「スプリング・ブレイカーズ」★★★ [映画日記]
不良の女子大生4人が、フロリダ旅行でハメを外すお話です。
女子キャストがな〜。
基本的にビキニ姿。
ビキニが制服みたいな。
もはやビキニが顔なんです!
寝るときもビキニ、宴会でもビキニ。
逮捕されてもビキニ、ブタ箱でもビキニ、裁判所でもビキニて!
顔を隠すために目だし帽をかぶっても、体はビキニ。
アンタ、目だし帽をかぶる前に、まずは服着たら!
何か羽織んな。
もしくは腰に手ぬぐいでも巻いときな。
そのままだとアンタ、男子の視線が股間に集中しちまうよ!!
…そんなふうにツッ込めるところが楽しかったです。
作風はミュージック・ビデオみたい。
極彩色に加工された映像に、ひたすら高揚感のある音楽が鳴っていてノリノリ。
なんかもう〜、お若いわな!
女子たちを演じているのは、セレーナ・ゴメスやヴァネッサ・ハジェンズ、「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソン等なのですが。
まー見事に全員、ヨゴレ芸を披露。
冒頭から、ヴァネッサ・ハジェンズがオチ●チン大好き宣言!
シモネタで選手宣誓〜!!
衝撃でした。
ああ、「ハイスクール・ミュージカル」で清純派だった、あの子がねぇ。
寂しいような。
うれしいような。(←うれしいんかい)
男子なら友達同士、「立ちション」でコミュニケーションをとるところも、今回は女子の横並びで、しゃがんで小便ジョロロロロ〜。
「座りション・コミュニケーション」ですよ!
ナイアガラの滝みたいで壮観!!
アッパレであった。
あんまり芸がヨゴレているし、ビキニに目は慣れるしで、さほどエロさは感じませんでした。
女子の「子供っぽさ」と「汚さ」は、よく表現されていたと思います。
過激ではありませんが、性的なシーンも少しありました。
そんなシーンで、アシュレイ・ベンソンは腰が引けてましたけど〜。
ヴァネッサ・ハジェンズは堂々としとる。
さすがアンタ、さんざん元カレのザック・エフロンに抱き尽くされ、燃えカスになった女だよ!
女優として…いや女として、立派に成長しておいででした。
そんな女子たちと知り合うキーパーソン。
危険な香りのするDJ役はジェームズ・フランコかい。
女子たちがフランコを囲むシーンは、大物男優とファンの交流を見てるみたい。
なごやかだけど、両者の間には見えない壁がある感じ。
演技なのか素なのか分からない、リアルなシーンでした。
ジェームズ・フランコの出演が、この作品を成功に導いているのは確かですが。
どうもフランコは、お歌や音楽は苦手ようで…。
苦手っつーか…。
てんでダメ!
歌声を聴いたときだけはテンションが下がりました。
音程が、亀の足取りみたいに不安定!
グランドピアノも弾いてる素振りでしたが。
動いているのは右手の指、1〜2本だったしね〜。
音楽シーン、たとえ吹き替えであっても、俳優さんの実力がわかるもんですよね。神童の成海璃子はすさまじい難曲を弾けるところまで練習した上で、プロの演奏をかぶせたそうなので、アッパレ!と思いながら見てました。
弾いている素振りで指1、2本って、昔のドラマとかではありましたけど、このごろの人たちはそれなりに格好つけるのうまいんだから、なんとかしてあげればよかったのにねぇ。よっぽど、てんでダメだったんでしょうね。(笑)
by ぽん (2013-06-19 05:40)
ああ、これ割と評判のようで観てみたかったんですけど、今ドキのファッション映画って感じでしたか~?見たとこ、フランコはCSIでホレイショにお説教されるタイプの男性役(例えが古くてすみません)みたいなんですけど。
ヴァネッサはザック後も順調にイケメン風の若手俳優とお付き合いしてるみたいですね。どうやら、少年風の華奢な男子がお好きみたい?今後好みが多少変化しないとヤバいかもしれませんねw。ザックは逆にあまり可愛くなくなって今後が心配かも…。
by とんび面 (2013-06-19 05:49)
ぽんさん。
成海璃子さんて根性あるんですね〜。ピアノ演奏シーンとか、お客さんて厳しく観るから手加減したらいけないと思います。上手にできたら、評判良くなりますからね。
今回のフランコ。とくに歌う必要性もなかったんだけど。なんで歌ったんだろう。歌いたかったのかな、無性に。
とんび面さん。
ファッション性はビキニオンリーでしたけど、映像や音楽に今どき感はありましたよ。あんまり中身はありませんでした。でも、中身がないところが、また今どきという感じです。
フランコだけでなく、女子も全員、ホレイショにお説教されるタイプでした。春休みの続きは刑務所で楽しむんだな、とホレイショに言われそうでしたよ。
by のむら (2013-06-19 09:49)