「セントラル・インテリジェンス」★★★ [映画日記]
2016年のアクション・コメディ作品ですけども。
冒頭からいきなり、高校時代のドウェイン・ジョンソンが太っていて全裸。
踊ってますよ、お肉を揺らして!
プルプルしてんの、コラーゲン!!
ものすごい「つかみ」の場面でした。
お肉も「つかめ」そうでしたしね!
いじめられっ子だったドウェイン・ジョンソンが、20年後の現在はマッチョマンとして人生を再起。
高校時代は学園のスターだったけれど、今は平凡なサラリーマンのケヴィン・ハートと再会して始まる物語。
CIAや犯罪組織が絡んできて、ミステリー・サスペンス風の展開に。
笑えるし、話も凝っていて楽しかったです。
登場人物は、アラフォー世代になっていても高校時代の影を背負っている、というのがオモローイ。
とくにドウェイン・ジョンソンは、ケンカが強いマッチョマンになった今でも、当時のいじめっ子を目の前にすると弱気になってしまうという。
唯一の弱点は「学校カースト」っていう!
いじめっ子の大人バージョンを演じていたのはジェイソン・ベイトマン、っていうのもピッタンコ〜。
ケンカの弱そうなジェイソン・ベイトマンが、巨漢のドウェイン・ジョンソンを萎縮させてしてしまうというギャップ。
圧をかけんの!
センスを感じる設定でした。
物語の鍵を握る男役として出てきたのは、ドラマ「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役でおなじみのアーロン・ポールでした。
あの、童顔の子ですよ!
実際はアラフォーのアーロン・ポールですが、顔はお若い。
彼も、存在が「永遠の男子高校生」でした!
ドウェイン・ジョンソンは今作での共演でケヴィン・ハートを気に入ったのか、その後に自身がプロデュースした「ジュマンジ」シリーズと「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」に、引き続きケヴィン・ハートを起用。
コネが完成!
確かに、彼らのツーショットは、背丈とかの配分など、見た目を含めて好相性〜。
本編終了後には、NG場面も付いてましたけども。
撮影中の2人が楽しそう。
キャッキャ、キャッキャじゃれてんの!
CG加工されているとはいえ、ドウェイン・ジョンソンが太って全裸になっていたり、本格的にカッコ悪い姿でのコメディ演技が評価されて、ヒットに繋がったことは珍しい。
ケヴィン・ハートが、ドウェイン・ジョンソンの新たな魅力を引き出した形に。
ビジネスの面でも、お金を「引き出し」ましたしね!
2人の運命の出会いを感じる一作でした。
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