「TOKYO TRIBE」★★★☆ [映画日記]
観ましたよトーキョー・トライブだか、オメガトライブだか何だかを!
近未来の東京を舞台に、不良グループの大ゲンカを描いている、ってことで。
客層も若干不良っぽい。男性客のファッションも「坊主頭にネックレス」度数が若干お高め。
ボクちゃんブルッた!
不良にカラまれたらどうしよう。
映画館で、身ぐるみ剥がされたらどうしよう!
白ブリーフ姿で号泣したくないし!!・・・と思ってましたが、お客さんは大人しかったです。
みんな意外と良い子ちゃんでした!
作品を鑑賞して、度肝を抜かれました。
な、な、なんと、まさかのミュージカル形式。
ある意味「レ・ミゼラブル」!
全編ほとんど、曲が流れっぱなし。
しかもラップですよ。
全曲、日本語ラップでワルの世界観を表現しとります。
監督・脚本は園子温さん、ってことで。鬼才らしい、思い切った表現方法に感心しました。
まーね。
正直、日本人にラップは合いませんけども。
おにぎりの具がチョコ、みたいな相性でしたけど!
しかも全員のラップがド下手で、ダッサダサ。
グッダグダ!
少し引きましたけども。
佐藤隆太さんと窪塚洋介さんのラップも、不似合いすぎてドン引きしましたけども!
フォローすれば、クレイジーで良いと思う〜。
みんな、どうかしてんの!
映画の世界観は、狂ってれば狂ってるほど良いんですよ。
普通の世界観なんて、ダメよ〜ダメダメ!(←「日本エレキテル連合」調で)
ド下手なラップこそが、狂った世界を構築している、ってことで納得いたしました。
それに、なんたって園子温さんですから。
映画の面白さを熟知なすってますから。
過去の監督作同様、見たこともない役者さんたちの使い方が見事です。
カワイ子ちゃんが、突然すんごい格闘技を披露するシーンとかも、楽しくてニヤニヤしてしまいました。
当然、パンツの丸出しは基本ですよ!
ああ、パンツ丸出しって最高ネ。
ラップが下手でも、パンツ丸出しで帳消し!
パンツ効果ですよ、白パン効果!!
悪役を演じているのは鈴木亮平さんなのですが。
NHKの朝ドラ「花子とアン」で、さわやかな旦那、村岡さんを演じている彼ですが。
まー朝ドラでのマジメな姿とは全くの別人。
ほとんどの衣装が、ヒモパン一丁!
エロエロな不良っぷりに笑いました。
あと1〜2人、朝ドラのメンバーが出ていれば一層笑えたと思う〜。
鈴木亮平さんの乳や股間を揉んでるのは叶美香さんでした。
それだけでも、朝ドラファンには衝撃的なシーンなのですが。
美香さん自身の体も、相当イジられていてビックリ。
美香さんのボインを竹内力さんが揉む揉む。
こねる、こねる、うどんの生地みたいに!
ああ美香さんが心配。
だってプライド、ズッタズタ!
ああ竹内力さんなんかに!!(←竹内さんに失礼)
二度と映画には出てくれないかもよ。
鈴木亮平といえば「HK/変態仮面」(2013)ですね。
>不良にカラまれたらどうしよう。
>映画館で
大和田伸也が映画館で、後ろの席に座った若いバカップルがうるさいので
注意したら、いきなり男が履いていたゲタで後頭部をパッカーンと・・・。
(しかし映画館にゲタで来る奴とは・・・。)
コンビニ前で騒いでいた不良に注意したら殴られたりとか、
大和田伸也はそういうエピソードが多いです。
「うさぎドロップ」(2011)の主題歌PVで大和田伸也がロボットに扮して
不良を追っ払うシーンがあるのはこういったエピソードが元になっている
と思います。
(映像では不良たちを追っ払ってるのは本人の願望?)
by k_iga (2014-09-10 05:23)
k_igaさん。
うわ〜大和田さん大変でしたね。映画館のお客さんもコワイですね〜。注意したい気持ちも分かるのですが、今の時代、機嫌の悪い人は刺してきますからね。お互い気をつけましょう〜。
by のむら (2014-09-10 13:11)