「ダーティー・コップ」★★★ [映画日記]
これ観たかったんだよね〜。
役者の顔合わせが変わってる。
珍しいコラボレーションなんですよ、珍コラ!
2016年の旧作なのですが、ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドが警官コンビ。
デコボコ・コンビですよ!
でっかいニコラス・ケイジと、永遠の少年イライジャ・ウッド。
「これ以上のデコボコ・コンビを見たことがない」と思うくらい、見た目からデコボコでした!
タイトルから察するに「不良警官が悪人を捕まえようとする、軽快なノリの映画かな。ビバリーヒルズ・コップとか、リーサル・ウエポンみたいな。(←古いです)」と思ったら全然違う〜。
360度違う〜!(←一周回って元に戻ってます)
ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドは、警官の同僚。
まさかの仲良し!
冴えない警官生活を送るコンビが、謎の人物が所有している巨大金庫を開けて一攫千金を狙う、という犯罪スリラーなんですね〜。
「悪徳もの」ですよ!
作風も相当なオフビートで、めちゃめちゃクールな空気が漂っていて、雰囲気も真っ暗〜。
陰気映画ですよ!
物語も、ほとんどがコンビ2人の会話だけで進行するという、「2人劇」ふう。
冷たく乾いた世界観の中で、ポップな存在はニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドだけ、という面白いバランスを持つ作品でした。
2人で犯罪を実行するうちに、警官の意識に変化が生じ、徐々に裏の顔が見えてくる、という点が見どころ。
ニコラス・ケイジもイライジャ・ウッドもプロ中のプロの役者さんなので、演技は上等でした。
確かに見た目はデコボコ・コンビでしたけども、意外と2人の相性は良いのかも〜。
実生活では2人とも親日家だしね!
イライジャ・ウッドはB'zが好きだし。
ニコラス・ケイジはアジア人女性を抱いてるしね!(←話がそれてきてます)
物語のクライマックスは、「金庫の中身は何なのか?2人はリッチになれるのか?」という感じで観客の興味を引き、まあまあそこそこ盛り上がるのですが。
鑑賞中は、基本的に「あんまり面白くない」という印象になるのが、もったいない。
これで面白ければ最高の映画なのですが、上手くいかないものですね。
イライジャ・ウッドは、撮影当時の年齢は30半ばのはずですが。
普通に20〜22歳くらいに見えるから、スゴイです。
冒頭では、イライジャ・ウッドが女性を抱いていてビックリ!
「何やってんだい、子どもが!」と、思わず叱りつけたくなりました。
よく見ると、抱いているんだか、抱かれているんだか分からないアングルでしたけども。
どっちにしろ、性的な場面では使いづらい人材だと思いました。
抱いても抱かれても変態臭が出てしまうんで!
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