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「底知れぬ愛の闇」★★★ [映画日記]

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世間を騒がせていたビッグ・カップルの共演作品。
 
ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが出会った作品です。
 
抱かれ記念碑みたいな映画ですよ、石碑みたいな!
 
2020年に完成していた作品ですが、コロナで公開中止となり、2022年3月になって世界配信となりました。
日本ではamazonプライム・ビデオで再生可能です。
 
コロナでゴタゴタしている間に破局してしまったベン・アフレックとアナ・デ・アルマス。
これは、最初で最後の共演作といって良いでしょう。
 
そう思えばラブシーンなどはレアですね。
 
わたくしも、2人の勇姿を目に焼き付けましたよ、焼き印みたいに!
 
ジャンルはエロチック・スリラーです。
 
ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスは、子持ちの夫婦役として登場〜。
 
役の上でも抱かれ済んでる状態ですよ!
 
アナ・デの役は、人妻でありながら奔放。
男友達や元カレを、旦那や娘が住む自宅に招いてイチャイチャ。
 
夜中は自宅の居間で、ウイスキーだかブランデーだか、大人の酒を酌み交わすアナ・デと間男。
 
当然、間接照明ですよ!
 
旦那が嫉妬する様を見ては萌え、旦那にも色仕掛けを始める、という妖艶な嫁なのでした。
 
アナ・デのセクシー路線がフルスロットルです。
 
蛇口全開ですよ!
 
家事も子育てもこなしているようですが、「こういう女性が奥さんだと困る」というか。
 
落ち着かんわ、1日中!
 
疲弊すんの!!
 
鑑賞中は、妻に振り回されっぱなしのベン・アフレックに対して「なぜ離婚しない?!」と、ずっと心で問いかけてました。
魅力的な女性との結婚生活も大変だな〜、と思いました。
 
ベン・アフレック演じる夫は仕事をしておらず、貯蓄や財産で生活している様子。
 
ブラブラしてんの!
 
旦那の趣味は、なんと「かたつむりの飼育」ですよ。
 
でんでん虫を育ててんの、ベンベンが!
 
ときどき、でんでん虫に水をやるベン・アフレック。
飼育部屋の湿気がすごそう〜。
 
夫の心に、ねっとりとした粘り気を感じさせる設定になっていました。
 
そんなアナ・デの間男が次々を姿を消して、夫が殺人犯として疑われる、という展開です。
 
ハリウッド女優が、ひたすらセクシー演技を見せるという芸風。
犯罪の手順や証拠も雑で、「なんか古っ。1990年代テイストだな」と思ったら。
 
監督は「危険な情事」などの性巨匠エイドリアン・ラインで、2002年の「運命の女」以来、約20年ぶりに手がけた長編映画らしいです。
 
そう思えば、いかにも「スケベな白人のおじさん監督」が演出した、腰の入った「スケベ・ダンディズム」を感じました。
 
絶滅寸前の作風ですよ!
 
原作は「太陽がいっぱい」や「キャロル」などのパトリシア・ハイスミスさんが書いた小説とのこと。
だから、本編にはハイテク感が全くなかったんですね〜。
 
原作本が出版された1957年だと、確かに性的にセンセーショナルな内容〜。
 
なんともレトロな刺激作でした。
 
 
Deep Water: Now a major film starring Ben Affleck and Ana de Armas

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  • 出版社/メーカー: Virago Press Ltd
  • 発売日: 2015/05/07
  • メディア: ペーパーバック


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とんび面

あ、これ、派手に話題作りしてたからコロナで延期の賞狙い作品なのかと思ってました。
全く引っかからないで配信されてるのですね…
ナイブスアウトは賞に引っかかってたし、アナってアリシア・ヴィキャンデルみたいに押されてるのかと思ってましたけどそうでもないんですかね?;pp;;p
ノミネートされたらドルチェ&ガッバーナとかヴェルサーチの派手なドレスで来てくれそうなのに。
とりあえず観てみます。
by とんび面 (2022-04-02 19:16) 

のむら

とんび面さん。
はい、全く引っかからないで配信スルーです。確かにアナデって、推されてるんだか、推されてないんだか不明ですね〜。ベンアフレックに抱かれる前は、推されていた気がします。ベンアフレックに抱かれた後は、推される力が弱まった気がします。僕もアナデのドレスチェックしたいです!
by のむら (2022-04-02 21:44) 

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