「グッド・ボーイズ」★★★ [映画日記]
好感度が満点の子役ジェイコブ・トレンブレイくんが、シモネタに挑戦!
卑猥な動きをするジェイコブくんに愕然…。
アンタもう汚れた子〜!
2019年に米国でヒットした、子どもが主人公のコメディですけども。
シモネタが満載で、大人客が楽しむタイプの子ども映画になっています。
製作はセス・ローゲンなんですね〜。
なるほど、きわどいテイストが大好きなセス・ローゲンらしい感じ〜。
やれやれ、しょうがないよね〜、あの人も。(←言い方)
メイン・キャラクターは、冴えない小学生6年生の男子3人組。
小6縛りの映画なんですよ!
ジェイコブくんを含むデコボコ3人組による、恋と友情と冒険の物語です。
要所で、彼らの自宅にあるアダルトグッズが出てきてアクセントになっています。
堂々とダッチワイフが置いてある一般家庭も、どうかと思いましたけども。
それらが性アイテムとも知らず、子どもたちが玩具として遊んじゃう、っていうお笑い!
ああ、大人のスタッフ罪深し!!
彼らは「性には目覚めていない」という点が「ボケ」として作用していました。
また、彼らには、パパとママが絶対的な政治であり、ことあるごとに「それはママが買ってくれた」「ママに聞いてみる」等のセリフも目立ちました。
子ども社会ですわな!
容器の蓋を、高校生は開けられるのに、小学生たちには固すぎて決して開けることができない、という人力・格差ネタも笑いました。
学校では、小学生でもスクールカーストが存在。
クールな番長みたいなカリスマ男児がいて、「おい、お前。ビールを一口飲んだらしいな。やるじゃねえか」みたいなことを、気取った口調で言っていて笑いました。
小学生にとって、憧れの大人アイテムが「ビール」っていう!
番長は、自宅で開くパーティも仕切っているし、小学生でありながら、学園生活で表現していることは、高校生や大学生と全く同じ。
セリフや観点が全て子どもバージョンになっているだけ、という脚色が面白いです。
声変わりや、性に目覚める寸前の小6時代に目をつけたところにセンスを感じました。
これは、毛の生えていない青春ドラマですよ!
この作品はヒットしましたが、続編は製作不可能。
もう男児3人組は、成長しちゃいましたので。
2021年の今ごろは性にも目覚めてる!
そんな点でも、刹那の輝きを感じる作品でした。
これ、劇場公開時に観ました。
最近アマゾンプライムで「グッド・ボーイズ」と「シャザム」を毎日オススメされてるのですが、私はそんなにお馬鹿なちびっこ好きだったんでしょうか…とやや困惑しております。
by こけし先輩 (2021-04-14 17:22)
こけし先輩さん。
「おバカなちびっこ好き」で良いと思います!たしかに「グッド・ボーイズ」と「シャザム」は、どことなくテイストが似てるような。アマゾンプライムのAIも、やりますね!次は、どんなちびっこ映画をススメてくるか楽しみですね。
by のむら (2021-04-14 22:59)