「グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜」★★★ [映画日記]
作品パッケージは、リース・ウィザースプーンの顔アップ。
売り込んでんの、面で!
「ふ〜ん、あの子が主演のラブコメか何か?グッド・ライというタイトルから察するに、重婚コメディとかですか?共演者はヴィンス・ヴォーンとかその辺ですか?」と思って再生してみたら、全然違っていて愕然。
物語は、1983年の第二次スーダン内戦から始まって愕然!
親を殺され、家も村も焼かれしまい、生き残った子どもたちのグループが、安全だと言われるケニアまで、1000キロ以上歩いて移動する展開に愕然〜!!
1000キロって距離は、車で走るのも大変ですよ。
食べ物も水も一切なく、次々と倒れてゆく子どもたち。
何これ、辛い。
悲しい!
観ながら、なんべんも泣きました。
どこですかリース・ウィザースプーン。
早く出てきてください明るい姉さん!
早く出てきて、バカをやってくださいよいつもみたいに!!…と思いながら観てましたけども、
なんとウィザースプーンが出てくるのは物語が始まってから、約40分後。
じらしきってのご登場!
生き残った4人の子どもが成人となった頃、彼らがアメリカに移住できることに。
移住先で彼らの世話をしてくれる役が、ウィザースプーンなのでした。
メリケンの姉さん役ですよ!
ウィザースプーンが出てきてからは、いくらかソフト路線に。
明るい姉さんの効果ですよ!
作品の中盤は、スーダンの若者がアメリカ文化に戸惑うことで客をクスクスさせるという、「カルチャーギャップもの」の体に。
ドラッグや、理解しがたい規則などに直面し、アメリカ文化に対して違和感を覚えてホームシックになる場面も。
スーダンの若者が、みんな素朴で真面目で良い子なので、気の毒になりっぱなし。
もう、気の毒が止まらない、気の毒映画の決定版でした!
すでに話のネタは十分に豊富なのですが、さらにクライマックスではスーダンの若者が生き別れた兄を探すことに。
どんだけあんの、スーダンのネタ!?
盛り放題じゃん、まるでバイキング!
さすがに尺が足りないようで、クライマックスあたりの段取りは雑で残念でしたけども。
まーね、クライマックスでも泣きましたよ。
これらの物語は、実話が元になっているということで、人情面の説得力がスゴイです。
戦後の日本にありそうな、人を思いやるエピソードばかり。
戦いの中心にいない、部外者たちの物語。
これも戦争映画のひとつなのでしょうね。
美人っちゃ美人だけどよーくみると実はブスのトップ3
レア・セドゥ
ジェニファー・ローレンス
リース・ウィザースプーン
の一角、リースの映画ですか。でも結局、こういった役者が一番
おいしいと思います。どんな役をやっても嫌みになりませんしね。
シャーリーズ・セロン
みたいに美しさが突き抜けてしまうと、いくらがんばってヨゴレ役
やっても嘘っぽく見えてしまいます。
by ホゲ (2020-06-04 00:01)
管理人さん、おはようございます<(_ _)>
ホゲさん、確かに・・・。(笑)
レアちゃんとジェニローは得ですね。しゃくれちゃん(失礼!)ことリースは微妙ですが。
シャー子さんは下積みの時「アンタ綺麗すぎるから女優は無理!」って何回もオーディションに落ちたそうです・・・。
by かつかつ☆ (2020-06-04 07:43)
コメントしてくださったことに気づかず、返事が遅くなってすみません!
ホゲさん。
「よーく見るとブスのトップ3」、なるほど〜!僕も少々ブス要素が入っている方がおいしいとおもいます。簡単に個性が出せますしね。トップ3の方に言えることは、実力も備わってますよね。単なるブスでも生き残れはしない。奥深いジャンルですね。
かつかつ☆さん。
シャー子の下積み、大変だったでしょうね。顔だけなら「テレビドラマで見かける普通の美人」ですもんね。出世作「モンスター」で見せたように、普通の美人女優は一度とことん汚れなきゃ売れないという、大変な業界ですよね〜。
by のむら (2020-06-06 17:49)