「アクアマン/失われた王国」★★★ [映画日記]
DC系・海洋ヒーロー映画「アクアマン」(2018年)の続編ですよ。
本編を観たばかりの時は「出来は普通だよね」と思いましたけども。
「4DX」鑑賞が好評で「なるほど」と思う。
わたくしが鑑賞したのは通常上映・通常料金版でしたから、貧乏席!
動画ファイル流しっぱなしの、素上映でしたから!!
劇中では、水中、ジャングル、砂漠などを舞台に、主人公が走り回ったり、敵と戦ったり。
かなりのアトラクション感ですね。
これは、遊園地映画ですよ!
お子様客とか、「4DX」鑑賞だと、かなり喜びそうな作品です。
とくに水中アクション場面は、無重力感ある全方向性の激しい動きがあり、本作での最大の特徴となっていると思います。
出てくるメカも海洋生物を模したデザインになっていて楽しかったです。
もう1つの特徴は、主人公で海洋ヒーローのアクアマンに妻子が出来た。
所帯持ちですよ!
海底では帝国の王として、陸の家では1人の父親として、赤子にションベン引っ掛けられるアクアマン!!
マイホーム・ヒーローという新ジャンルを作り上げていました。
自動的に、物語も、海洋ヒーロー映画でありながら「ファミリー・ドラマ型」に。
アクアマンと妻子、実父母、義父、そして腹違いの弟が一丸となって、悪と戦う展開に。
「親戚が集まった法事」みたいなキャラクター相関図ですよ!
とくにアクアマンと腹違いの弟が、反発しながらも絆を深める場面が目立っていて「まるでマイティ・ソーとロキだよね」と思いました。(←禁句)
アクアマンの家族以外、味方のキャラクターは、ほとんど出てこないのですが。
今さらですが、ちょいちょい顔を出してくるドルフ・ラングレンて何の役?と思ったら。
アクアマンの妻メラの実父役だったんですね〜、今さら気づきました。
そしてアクアマンの実父を演じているテムエラ・モリソンて、「スター・ウォーズ」シリーズでボバ・フェット役を演じている人だったんですね、これも今さら気づきました。
わたくし的に最大の見どころとなったのは、アクアマンの実母役を演じたキッ子の存在ですよ。(←ニコール・キッドマン)
テカテカした素材のバカみたいな全身スーツに身を包み、バカみたいなサメ型・水中バイクにまたがって海中を爆走するキッ子がバカ・カッコいい〜。
サメ型・水中バイクを乗り捨てたと思ったら、バカみたいな巨大メカと体ひとつで大乱闘するキッ子。
巨大メカと、取っ組み合いですよ!
アラ還の女性とは思えぬ、アクティブな活躍〜。
ドラマ・パートでは、かつて自分を抱いた男の身を案じる演技が熱いキッ子。
キッ子が産んだ子の役がジェイソン・モモアとパトリック・ウィルソンというのも、ハチャメチャで面白いです。
こんな映画でも魅力を放つキッ子に惚れ直しました。
Aquaman and the Lost Kingdom (Original Soundtrack)
- アーティスト: Rupert Gregson-Williams
- 出版社/メーカー: Watertower Music
- 発売日: 2023/12/22
- メディア: CD
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