「アンダーウォーター」★★★ [映画日記]
観たかった映画を「ディズニー+」で発見〜。
米国で2020年に公開されたものの、日本では劇場未公開になってしまった海洋ホラー作品です。
水深1万メートル級の深海に建つ研究基地を舞台に、まずは主人公でエンジニア役のクリステン・スチュワートが登場〜。
今回のクリステンは、ブロンド坊主。
少年っぽさで攻め込んでんの!
アップになると、ホントにキレイな顔のクリステン。
坊主頭の形も美しいですわな〜、頭蓋骨の形も!
クリステン演じるノラは、パソコンとかメカに強い設定のITガール!!
クリステンの芸風って、モジモジする「モジモジ芸」じゃないですか〜。
勝手に醸し出してくるじゃないですか〜、人見知り感。
内気に見えんの、陰気に!
だから、お部屋にこもってお仕事をするエンジニア役にハマりが良い〜。
打ち出してました、「インドア派」の魅力〜!
そんなノラと仲間数人が、基地内に閉じ込められてサバイバルするうちに、未知の海洋生物に襲われる、という展開です。
研究基地内は、セットや小道具が近未来っぽくて、感触は宇宙船。
潜水服もSFっぽいデザインで、まるで宇宙服。
海中場面も宇宙空間っぽさが全開で、これは明らかにSFモンスター映画がモチーフですね。
お見立てなすってるんですよ!
クリステン演じるノラは、タンクトップか下着姿で基地内を走り回ったりして、なんとなく「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーふう。
クリーチャーデザインも、「エイリアン」シリーズのC・W・ニコル、じゃなくてH・R・ギーガーふう。
監督さんは絶対に「エイリアン」がしゅきーっ!…と思いながら本編を観てました。
こういう映画ですと、「残りの酸素量10%」みたいな、酸素サスペンス場面がお約束ですけども。
今作でも、「残りの酸素量」で観客を息苦しくさせてくれました。
あと、水深が上下するたびに水圧が変わるので「大きな圧力も怖い」という場面が活きてました。
油断すると人間が圧縮されちゃうんですよ、袋の中で圧縮された布団みたいに!
潜水服のヘルメットが、ちょっと回しただけですぐ脱げてるんですけど、海中で脱げてしまわないか心配〜。
うちのジャム瓶の蓋の方が、よっぽど固く閉まってると思う〜!
作品は海洋生物が怖いし、海底場面もリアルに見えて良い感じでした。
低予算映画だと思いますが、高見え〜!
100円に見えない100円グッズみたいな映画〜!!
米国での評判はソコソコでしたが、わたくしは気に入りました。
「エイリアン」シリーズは、怪物と戦う場面がエキサイティングじゃないですか〜。
ホットじゃないですか〜!
それと比べると、今作での戦う場面はクールで冷めてましたね。
冷戦って感じでした、お水の中だけに。