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ウィル・スミス殿下、殿中でござる!2022年「アカデミー賞授賞式」が「忠臣蔵」に見えたビンタ騒動。 [映画写真日記]

2022年3月27日(現地時間)、「第94回アカデミー賞授賞式」が無事に開催されましたね。
わたくしは、ネット記事のみで情報を得ながら楽しみました〜。
 
まずは、すんごいハプニングに仰天。
 
壇上にて。
嫁を(ジョークで)侮辱したクリス・ロックを、カッとなったウィル・スミス殿下がビンタ。
ああ殿、殿中でござる!
殿中でござるぞ!!↓
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その後、ウィル・スミスが「ドリームプラン」での演技で主演男優賞に輝いて、バツの悪いスピーチ開始。
謝罪するウィル・スミス殿下でした。↓
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ビンタ事件は、本当にハプニングなのか、それとも脚本通りなのかは不明ですが。
ウィル・スミスにとっては、美しい授賞式にならない結果に。
 
入念に「賞取り」計画を進め、何年もかかって、ついにエンタメ界の天下を取ったのにねえぇ。
ウィル・スミスも人間だよねぇ。
こちらのお写真は、ブラッドリー・クーパーに慰められているっぽい場面。↓
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話題の日本映画「ドライブ・マイ・カー」は、無事に国際映画賞を受賞〜。
約半年続いた「マイカー・フィーバー」も、これで落ち着きそう。↓
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近年「多様性」を重視しているアカデミー賞ですが、2022年は、さらに「多様性」を一歩進めた結果に。
 
授賞式の序盤から、男性になったエリオット・ペイジ(元・エレン・ペイジ)が、出世作「JUNO/ジュノ」共演者と共にステージに登場。
「多様性」の象徴みたいな子が出てきて、「2022年アカデミー賞のテーマが見えた」と思いました。↓
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あらゆる受賞枠で、「個性の薄い白人男性」は排除されるか、目立たせない傾向に。
 
こちらのお写真は、主演男優賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチとアンドリュー・ガーフィールド。
とっても珍しいツーショットです。↓
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なんといっても、2022年アカデミー賞の顔は、3部門を受賞した「コーダ あいのうた」になりました。
耳が不自由な家族を世話する娘が、人生を選択する、というお話の映画。
そりゃまあ感動作ですけども、大作感のない、優しい配信映画(日本では劇場公開)が、作品賞まで受賞してしまうとは〜。
 
同作の演技で助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーさんは、ろう者の俳優として初受賞とのこと。
手話でスピーチする場面は、かなり印象深いものに。
こちらのお写真はトロイ・コッツァーさんと、プレゼンターのユン・ヨジョンさん。↓
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助演女優賞は、「ウエスト・サイド・ストーリー」での演技で、クィア公言のアリアナ・デボーズが。
監督賞は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」の女流監督ジェーン・カンピオンが。
「コーダ あいのうた」の女流監督シアン・ヘダーは、脚色賞を受賞してましたね。
 
とくに「多様性」とは関係ない受賞は、「タミー・フェイの瞳」で主演女優賞を受賞したジェシカ・チャステインですね。
主演女優賞は、「ブームやマーケティングに関係なく受賞する例」が時々あるんですよね〜。
こちらのお写真はジェシカ・チャステインと、プレゼンターのアンソニー・ホプキンスとのツーショット。↓
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その他の受賞については、こちらをご覧ください。↓
 
こちらはレッドカーペットでのお写真。
 
ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムは、夫婦そろってノミネート。
スペイン系の星ですね。↓
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こちらは、アカデミー賞「常連客」のニコール・キッドマンです。
ペネロペ・クルスもニコール・キッドマンも、昔は「トム・クルーズの女」だったんですよね〜。
その2人が肩を並べてノミネート席に座る、って、ハリウッドってスゴーイ。↓
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こちらは、主演女優賞が初ノミネートとなるクリステン・スチュワートと、婚約中のディラン・マイヤーです。
とてもアカデミー賞授賞式の写真と思えないモード感、ステキです。
クリステンのノミネートって、もしかして「LGBTQ枠」だったのかな。↓
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そんなクリステンとニコール・キッドマンは、かつて「パニックルーム」で共演予定だったとき(後にキッドマン降板、代役はジョディ・フォスターに)、脚本の読み合わせをした間柄。
授賞式会場で、久々のご対面だったのかも。↓
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こちらのお写真は、いつもオシャレなゼンデイヤちゃんです。↓
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いつもチャラ味のある服でやって来るティモシー・シャラメは、今年はこんな感じ。
もうちょっとで、フィギュアスケート選手みたいになりそう〜。↓
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ゼンデイヤちゃんとティモシー・シャラメが共演した「DUNE/デューン 砂の惑星」は、撮影賞、美術賞など、細々した賞を総ナメして、なんと最多6部門の受賞を達成。
周りから攻めたんですよ!
 
こちらは「パワー・オブ・ザ・ドッグ」で助演男優賞にノミネートされたコディ・スミット=マクフィーです。
個性派の若手男優として、今後のお衣装にも注目したいです。↓
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こちらはプレゼンターとして登場した「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でおなじみのシム・リウさんです。
派手にキメてきて、もうちょっとでNHK歌番組の司会者みたいになりそう〜。↓
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ぽん♪

こんなご時世のパーティ感溢れる画像、華やかで目の保養になりました!

キッ子様、空中浮揚みたいでフワフワしてそうですね!!
もう、違う世界の人!!(笑)

皆さん素敵でしたが、結果的に「透明感」に全部持ってかれちゃいました!(笑)

by ぽん♪ (2022-03-29 06:53) 

青山実花

ウィル・スミス、ビックリしましたね。
賛否あるとは思いますが、
ジェイダにとっては頼もしいパートナーだと
思いました。
クリス・ロックが白人でなくて良かったです。
今の世の中の風潮から、
別の問題の発展しそうですので。
by 青山実花 (2022-03-29 07:10) 

ちびまま

クリス・ロックは台本通りだと思いますよ。あの後も泣き言言わずキチンと仕事こなぢてて流石プロだと感心。
ペネロペ夫妻は両オチで正解でしたね。「コーダ」のお母さん役マーリー・マトリンが「愛は静けさの中で」でオスカー取った時、共演で恋に落ちて結婚したウィリアム・ハートが嫉妬に狂って離婚したのがもっぱらの噂。ハートの小さい奴と思いましたが(笑)まぁ亡くなって可哀想ではありますね。合掌
今年の女優さんたちのお衣装ってやたらと無駄に布地使ってませんでした?布地メーカーの陰謀?ジェシカの胸元はオスカー像意識したのかな。ちなみにジェシカの旦那さんはモンベルのオーナーで超大金持ち。自分で制作費出資してオスカー取って大儲け。セルフ・プロデュースも上手そうです。
映画が作品賞候補の割には常連のメリル・ストリープいませんでしたね。
by ちびまま (2022-03-29 15:53) 

のむら

ぽん♪さん。
キッ子の姿。ポケモンに、こういうのがいるんですよね〜。ついポケモンを思い出してしまうドレスでした。若手の衣装が奇抜すぎて、今回のキッ子は地味に見えてしまいましたね。

青山実花さん。
本当に相手が白人じゃなくて良かったですね。あと、グーじゃなくて、パーでハタいたのも幸いでした。世界的に暴力反対の空気の中、抗議の仕方を、時も場所も間違えてしまったと思います。そうですね、夫としては立派ですね。これなら、妻を姑から守ってくれそう〜。

ちびままさん。
言われてみれば、ジェシカは結婚後は自分のプロデュース映画に出演してますね。今回の受賞で、ハリウッドで独自のポジションを確立したと思います。資金の使い方が上手な子ですね。いろんなドレス、布が多めの服も多かったですね、モコモコさせて。コーダのお母さん役の人、ウィリアム・ハートに抱かれてたんですね!アカデミー会場で遺影と再会とは、縁がありますね〜。
by のむら (2022-03-29 19:06) 

とんび面

さすがウィル・スミス。
オスカーのイメージあまりなかったですけど、獲るからには話題作りをする。ティモシーやらゼンデイヤやらビリー・アイリッシュには負けん、みたいな石原さとみの始球式バリの迫力です。来年は視聴率爆上げかもしれませんね。
女性陣のドレスはちょっと地味かなーと思ったのですが、男性陣は少し派手になってますね。そうそう、私もずっとティモシャラってフィギュアスケーターみたい、と思ってたんですよw。ナンバーワンホストっぽくもあり、派手な服がお似合いになる顔ですね。コディは初々しい感じ。シムはオシャレなスーツもベテラン演歌歌手みたいに…(T_T)。
日本の映画も出てましたけど、全部ウィルに持ってかれた回でしたね。笑 
by とんび面 (2022-03-29 22:06) 

のむら

とんび面さん。
本当に今回のアカデミー賞はウィルスミスが全部持って行きましたね!わたくしも一晩、ウィルスミスのことを考えてしまいました。わたくしの心に住み着いた人になりました!ウィルスミスが暴れるとわかっていたら、視聴率も伸びたかもしれませんね。予告してほしかったですよね。ティモシャラは、黒地にラメ入りの衣装が似合いますね!昔でいえば、美川憲一さんが着てたような衣装が似合うアメリカ人男子ですね〜。
by のむら (2022-03-30 00:24) 

かつかつ☆

管理人さん、ご無沙汰してます(#^.^#)
せっかく日本映画が13年ぶりにオスカーに輝いたのにウィルのビンタ事件がずっと焼き付いて離れません・・・。

ティム君(シャラメ)確かにフィギュアスケート選手のようです。羽生結弦君みたい♡(うちの母が彼の熱狂的ファンで。ティム君もはまりそうな雰囲気です(;^_^A)

ペネちゃんとキッコさんは昔トムちんに抱かれてましたね(;^_^A
(下品な表現ですみません!)

今回の出席女優さんのドレスは胸元強調が多かったと思うのですが。(ってジェシカさんとキッコさんしか見てないですが(おいっ!))

by かつかつ☆ (2022-03-30 08:11) 

のむら

かつかつ☆さん。
そうなんですよね〜、日本映画の快挙が印象薄く、ウィルスミスのビンタだけが頭にこびりついて離れませんね。「今ごろウィルさん、どうしてるかな」なんて考えたりしています。シャラメには、フィギュア選手の役を演じてほしいですね!そしたら、お母さまもシャラメにハマれそう〜。
by のむら (2022-03-30 23:42) 

M

コディ・スミット=マクフィーって「モールス」に出ていた少年なんですね!大きくなって…。清水尋也さんに似ている~
by M (2022-03-30 23:44) 

のむら

Mさん。
そうなんですよ、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」記事で、他の方からいただいたコメントで清水尋也さんの名前が出て「似てる〜」と思いました!2人並んでほしいな〜。「モールス」なつかしい〜。あの頃から売れ続けている、って、なかなかすごい子ですよね。
by のむら (2022-03-30 23:53) 

まかれな

ウィルが平手で叩いたのは、脚本とか仕込みでは
なかったみたいですね。
あと、クリス・ロックはジェイダの病気を
知らなかったらしいです。
日本のバラエティとかドッキリだったら、
ああ言うの仕込んでも問題にならないですが、
オスカー授賞式では、そこまでやらないかと。

ウーピー・ゴールドバーグが「ウィル・スミスの過ちは
黒人コミュニティ全体を象徴してるわけじゃないから
一緒に語るな」と言ってたそうで、ウィルのせいで
「黒人は気に入らない事を言われたら、殴り返すだろ」
と言われたら困るんだろうな、と思います。
「だってウィル・スミスも殴ったじゃ〜ん」とか、
言われかねない。
by まかれな (2022-03-31 10:38) 

のむら

まかれなさん。
ウーピーによる人種問題への発展懸念、僕もそれを心配してました。黒人イメージは、少しくらいは悪くなった気がします。「だってウィル・スミスも殴ったじゃ〜ん」って言う若者、出てくると思う〜。
by のむら (2022-03-31 13:17) 

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