「SING/シング:ネクストステージ」★★★ [映画日記]
イルミネーション制作のミュージカル・アニメ・シリーズ第2弾を、amazonプライム・ビデオで発見〜。
シリーズ前作は、ファミリー層に向けて、家族ドラマが組み込まれてましたけども。
なんかもう、そういうことはやめたみたい。
臭い芝居はいらないとご判断!
ドラマ性を重視しない、楽しいだけの分かりやすい作風にチェンジしてますね。
劇中で、引きこもっていたロック・スターが、なぜ再び表舞台に出ようと思ったのかも、よく分かりませんでしたけども。
そんな、細かいことも、どうでもいいのでしょう。
チームが一丸となって1つのミュージカル・ショーを完成させようとする、テンション高めの制作系・サクセス・ストーリーになっていました。
ショーの演出は、ステージ設計からライティングまで派手な感じで、さすがアメリカ製だと思いました。
娯楽の王国ですから、あすこのお国は!
アニメのキャラとして、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートンが、上手に歌っているのが特徴のシリーズ。
「歌うま芸能人」の歌合戦という趣向ですよ!
今回も、引き続き、お上手なお歌に聴き惚れました。
それに加えて、スペシャル・ゲストの大物アーティスト、ボノさんがライオン役としてクライマックスを担当する、ということで。
大トリの福山雅治さん登場をワクワクして待つ、紅白歌合戦のような映画になっていますね。
今作は、日本語吹き替え版で鑑賞したわたくし。(←ボノさんの歌は聴かんのかい!)
ボノさんを日本語版で吹き替えているのは、まさかの稲葉浩志さんなんですよね〜。
これは、めちゃめちゃ貴重なキャスティングなのではないでしょうか。
後にも先にも、稲葉さんが声優を務めるアニメ映画なんて無いですよ、だってビーズですよ、ウルトラソウルですから!
演技パートは、まあまあの稲葉さんですが。
お歌のパートは、さすがに聴かせますね。
見せ場では興奮して、涙が出そうになりましたけども。
稲葉さんの歌パートは、なんか短くて腹八分目。
満腹にしてほしかったです、バイキング形式の食事をした時みたいに!
2時間ぶっ通しで、稲葉さんが歌ってもいいんじゃないの〜?(←ビーズのCDを聴けばいいですか?CD=死語)
わずかですが、稲葉さんと長澤まさみさんのデュエット部分もあり、これまたレアすぎる組み合わせ。
その他、MISIAさんとか、豪華なレギュラー声優もよく歌っているし。
原語版で歌った人を含めて、一体どれだけのギャラが支払われているのか気になりました。(←いやらしい)
起用された大物歌手は、セリフを言うだけでなく、歌まで歌うのですから。
ギャラも何割か上乗せですよね。
何%くらい上乗せでしょう、20ですか?30ですか?(←しつこい)
これは、大ヒットしないと採算が取れないから、続けるのは大変なシリーズだと思いました。
今作「ネクスト・ステージ」が「ラスト・ステージ」にならないことを祈ります。
SING/シング:ネクストステージ ブルーレイ+DVD [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2022/07/27
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