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「野性の呼び声」★★★ [映画日記]

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犬が主人公のお犬映画!…なのですが。
 
人間は実写で、犬などの動物はCG製。
 
コンピューター犬なんですよ!
 
「CGじゃなくて、本物の犬が演技してれば最高なのに。生犬じゃダメなんですか?(←2番じゃダメなんですか?by蓮舫調で)」と思いましたけども。
 
本編を観ていくうちに「これは生犬では演技しきれない。CGにでも頼らなければ映画化は無理」と思い直しました。
 
主人公の犬バックが、多くの人間たちと出会いと別れを繰り返し、生き方を自分で選んでゆく、という、ワンコ目線の大河ドラマ。
犬の演技が複雑で、喜怒哀楽以外の細かなニュアンスがCG技術で表現されているのでした。
 
犬バックは、とってもお利口で良い子。
力持ちで、虐げられていても仲間を思いやりますよ。
 
仲間がエサを食い損なったときは、自分の魚を分け与えてましたし。
 
まるでヒュー・ジャックマンみたいなお犬様!(←イメージ)
 
冒頭から、犬バックの演技は「トムとジェリー」を思わせるアニメ調で、「なんじゃい、お子さま向けの映画かい。童(わらべ)向けかい」と思いましたけども。
観終わる頃には、大人が楽しめる良い話になってました。
 
主人公は犬でありながら、人間臭いお話。
犬による人生論でした。
 
出演者も豪華〜。
序盤で犬バックが世話になる飼い主役はオマール・シーですよ。
 
大ヒット作「最強のふたり」で好感度を上げた最強男優ですよ!
 
中盤から出てくる悪役は、なんとダン・スティーヴンスでしたけども。
 
この人、実写「美女と野獣」の王子役でブレイクしたのかと思ってましたが、違うんですね!
 
顔が怖いから、結局ハリウッド作では悪役に回されちゃうのかな。
 
ダン・スティーヴンスと共に出てきたのは、「アベンジャーズ」や「ジュマンジ」シリーズなどでおなじみのギラ子でしたけども。(←カレン・ギラン)
 
セリフも少しのチョイ役で、「こんな役、テレビ女優に任せれば?」と思ってしまいました。
 
終盤で活躍するのがハリソン・フォードですよ。
犬バックが、悪い人にシバかれそうになった時、止めに入ってくるハリソンを見て涙出た〜。
 
助けに来てくれる人がハリソン・フォードって最高、と思いました。
 
助ける役がハマる、お助け男優なんですよ!
 
そして、動いているハリソン・フォードを眺めているだけで、ありがたい気分になりました。
 
なんとハリソンには、頭からお水につかる場面もあってサービス満点なのですが。
 
裸になったハリソンに筋肉が付いていてビックリ。
 
現役の男性であることも確認いたしました。
 
The Call of the Wild

The Call of the Wild

  • 作者: London, Jack
  • 出版社/メーカー: Independently published
  • 発売日: 2020/02/29
  • メディア: ペーパーバック


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わに

へん、コンピューター犬かい!と、見に行ってなかったけど、野村さんの文章を読んだら、いきなり行かなあかんわ、なりました。
ハリソン・フォード、若いときの姿をブレードランナーで見直したら、お腹ポヨポヨでしたが、じっ様になって筋肉つけてきたんですね。今どきに合わせてきたんですね。
by わに (2020-03-08 01:14) 

のむら

わにさん。
そうそう、予告編を観たときから「犬のCGが残念」と思ってました〜。本編を観てみたら「CGでも仕方ない」と許せてしまいましたよ。ハリソンの裸体は、胸までしか出ていなかったので、腹回りはノーチェックなんです。もしかしたら、胸周りの脂肪が加齢で下に降りてきて、腹周りはポヨポヨなのかも〜。
by のむら (2020-03-08 13:53) 

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