルスが蔓延する、という、死と隣り合わせた生活になると、人間のエゴが剥き出しになるという、なんともイヤなお話でした。
「コロナ流行でトイレットペーパーが無くなるんじゃないか?先に買いだめしとけ」みたいな感覚を、極端に広げた感じで「うわ〜」と思いました。
今作の場合、最も恐怖を感じている対象がウイルスなのですが。
感染場面が夜中だったりして、「見えない魔物」扱いになっているところが特徴。
まるでオバケ!
ウイルス映画でありながら、ホラー感覚で楽しめる変わった作品でした。
メイン家族のお父さん役はエガちゃん!(←ジョエル・エドガートン)
製作・主演を兼ねているエガちゃんなのですが、劇中での威圧感が自然〜。
エガちゃんに見つめられるだけでスゴイよ圧が!
「もしかしてエガちゃんって、本人もイヤや奴なんじゃないの〜」と思ってしまいましたけども。
「映画の中でイヤな奴に見える場合、ご本人は良い人」という持論に基づき、エガちゃんは良い人に認定いたします。
エガちゃんの息子役を演じているケルヴィン・ハリソン・Jrって、監督の新作「WAVES/ウェイブス」では主演に大抜擢されているんですね。
波に乗ってるね、タイトルも「WAVES/ウェイブス」だけに!
今作では、別家族のキャスティングにはライリー・キーオもいて、登場人物は少ないですが、キレのある面子が揃っていました。
しかしライリー・キーオって、顔が全く覚えられず。
特徴が一切無い美人!
殺人鬼だとしたら、目撃者情報が薄いタイプ!!(←失礼)
鼻の横っちょに、でっかいホクロでもあればな〜。
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