「ハッピー・デス・デイ 2U」★★★☆ [映画日記]
主人公は、殺されるたびに当日の朝に戻ってしまうブロンド女子大生。
あさ子ちゃんですよ!(←日本名)
そんな「カレッジ・ホラー」の第2弾をamazonプライム・ビデオで再生して観ましたところ。
相変わらず、めちゃめちゃオモローイ。
今回はホラー要素よりも、タイムループという題材を多めに生かして、広げて、まとめて…。
まるで、菌を生かして練って、丸めて焼いた「お高い食パン」みたいな立派な出来栄え〜!
ちょっと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを思わせる、明るくてハチャメチャな広げ方。
1作目がヒットしたから、2作目では一層のメジャー感を出してきた感じです。
売れる気でいますよ、色気を出してんの!
1作目の出演者も、ほぼ全員が続投。
「カネづるは離さない」という身構えですよ!
冒頭から、1作目でチョイ役だったアジア男子ライアンが、殺人鬼に狙われるタイムループに陥ってます。
今度はアジアなんですよ!
まずはライアンが主役扱い、1作目で主人公だった女子大生ツリーは、事情を知ってる先輩的な役として登場。
キャラクターのジョブチェンジが楽しくて、ニヤニヤしてしまいました。
しかし、アジア男子のライアンが逃げ回っても、いまひとつ危機感が薄いというか〜。
萌えないというか〜。
「やっぱりアジア男子じゃダメなんじゃないか、アイツに主役は無理なんじゃないか」と思った直後に女子大生ツリーがセンター復帰。
降ろされたんですよ、アジアは!
金髪美女のツリーが主役として逃げ回り出してから、「よし、これこそデス・デイ」と思わせる楽しさが全開になりました。
1作目では、ホラー形態の中で「若者が失敗を反省して、何度も立ち上がり成長していく」というドラマ性が魅力でしたけども。
今回の2作目では、ホラー形態の中で「若者が過去を乗り越え、現実を生き抜いて成長していく」というドラマが描かれていました。
過去を捨て去る、断捨離ホラーなんですよ!
こんなジャンルなのに、人間ドラマの盛り込み方が上手いな〜と思いました。
1作目では、ツリーのお母さんはチラッとしか姿を見せませんでしたけども。
2作目では出番が増量。
お母さん役を演じているのはB級女優さんですけども。
急に撮影現場に呼ばれたB級女優さんは、出番も増やされて、演技力が追いついてない状況。
観ながら、「お母さん役、一杯一杯だよね」と思いました。
むしろ、お母さん役の演技力にスリルを感じてました!
3作目も作る気マンマンの幕切れでしたけども。
本国で2作目が大コケで、続編製作が流れたわい。
パーですよ!
こんなにオモロいのに、コケたなんて残念無念〜。
ツリー役のジェシカ・ロースも2020年で33歳になっちゃったしな〜。
ジェシカ・ロースってお名前、聞いてるとロース肉を食べたくなるお名前ですけどもね〜。
いつかまた、同じキャストで復活してほしいシリーズです。
主演のジェシカ・ロースが「40歳の現役女子大生」という設定でも、何でもかまいませんから〜!
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